[東京 27日 ロイター] - <09:55> 日経平均は強もちあい、6月権利付き最終控え好需給を期待 日経平均は強もちあい。買い一巡後も深押しすることはなく、高値圏で一進一退で推 移、底堅い印象を与えている。米国の過度な金融引き締めに対し警戒感が和らいだほか、 日本株は6月の権利取り最終日を28日に控えて、好需給になるとの期待感が株価を下支 えしている格好だ。 前週末に米ミシガン大学が発表した6月の消費者信頼感指数(確報値)は50.0と なり、速報値の50.2から下方修正され、過去最低を更新。「この数値が米株に安心感 を生じさせた」(国内証券)という。 一方、日本株は明日が6月配当の権利取り最終日。市場では「権利落ち分が約33円 見込まれるが、配当権利を狙った買いが下支え要因になりそうだ」(野村証券・ストラテ ジストの澤田麻希氏)との声が聞かれた。配当金の再投資も期待されるという。 <09:05> 日経平均は続伸、堅調な米国株式を好感し買い優勢 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比249円83銭高の2万6741 円80銭と、続伸してスタートした。前週末の米国株式市場が堅調だったことを好感して 、全体的に買い優勢となっている。 トヨタ自動車など主力の輸出関連株が総じてしっかり。東京エレクトロン<8 035.T>といった半導体関連株の上昇も目立つ。半面、このところ人気だったレノバ<9519. T>が連日の年初来高値となった後に値を消した。 <08:20> 寄り前の板状況、NOKは買い優勢 チタン工業は売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気配 売気配 終値 率 配 1 NOK 27% 1,423 1,422 1,423 1,124 2 オカムラ 26% 1,450 1,450 1,450 1,150 3 ワキタ 26% 1,465 1,465 1,465 1,165 4 第一工業製薬 25% 2,511 2,511 2,511 2,011 5 四国化成工業 25% 1,520 1,520 1,520 1,220 6 リログループ 23% 2,680 2,680 2,680 2,180 7 積水化学工業 22% 2,250 2,250 2,250 1,850 8 JBCC HLDG 22% 1,900 1,899 1,900 1,563 9 リンテック 21% 2,878 2,878 2,878 2,378 10 メディパルHLDG 21% 2,323 2,323 2,323 1,923 売り優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気配 売気配 終値 率 配 1 チタン工業 -24% 1,253 1,253 1,253 1,653 2 京阪神ビルディング -24% 964 964 964 1,264 3 Gunosy -15% 676 675 676 795 4 スカラ -7% 702 701 702 755 5 ファイズHLDG -6% 696 696 696 743 6 オービックビジネスコンサルタン <47 -6% 4,235 4,235 4,235 4,490 33.T> 7 FJネクストHLDG -5% 1,006 1,006 1,006 1,059 8 栄研化学 -5% 1,675 1,674 1,675 1,754 9 フィル・カンパニー -4% 1,152 1,151 1,152 1,203 10 ZOZO -4% 2,369 2,368 2,369 2,468 (
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