[東京 15日 ロイター] - <16:15> 日経平均・日足は「小陰線」、雲下抜け トレンドラインの攻防に 日経平均・日足は「小陰線」となった。終値は前営業日比303円70銭安の2万6 326円16銭。上下のヒゲはごく短く、売り方優勢がうかがえる。前日に続き、25日 移動平均線(2万7065円65銭=15日)など主な移動平均線をすべて下回った。 日足・一目均衡表の雲(下限:2万6510円28銭=同)を下抜け、前日安値(2 万6357円90銭)も下回っており、地合いは弱い。目先は、3月9日、5月12日の 両安値を結んだトレンドライン(2万6200円付近=同)を維持できるかが焦点となる 。 <15:35> 新興株市場はマザーズが反落、米FOMC警戒感で軟調 新興株式市場は、マザーズ総合が前営業日比1.52%安の644.84ポイントと 反落した。日本時間の明日未明に結果が公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)を 前に「イベントへの警戒感で、新興株市場でも積極的な売買は手控えられたようだ」(国 内証券)との声が聞かれた。 個別では、ANYCOLOR、ENECHANGE、ビジョナル<4 194.T>などが上昇。一方、プレミアアンチエイジング、Mマート、co lyは下落した。 <14:15> 後場の日経平均は日中安値圏、FOMC控え警戒感強まる 後場の日経平均は、前営業日比270円安の2万6300円台半ばで推移している。 日中安値を更新し、軟調な展開が続いている。市場では、日本時間の明日未明に公表され る米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、「(イベントへの)警戒感で手掛けにくさ が意識されている」(国内証券)との声が聞かれた。 明日のFOMCでは、75ベーシスポイント(bp)の利上げが織り込まれているが 、「市場の想定通り75bp利上げが公表されれば、マーケットへのショックはそこまで 大きくないのではないか」(同)との見方も示された。 <13:00> 後場の日経平均は安値圏、日中安値を更新 後場の日経平均は200円超安の2万6400円台前半と安値圏でもみあい。一時、 224円15銭安の2万6405円71銭で日中安値を更新した。米連邦公開市場委員会 (FOMC)結果待ちで一段と見極めムードが強まっている。 市場では「景気減速懸念もくすぶる。米株の明確な底打ちサインが見られるまでは動 きづらい」(国内証券)との声が聞かれる。 午後1時現在の東証プライム市場の売買代金は1兆5463億3300万円。東証3 3業種では、 鉱業、石油・石炭製品、精密機器、電気・ガス業などの24業種が値下が り、値上がりはパルプ・紙、証券業、銀行業などの9業種となっている。 <11:45> 前場の日経平均は続落、FOMC前で慎重な動き 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比194円85銭安の2万6435円0 1銭と、4日続落して取引を終えた。中国経済指標を受けたアジア株上昇などは下値を支 えたものの、「FOMC前で身動きが取れない」(国内証券)として買い意欲は乏しかっ た。 FOMCまで戻りの鈍さが目立った米市場の流れを受け、日経平均は小幅続落しで寄 り付いた後、プラス圏に浮上したものの再びマイナスに沈むなど方向感を欠いた。堅調な アジア株なども積極的な買い材料にはならず、FOMC前で「個人投資家によるテーマ株 や材料株の物色が中心となり、大きな動きにはなりづらい」(同)との声が聞かれた。 TOPIXは5日続落し0.72%安の1865.00ポイントで午前の取引を終了 。東証プライム市場の売買代金は1兆3244億7100万円だった。東証33業種では 、鉱業、石油・石炭製品、精密機器、機械などの24業種が値下がり、値上がりはパルプ ・紙、証券業、海運業などの9業種だった。 個別では、東京エレクトロン、ダイキン工業、リクルートホール ディングス、コナミホールディングスなどが軟調。半面、ファースト リテイリング、ソフトバンクグループは上昇した。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが482銘柄(26%)、値下がりは128 2銘柄(69%)、変わらずは74銘柄(4%)だった。 <11:05> 日経平均は下げ止まり、アジア株がしっかり 日経平均は下げ止まり、前営業日比150円超安の2万6400円台後半を推移して いる。アジア株のしっかりとした値動きが下値を支えている。個別では、指数寄与度の高 いファーストリテイリングやソフトバンクグループがプラス転換し、日 経平均を約30円押し上げている。 市場では「米連邦公開市場委員会(FOMC)結果待ちで様子見ムードが強いが、最 近は売られ過ぎな側面もある。2万6500円割れしたら押し目買いが入りやすい」(国 内証券)との声が聞かれた。 <10:05> 日経平均は下値模索、前日安値を意識 引き続き見送り商状 日経平均は下値模索の展開。一時前日比で200円を超す下げとなった。テクニカル 面では、前日の立ち会い時間中に付けた安値2万6357円90銭を維持できるか否かが 注目されている。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、引き続き見送り商状となっ ており、全体的に動きが鈍い。 市場では「3月9日、5月12日の両安値を結んだ延長線上の下値支持線近辺で、前 日は下げ止まっただけに、きょうもそこで止まるかどうかが重要。割り込むとトレンドラ インをブレークする形になり、調整長期化の恐れが出てくる」(国内証券)との声も聞か れた。 <09:05> 日経平均は小幅続落、FOMC控えて模様眺め気分が支配 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比4円18銭安の2万6625円6 8銭と、小幅続落してスタート。寄り付いた後は一時的にプラスとなったものの、その後 は下値を探る動きとなっている。時間外取引で米株先物は堅調だが、材料にしている様子 は感じられない。 市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えているため、その結果を見極め たいとのムードとなっており、模様眺め気分が支配している状況だ。物色面では主力銘柄 が高安まちまちとなっている。 <08:20> 寄り前の板状況、山陽特殊鋼は買い優勢 MSOLは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気配 売気配 終値 率 配 1 山陽特殊製鋼 25% 2,502 2,502 2,502 2,002 2 関西ペイント 24% 2,049 2,048 2,049 1,649 3 日本工営 21% 3,975 3,975 3,975 3,275 4 ベネフィットジャパン 21% 2,284 2,284 2,284 1,884 5 太平洋工業 21% 1,250 1,249 1,250 1,034 6 プロレド・パートナーズ 19% 632 632 632 532 7 トレジャー・ファクトリー <3093.T 18% 1,294 1,294 1,294 1,092 > 8 理研計器 17% 4,498 4,495 4,500 3,850 9 TOTO 16% 4,970 4,970 4,970 4,270 10 高島 16% 2,845 2,844 2,845 2,460 売り優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気配 売気配 終値 率 配 1 マネジメントソリューションズ <70 -22% 2,516 2,515 2,516 3,215 33.T> 2 クリナップ -18% 464 463 464 563 3 TOKYO BASE -10% 301 300 301 335 4 Link―U -8% 596 595 596 650 5 OATアグリオ -7% 1,662 1,661 1,662 1,791 6 テイクアンドギヴ・ニーズ <4331.T -7% 1,431 1,430 1,431 1,538 > 7 エンシュウ -7% 811 810 811 869 8 ヨータイ -6% 1,322 1,321 1,322 1,408 9 パーク24 -6% 1,915 1,914 1,915 2,038 10 ODKソリューションズ -6% 551 550 551 583 (
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