[東京 20日 ロイター] - <11:03> 日経平均は下げ幅拡大、世界経済先行き懸念が引き続き重しに 日経平均は下げ幅を拡大し、前営業日比約350円安の2万5600円近辺で推移し ている。各国が利上げに踏み切る中、マーケットには世界経済の先行き懸念が広がってお り、市場では「ファンダメンタルズ的に状況は良くなく、先週の強烈な株価下落の余韻が まだ残っている。相場が落ち着きを取り戻すには、もうしばらく時間がかかりそうだ」( 国内証券)との声が聞かれた。 東京エレクトロンなどの値がさ株が軟調で日経平均を100円ほど押し下げ ているほか、原油価格の大幅下落を受けて石油関連株もさえない。 <10:05> 日経平均はマイナス圏に、景気敏感株などが売り優勢に 日経平均はマイナス圏に沈んでいる。朝方は自律的に切り返して始まったものの、買 い一巡後は下値を模索する動きに転じている。時間外取引で米株先物は堅調に推移してい るが、今晩の米株市場は休場となるため、様子見気分が広がっているという。 物色面では、ファナックなどの景気敏感株、東京エレクトロンなど の半導体関連株が売り優勢。市場では「米国はじめ主要国の金融引き締めにより、金利に 先高感がある。そのため、景気後退が引き続き懸念され、物色面もそれを映しているよう だ」(野村証券・ストラテジストの澤田麻希氏)との声が聞かれた。 <09:05> 日経平均は反発、急な下げからの反動も 輸出株がしっかり 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比193円62銭高の2万6156 円62銭と、反発してスタート。これまでの下げが急だったことに対して行き過ぎとの見 方もあり、その反動から自律的な切り返しになっているという。 物色面では、外為市場で一時再びドル高/円安に振れたことで、トヨタ自動車<7203. T>など主力の輸出関連株にしっかりした銘柄が目立つ。一方、原油先物価格の大幅下落を 受けてINPEXなどエネルギー関連株がさえない。 <08:20> 寄り前の板状況、四国化成は買い優勢 インテリWは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気配 売気配 終値 率 配 1 四国化成工業 24% 1,531 1,531 1,531 1,231 2 モリタHLDG 24% 1,549 1,549 1,549 1,249 3 福山通運 23% 3,710 3,710 3,710 3,020 4 伊藤忠テクノソリューションズ <473 22% 3,823 3,820 3,825 3,125 9.T> 5 野村不動産HLDG 22% 3,860 3,860 3,860 3,160 6 ソフトクリエイトHLDG 20% 4,193 4,190 4,195 3,495 7 パラマウントベッドHLDG <7817. 20% 2,400 2,399 2,400 2,007 T> 8 日本取引所グループ 19% 2,458 2,458 2,458 2,066 9 新光商事 18% 1,007 1,007 1,007 857 10 山形銀行 17% 1,010 1,009 1,010 866 売り優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気配 売気配 終値 率 配 1 インテリジェント ウェイブ <4847. -11% 790 789 790 883 T> 2 ベース -9% 5,005 5,000 5,010 5,500 3 リログループ -9% 1,800 1,800 1,800 1,971 4 シップヘルスケアHLDG -8% 2,151 2,150 2,151 2,350 5 C&FロジHLDG -8% 919 918 919 993 6 フジ・コーポレーション -7% 1,104 1,103 1,104 1,183 7 三櫻工業 -6% 602 601 602 642 8 日揮HLDG -6% 1,721 1,720 1,721 1,824 9 岩崎電気 -5% 2,462 2,462 2,462 2,603 10 JCU -5% 3,023 3,020 3,025 3,195 (
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