[東京 1日 ロイター] - <10:15> 日経平均はマイナス圏、弱い日銀短観「鉱工業生産で織り込み 済み」の見方 日経平均は、高く寄り付いた後、上昇の勢いは続かず、マイナスに転じている。前日 の下落を受けて自律反発を期待した買いが先行したが、世界景気後退への懸念が根強く、 相場の重しとなっている。 日銀が6月短観を発表した。大企業・製造業の業況判断指数(DI)がプラス9と、 2期連続で悪化し、ロイターがまとめた予測中央値(プラス13)を下回った。市場では 「前日の鉱工業生産の弱い内容を受けて、日銀短観の弱さはある程度は織り込まれていた 」(第一生命経済研究所の藤代宏一主任エコノミスト)とみられている。 「大企業・製造業DIは中国のロックダウンの影響がうかがわれる。先行き改善の見 通しは、ロックダウンからの立ち直りと国内の需要回復を示唆している」(藤代氏)との 見方が聞かれた。大企業・製造業の先行き判断DIはプラス10で、小幅改善を見込む。 <09:07> 日経平均は反発スタート、自律反発期待の買いが先行 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比67円67銭高の2万6460円 71銭と、反発してスタートした。前日までに2日続落しており、自律反発期待の買いが 先行した。 トヨタ自動車が小高い一方、ソニーグループは小安く、主力株はま ちまち。東京エレクトロンなど半導体関連株は小じっかりの銘柄が目立つ。 指数寄与度の大きいファーストリテイリングは軟調な一方、ソフトバンクグ ループはしっかりとなっている。 <08:26> 寄り前の板状況、リコーが買い優勢 理想科学工業は売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 リコー 28% 1,36 1,36 1,36 1,06 1 0 1 1 2 トーカイ 24% 2,06 2,06 2,06 1,66 5 5 5 5 3 ニチアス 22% 2,75 2,75 2,75 2,25 6 6 6 6 4 ニフコ 22% 3,86 3,86 3,86 3,16 5 5 5 5 5 ミネベアミツミ 22% 2,81 2,81 2,81 2,31 0 0 0 0 6 第一実業 21% 4,03 4,03 4,03 3,33 0 0 0 0 7 ジャックス 21% 4,05 4,05 4,05 3,35 5 5 5 5 8 東亞合成 21% 1,22 1,21 1,22 1,00 0 9 0 9 9 戸田建設 21% 870 870 870 720 10 東亜建設工業 20% 2,98 2,98 2,98 2,48 5 5 5 5 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 理想科学工業 -23% 1,71 1,71 1,71 2,21 8 8 8 8 2 スター・マイカ・HLDG <297 -14% 1,45 1,45 1,45 1,68 5.T> 1 0 1 1 3 ギークス -12% 906 905 906 1,03 2 4 テクノプロHLDG -11% 2,41 2,41 2,41 2,71 0 0 0 7 5 ダイセキ環境ソリューション <1 -11% 791 790 791 888 712.T> 6 ダイセキ -9% 3,85 3,85 3,85 4,24 0 0 0 0 7 パーソルHLDG -9% 2,25 2,25 2,25 2,46 0 0 0 6 8 TSI HLDG -8% 320 319 320 347 9 良品計画 -8% 1,27 1,27 1,27 1,38 9 8 9 3 10 ファイズHLDG -8% 712 712 712 770 (
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