[東京 21日 ロイター] - <14:20> 日経平均は上値追い、米株先物高追い風に 買い戻しが活発化 日経平均は後場終盤に入ってからも勢いは止まらず、引き続き上値追いの展開。2万 6400円前後で推移し、前日比600円を超す上昇となっている。時間外取引で米株先 物が堅調に推移していることが追い風となり、伸び悩む気配は感じられない。 市場では「売られ過ぎの反動とも言えるが、これだけ戻りが速いと下値で売り込んだ 向きが慌てるのは確か。買い戻しが活発化している」(国内証券)との声が聞かれた。 <12:52> 日経平均は後場も上げ幅拡大、500円超高 半導体関連の一角が一 段高 日経平均は後場も上げ幅を拡大しており、500円超高の2万6300円台での推移 となっている。値がさの東京エレクトロンやアドバンテストといった半 導体製造装置の一角が後場に一段高となっている。 その他の業種では、海運業や鉱業、石油・石炭製品、輸送用機器などが上値を伸ばし ている。 時間外の米株先物が徐々に上値を伸ばしており「欧州株高から米株先物高へと、良い 流れがつながっている」(国内証券)との受け止めが聞かれる。 <11:48> 日経平均は大幅反発、欧州株高が支援 自律反発期待の買い先行 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比453円93銭高の2万6225円1 5銭と、大幅に反発した。欧州株高を支えに、自律反発を期待した買いが先行した。その 後も、米株先物が堅調に推移する中、徐々に上値を伸ばした。東証の全33業種が上昇し た。 日経平均は、前日の欧州市場での株高の流れを引き継いで反発してスタート。景気敏 感株を中心に幅広い銘柄が買い戻され、寄り付きから心理的節目2万6000円を回復し た。 その後も前引けにかけて上値を伸ばし、一時494円13銭高の2万6265円35 銭を付けた。時間外取引の米株先物が堅調な動きとなり、投資家心理を支援した。 東証33業種のすべてが値上がりし、上昇率上位には鉱業や空運業、石油・石炭製品 、保険業、不動産業などが並んだ。 日経平均は10日からの下落局面で2000円超値下がりしており、自律反発を期待 した買いが先行した。25日移動平均線からの乖離率が前日にマイナス4.7%となり「 目安とされるマイナス5%に接近し、短期的な売られすぎが意識されやすい」(国内証券 )との声もあった。 米欧の金融引き締めによる世界景気後退への警戒感は引き続きくすぶっているが「過 度な織り込みは、一巡したのではないか」(りそなアセットマネジメントの戸田浩司ファ ンドマネージャ)との指摘が聞かれた。 日本株は株価収益率(PER)などの面から割安感があるほか、金融政策での欧米と の方向性の違いや欧米から出遅れた国内経済の正常化への期待などを踏まえると「ここか ら本格的に売る理由はない」(戸田氏)という。 TOPIXは1.67%高の1849.27ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆2413億5600万円だった。 INPEXやENEOSホールディングスがしっかり。日本郵船<9 101.T>、ANAホールディングスも高かった。一方、KDDIや花王<4 452.T>はさえなかった。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1663銘柄(90%)、値下がりは14 0銘柄(7%)、変わらずは33銘柄(1%)だった。 <10:56> 日経平均は上げ幅拡大、自律反発期待と世界景気への警戒が綱引き 日経平均は上げ幅を拡大し、足元では約470円高の2万6200円台半ばで推移し ている。 10日からの下落局面で2000円超値下がりしており、欧州株高となる中で自律反 発を期待した買いが先行した。25日移動平均線からの乖離率は前日にマイナス4.7% となり「目安とされるマイナス5%に接近し、短期的な売られすぎが意識されやすい」( 国内証券)という。 前日は400円超下落した後に下げ渋り、約190円安に下げ幅を縮小して引けた。 下値めどと意識された5月12日安値(2万5688円11銭)も終値で上回り、目先の 底堅さが意識された。 一方、米国など主要国の中銀による金融引き締めによって世界景気が後退するリスク への警戒感もくすぶっている。心理的節目2万6000円を上回る水準では「利益確定や 戻り待ちの売りが上値を抑えやすい」(別の国内証券)との声もある。 <10:04> 日経平均は上げ幅拡大、400円高 景気敏感株に買い戻し 日経平均は上げ幅を拡大し、前営業日比約400円超高の2万6100円台後半で推 移している。前日下げが目立った景気敏感セクターを中心に買い戻しが入っている。 市場では、「時間外取引の米株先物が大幅に反発し、投資家心理の改善につながって いるようだ」(国内証券)との声が聞かれた。目先の日経平均は、米国を中心としたイン フレや金融政策の動向を見極めながらボラティリティーの高い状況が続くと見込まれてい るが「今日に関しては、プラス圏で堅調に推移するのではないか」(同)との見方が聞か れた。 東証33業種はすべて上昇しており、上昇率上位には鉱業、空運業、石油・石炭製品 、不動産業、機械がならぶ。東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1711銘柄(9 3%)、値下がりは103銘柄(5%)、変わらずは19銘柄(1%)となっている。 <09:05> 寄り付きの日経平均は反発、2万6000円回復 幅広い業種に買い 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比299円70銭高の2万6070 円92銭と、反発してスタートした。前日の欧州株高の流れを引き継ぎ堅調に推移し、節 目の2万6000円を回復した。幅広い業種で買いが先行し、東証33業種の全業種が値 上がりしている。値上がり率上位は、鉱業、ゴム製品、石油・石炭製品。 <08:22> 寄り前の板状況、大気社が買い優勢 荏原実業は売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 大気社 23% 3,76 3,76 3,76 3,06 5 5 5 5 2 象印マホービン 18% 1,64 1,64 1,64 1,39 5 4 5 6 3 サトーHLDG 17% 2,14 2,14 2,14 1,82 0 0 0 4 4 リズム 16% 1,95 1,94 1,95 1,67 0 9 0 5 5 TKC 15% 3,57 3,57 3,58 3,10 8 5 0 0 6 HOYA 15% 13,5 13,5 13,5 11,8 95 95 95 00 7 カチタス 15% 2,90 2,89 2,90 2,53 0 9 0 0 8 日鉄ソリューションズ 15% 3,94 3,94 3,95 3,44 8 5 0 5 9 日産化学 14% 6,87 6,87 6,88 6,04 5 0 0 0 10 ニッカトー 14% 503 502 503 442 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 荏原実業 -23% 1,64 1,64 1,64 2,14 4 4 4 4 2 因幡電機産業 -8% 2,40 2,40 2,40 2,61 1 0 1 5 3 ゴルフダイジェスト・オンライ -6% 1,27 1,27 1,27 1,35 ン 1 0 1 0 4 オロ -5% 1,42 1,42 1,42 1,50 2 1 2 3 5 山洋電気 -5% 4,90 4,90 4,90 5,18 3 0 5 0 6 ODKソリューションズ <3839. -5% 563 562 563 594 T> 7 日本証券金融 -5% 803 803 803 844 8 三光合成 -5% 314 313 314 329 9 大塚HLDG -5% 4,20 4,20 4,20 4,40 1 1 1 7 10 セントラル警備保障 -4% 2,22 2,22 2,22 2,32 1 1 1 3 (
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