[東京 24日 ロイター] - <15:11> 新興株市場はマザーズが大幅続伸、マイクロ波化学はストップ高 新興株式市場は、マザーズ総合が前営業日比5.68%高の671.67ポイントと 大幅に続伸した。米長期金利が低下基調にあり、前日の米市場ではハイテク株比率の高い ナスダック総合が上昇しており、投資家心理を支援した。 値がさのメルカリや、ビジョナル、フリーなどの上昇が牽 引した。一方、モダリスやキャンバス、サインドはさえなかっ た。 グロース市場に新規上場したマイクロ波化学の初値は公開価格を9%下回る 550円となった。その後は切り返し、ストップ高水準の650円で取引を終えた。 <14:28> 日経平均は上げ幅拡大、米株高期待の買いが支援 日経平均は上げ幅を拡大している。足元では前営業日比340円ほど高い2万650 0円前半。多くの業種が前引け時点に比べて高くなっている。「先物の買いが午後に入っ て増えている印象」(国内証券)という。 時間外取引の米株先物が後場の時間帯に上値を伸ばしており、投資家心理を支援して いる。「今晩の米株高を期待する買いが入っているようだ」(別の国内証券)との声が聞 かれた。前引け時点から下げているのは銀行、鉱業、石油・石炭製品。 東証33業種では、値上がりはサービス業や化学工業、海運業など20業種で、値下 がりは石油・石炭製品や保険業、空運業など13業種。 <13:01> 後場の日経平均は日中高値更新、米株先物はしっかり 後場に入り日経平均は上げ幅を拡大し、日中高値を更新している。前営業日比約25 0円高で、2万6400円台前半で推移。米株先物はプラス圏で推移し、しっかりした値 動きとなっている。 前場に引き続き半導体関連株が底堅く、相場を押し上げている。業種別ではサービス 業が堅調。東証33業種では、値上がり率トップとなっている。 市場では「日本の場合はコロナ禍からの回復が遅れていた分、サービス業関連の上昇 期待は十分にある。サービス関連の銘柄は割安なものも多く、買いが集まっているようだ 」(国内証券)との意見が聞かれた。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1257銘柄(68%)、値下がりは51 1銘柄(27%)、変わらずは70銘柄(3%)となっている。 <11:48> 前場の日経平均は続伸、半導体関連株に買い戻し 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比190円99銭高の2万6362円2 4銭と、続伸した。寄り付きから底堅く推移し、徐々に上げ幅を拡大。米長期金利の低下 基調を受けて、半導体関連などの値がさ株が買われたほか、グロース株の一角が堅調だっ た。 前日の米株株式市場は反発。米利上げに伴う景気後退懸念が根強い中、ディフェンシ ブ株やハイテク株の上昇が景気敏感株の下落を相殺した。日経平均も、米株市場の流れを 引き継ぎ底堅くスタート。一時、前営業日比約210円高の2万6391円11銭まで上 昇する場面があった。 業種別では、半導体関連株が堅調に推移。松井証券のシニアマーケットアナリスト・ 窪田朋一郎氏は「米金利の低下基調に加え、インテルのCEO(最高経営責任者)が半導 体の供給不足は少なくとも2024年まで続くと話したことが材料視され、半導体関連株 に買い戻しが入っているようだ」と指摘した。 ただ、買い戻しが入っている銘柄の多くで、「買いは一過性で、伸び悩んでいる印象 。ここ連日の下落を受けた自律反発程度の上昇にとどまっている」(窪田氏)という。 日経平均について、米株の不安定な状況が落ち着くまでは積極的に上値を追う展開は 見込みにくいとの見方もある。ミョウジョウ・アセット・マネジメントの菊池真代表取締 役は、「マーケットは今後の米株市場の方向感がまだ見極められておらず、米株の方向性 が決まるまでは、日経平均は横ばい圏での推移が続きそうだ」と話した。 TOPIXは0.33%高の1857.80ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆5048億4100万円だった。東証33業種では、値上がり は海運業やサービス業、精密機器など16業種で、値下がりは空運業、保険業、石油・石 炭製品など17業種だった。 個別では、東京エレクトロンやアドバンテストがしっかりとなった 反面、三菱自動車工業やIHIがさえない。指数寄与度の大きいファー ストリテイリングは軟調だが、ソフトバンクグループはしっかり。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1132銘柄(61%)、値下がりは62 7銘柄(34%)、変わらずは79銘柄(4%)だった。 <11:12> 日経平均は堅調、210円高 半導体関連株に買い戻し 日経平均は上げ幅を拡大し、前営業日比約210円高の2万6300円台後半で推移 している。半導体関連の値がさ株が引き続き堅調で、相場を押し上げている。 東京エレクトロン、アドバンテストはそれぞれ2%高。市場では、 「米金利の低下基調に加え、インテルのCEO(最高経営責任者)が半導体の供給不足は 少なくとも2024年まで続くと話したことが材料視され、半導体関連株に買い戻しが入 っているようだ」(国内証券)との声が出ている。 東証33業種では、サービス業、精密機器、化学工業など17業種が値上がり。一方 、保険業、空運業、石油・石炭製品など16業種は値下がりとなっている。 <10:05> 日経平均は上値追い、半導体関連など値がさ株がけん引 日経平均は上値追い。2万6300円前後で推移している。とりわけ戻す理由が見当 たらず、自律反発との見方が出ていた。東京エレクトロンなど半導体関連株など 指数寄与度が大きい銘柄がけん引する格好。その一方で、景気敏感セクターに下げる銘柄 が目立つ。 市場では「半導体関連株が上げをリードしているが、これらは直近の相場で売り込ま れただけに、自律反発の色彩が強い。大引けまでこの動きがもつかどうかが注目されそう だ」(野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)との声も聞かれた。 <09:05> 日経平均は続伸、高寄り後は一進一退 物色面も高安まちまち 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比57円17銭高の2万6228円 42銭と、続伸してスタート。米株高を好感して始まった格好だが、すぐにマイナスに転 じた後は一進一退の動きになるなど方向感を欠いている。物色面でも、バリュー系銘柄、 グロース株のいずれも高安まちまちで、特徴が見当たらない。週末とあって模様眺めとな り、全体的に小動きになるとの見方が出ている。 一方、総務省が24日に発表した5月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コア CPI)は101.6と、前年同月比2.1%上昇。事前予想と一致した格好でサプライ ズ感は生じず、材料視されていない様子だ。 <08:20> 寄り前の板状況、C&Fロジは買い優勢 京阪神不は売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気配 売気配 終値 率 配 1 C&FロジHLDG 27% 1,295 1,294 1,295 1,021 2 SCSK 23% 2,690 2,690 2,690 2,190 3 淀川製鋼所 23% 2,693 2,693 2,693 2,193 4 ダブル・スコープ 22% 2,184 2,184 2,184 1,784 5 パーソルHLDG 21% 2,827 2,827 2,827 2,327 6 サトーHLDG 21% 2,272 2,271 2,272 1,872 7 バイタルケーエスケーHLDG <3151 21% 864 864 864 714 .T> 8 テクノプロHLDG 20% 3,015 3,015 3,015 2,511 9 富士ソフト 20% 8,955 8,950 8,960 7,470 10 TBSHLDG 20% 2,015 2,014 2,015 1,684 売り優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気配 売気配 終値 率 配 1 京阪神ビルディング -24% 946 946 946 1,246 2 大豊建設 -17% 3,465 3,465 3,465 4,165 3 アイザワ証券グループ -14% 602 601 602 699 4 セイコーエプソン -10% 1,860 1,859 1,860 2,065 5 福井コンピュータHLDG -8% 3,003 3,000 3,005 3,280 6 オービックビジネスコンサルタン <47 -6% 3,908 3,905 3,910 4,160 33.T> 7 日本工営 -6% 3,093 3,090 3,095 3,290 8 ファイズHLDG -6% 697 696 697 739 9 フィル・カンパニー -6% 1,060 1,060 1,060 1,122 10 ゴルフダイジェスト・オンライン <33 -5% 1,295 1,294 1,295 1,362 19.T> (
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」