[東京 8日 ロイター] - <12:50> 後場入り後は強もちあい、米株先物の軟化が上値圧迫要因に 後場に入ってからの日経平均は強もちあい。2万8200円前後の水準で推移してい る。時間外取引で米株先物が徐々に軟化しており、これが上値を圧迫するとの見方も出て いた。それに呼応する形で、東京エレクトロンなど半導体関連株などグロース株 の一角が値を消している。 市場では「テクニカル面で警戒感が生じ始めており、調整がほしいところだが、物色 意欲が強く、強い基調が続いている」(国内証券)との声が聞かれた。 <11:40> 前場の日経平均は続伸、円安で輸出株物色 2万8000円固めの動き 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比264円97銭高の2万8208円9 2銭と続伸した。ドル高/円安が進んだことで輸出関連株を中心に物色され、前日までの 好地合いを維持した。これまで上値の節目として意識されていた2万8000円を固める 動きとなっている。 前日の米国株式市場の上昇を受け、日本株は買い優勢でスタート。テクニカル面では 改善が目立っており強気ムードに傾斜、時間外取引で米株先物が小動きになっている中で 、日経平均は上値追いの展開となった。 環境面では、参議院選挙が接近し政策に対する期待が高まるところで、とりわけリオ ープン(経済再開)銘柄に関心が集まっている。また、中国では制限緩和から経済の正常 化が期待できるようになり、過度な懸念が後退していることも日本株の上昇を支える要因 になっているという。 ただ「日経平均と25日移動平均線のかい離率が7日に4%前後となるなど、徐々に 過熱感が生じてきた」(野村証券・ストラテジストの澤田麻希氏)と、当面の上値に対し て慎重な見方も出ている。 TOPIXは1.07%高で午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆 5014億2400万円。東証33業種では、鉱業、不動産などを中心に29業種が上昇 した。個別では、円安が好感されトヨタ自動車をはじめ輸出関連の主力銘柄に上 昇するものが目立つ。INPEX、日揮ホールディングスなど資源関連 株も堅調だが、日本郵船など海運株はさえない。 プライム市場の騰落数は、値上がり1469銘柄(79%)に対し、値下がりが30 9銘柄(16%)、変わらずが59銘柄(3%)だった。 <11:10> 日経平均は上値追い、米株離れ、買い材料は国内政策期待 日経平均は上値追いの展開。午前11時10分にきょうの高値を付けた後も強い基調 を保っている。時間外取引では米株先物が小安くなっており、米国株離れが指摘される一 方で、選挙接近による国内政策期待が買い材料になっているという。 市場では「このところ寄り付き後に値を消した後、盛り返すような形で上値を追うパ ターンが常態化している。国内の実需勢が買いに動いているのではないか」(国内証券) との声が聞かれた。 <10:20> 日経平均は250円超高、テクニカル面では過熱感との声も 日経平均は前営業日比250円超高い2万8200円付近でしっかり。テクニカル面 では過熱感も生じているとの声も聞かれる。国内証券の関係者は「地合いは改善されてい るものの、買い一巡後は伸び悩みそうだ」(国内証券)と話す。 外為市場では円安基調が継続しており、足元のドル/円は133円台。東証33業種 では、鉱業、不動産業、機械、卸売業などの29業種が値上がり、銀行業、海運業などの 4業種が値下がりとなっている。円安基調や原油先物価格の上昇に加え、経済再開(リオ ープン)を期待した物色が広がっている。 <09:14> 寄り付きの日経平均は続伸、米株高を好感 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比156円31銭高の2万8100 円26銭と4日続伸した。米国株式市場の上昇の流れを引き継いで買いが優勢となり、そ の後200円超高まで上値を伸ばしている。 TOPIXは3日続伸し同0.80%超高の1960ポイント前半。東証33業種で は、鉱業、不動産業、機械、卸売業、建設業などの30業種が値上がり、保険業、銀行業 、海運業の3業種が値下がりとなっている。 <08:22> 寄り前の板状況、アズワンが買い優勢 IRJ HDは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気 売気 終値 率 配 配 配 1 アズワン 17% 6,900 6,900 6,900 5,900 2 デンヨー 14% 1,800 1,799 1,800 1,582 3 クミアイ化学工業 13% 1,201 1,200 1,201 1,060 4 ケーズHLDG 13% 1,460 1,459 1,460 1,291 5 シンプレクス・HLDG 12% 2,135 2,135 2,135 1,905 6 ネクソン 7% 3,405 3,405 3,405 3,170 7 カカクコム 7% 2,550 2,549 2,550 2,390 8 パーソルHLDG 7% 2,700 2,699 2,700 2,532 9 東邦HLDG 6% 2,100 2,099 2,100 1,975 10 HOYA 6% 14,498 14,49 14,50 13,71 5 0 0 売り優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気 売気 終値 率 配 配 配 1 アイ・アールジャパンHLDG <6035.T -17% 2,370 2,370 2,370 2,870 > 2 ピアラ -13% 651 650 651 751 3 大塚商会 -7% 3,710 3,710 3,710 4,005 4 プレステージ・インターナショナ <4290 -7% 602 602 602 649 .T> 5 日本信号 -6% 868 868 868 925 6 TOYO TIRE -6% 1,716 1,715 1,716 1,828 7 ODKソリューションズ -5% 544 543 544 573 8 富山第一銀行 -5% 373 373 373 392 9 T&D HLDG -5% 1,501 1,500 1,501 1,576 10 ダブル・スコープ -5% 1,426 1,425 1,426 1,497 (
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