[東京 10日 ロイター] -
<11:00> 日経平均は安値もみあい、値がさ株が軒並み下落
日経平均は安値もみあいとなっている。足元の株価は400円ほど安い2万7800円台半ば。きょうは米消費者物価指数(CPI)の発表を控えているため、警戒ムードが強いという。個別では、ファーストリテイリング、東京エレクトロンなどの指数寄与度の高い銘柄が2%を超す下落となっている。
市場では「CPIの結果を受けた米株安が警戒されている。ただ、循環物色の流れは継続しており、きょうはインバウンドやアフターコロナなどテーマ株が強い」(国内証券)との声が聞かれる。
東証プライム市場の値上がり率上位銘柄では、藤田観光、ラウンドワン、北の達人コーポレーション、くら寿司などが並んでいる。
<10:14> 日経平均は一時400円超安、欧米の金融引き締めへの警戒くすぶる
日経平均は安値もみあいとなっている。一時400円超安に下落した後も、戻りは鈍い。ファーストリテイリング、東京エレクトロン、ソフトバンクグループといった指数寄与度の大きい銘柄の下落が重しになっている。
市場では、欧米での金融引き締めへの警戒感がくすぶっている。きょうは米消費者物価指数(CPI)の発表を控えているほか、来週には連邦公開市場委員会(FOMC)が開催予定で「日本市場でも警戒心が高まりそうだ」(国内証券)との声が聞かれる。
ECBは9日の理事会で、量的緩和措置である資産購入プログラム(APP)を7月1日に終了すると表明するとともに、7月から利上げを開始する方針を示した。インフレが鎮静化しなければ、9月の大幅な利上げを行うことも示唆した。
<09:05> 日経平均は反落スタート、欧米株安が重し
寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比250円18銭安の2万7996円35銭と、反落してスタートした。前日の欧米株安を嫌気する形となっている。
トヨタ自動車やソニーグループといった主力株は、軟調な銘柄が目立つ。東京エレクトロンなど半導体製造装置関連株も、総じてマイナスとなっている。
指数寄与度の大きいファーストリテイリング、ソフトバンクグループもさえない。
日経平均のSQ(特別清算指数)は、市場推計で2万8122円81銭となった。
<08:30> 寄り前の板状況、日本電産やレーザーテックは売り優勢
日経平均を構成しない主要企業の寄り前の板状況は、日本電産、東芝、HOYA、豊田自動織機がそれぞれ売り優勢となっている。
半導体関連では、ルネサスエレクトロニクス、レーザーテックが売り優勢。
ZOZO、ユニ・チャームは売り優勢、オリエンタルランド、メルカリは売り買い拮抗。ゆうちょ銀行は買い優勢となっている。
東証プライム市場出来高上位50銘柄
東証プライム市場値上がり率上位50銘柄
東証プライム市場値下がり率上位50銘柄
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