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日経平均、午前は大幅反発、欧州株高が支援

[東京 21日 ロイター] - 21日午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比453円93銭高の2万6225円15銭と大幅に反発した。欧州株高を支えに、自律反発を期待した買いが先行した。その後も、米株先物が堅調に推移する中、徐々に上値を伸ばした。東証の全33業種が上昇した。

21日午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比453円93銭高の2万6225円15銭と大幅に反発した。写真は2020年10月、東京証券取引所で撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

日経平均は、前日の欧州市場での株高の流れを引き継いで反発してスタート。景気敏感株を中心に幅広い銘柄が買い戻され、寄り付きから心理的節目2万6000円を回復した。

その後も前引けにかけて上値を伸ばし、一時494円13銭高の2万6265円35銭を付けた。時間外取引の米株先物が堅調な動きとなり、投資家心理を支援した。

東証33業種のすべてが値上がりし、上昇率上位には鉱業や空運業、石油・石炭製品、保険業、不動産業などが並んだ。

日経平均は10日からの下落局面で2000円超値下がりしており、自律反発を期待した買いが先行した。25日移動平均線からの乖離率が前日にマイナス4.7%となり「目安とされるマイナス5%に接近し、短期的な売られすぎが意識されやすい」(国内証券)との声もあった。

米欧の金融引き締めによる世界景気後退への警戒感は引き続きくすぶっているが「過度な織り込みは、一巡したのではないか」(りそなアセットマネジメントの戸田浩司ファンドマネージャ)との指摘が聞かれた。

日本株は株価収益率(PER)などの面から割安感があるほか、金融政策での欧米との方向性の違いや欧米から出遅れた国内経済の正常化への期待などを踏まえると「ここから本格的に売る理由はない」(戸田氏)という。

TOPIXは1.67%高の1849.27ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆2413億5600万円だった。

INPEXやENEOSホールディングスがしっかり。日本郵船、ANAホールディングスも高かった。一方、KDDIや花王はさえなかった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1663銘柄(90%)、値下がりは140銘柄(7%)、変わらずは33銘柄(1%)だった。 

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