[東京 1日 ロイター] - <11:10> 日経平均は軟調、米株先物下げ加速が重し 日経平均は前営業日比約170円安の2万6200円台前半で軟調となっている。米 株先物の下げが加速しており、相場の重しとなっているほか、昨日に引き続き、ファース トリテイリングや東京エレクトロンなどの値がさ株が軟調で日経平均を 押し下げている。 市場では、特段目新しい材料が出たわけではないものの、「米国が金融政策の引き締 めを急ぎ、7月も大幅利上げ続く可能性があることが意識されている。それに伴う米景気 悪化のリスクが高まっており、投資家の積極的な買いが続かない状況」(国内証券)との 声が聞かれた。 東証33業種では、値上がりは繊維業や水産・農林業、石油・石炭製品など10業種 で、値下がりは鉱業、ゴム製品、電気・ガス業など23業種となっている。 <10:15> 日経平均はマイナス圏、弱い日銀短観「鉱工業生産で織り込み 済み」の見方 日経平均は、高く寄り付いた後、上昇の勢いは続かず、マイナスに転じている。前日 の下落を受けて自律反発を期待した買いが先行したが、世界景気後退への懸念が根強く、 相場の重しとなっている。 日銀が6月短観を発表した。大企業・製造業の業況判断指数(DI)がプラス9と、 2期連続で悪化し、ロイターがまとめた予測中央値(プラス13)を下回った。市場では 「前日の鉱工業生産の弱い内容を受けて、日銀短観の弱さはある程度は織り込まれていた 」(第一生命経済研究所の藤代宏一主任エコノミスト)とみられている。 「大企業・製造業DIは中国のロックダウンの影響がうかがわれる。先行き改善の見 通しは、ロックダウンからの立ち直りと国内の需要回復を示唆している」(藤代氏)との 見方が聞かれた。大企業・製造業の先行き判断DIはプラス10で、小幅改善を見込む。 <09:07> 日経平均は反発スタート、自律反発期待の買いが先行 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比67円67銭高の2万6460円 71銭と、反発してスタートした。前日までに2日続落しており、自律反発期待の買いが 先行した。 トヨタ自動車が小高い一方、ソニーグループは小安く、主力株はま ちまち。東京エレクトロンなど半導体関連株は小じっかりの銘柄が目立つ。 指数寄与度の大きいファーストリテイリングは軟調な一方、ソフトバンクグ ループはしっかりとなっている。 <08:26> 寄り前の板状況、リコーが買い優勢 理想科学工業は売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 リコー 28% 1,36 1,36 1,36 1,06 1 0 1 1 2 トーカイ 24% 2,06 2,06 2,06 1,66 5 5 5 5 3 ニチアス 22% 2,75 2,75 2,75 2,25 6 6 6 6 4 ニフコ 22% 3,86 3,86 3,86 3,16 5 5 5 5 5 ミネベアミツミ 22% 2,81 2,81 2,81 2,31 0 0 0 0 6 第一実業 21% 4,03 4,03 4,03 3,33 0 0 0 0 7 ジャックス 21% 4,05 4,05 4,05 3,35 5 5 5 5 8 東亞合成 21% 1,22 1,21 1,22 1,00 0 9 0 9 9 戸田建設 21% 870 870 870 720 10 東亜建設工業 20% 2,98 2,98 2,98 2,48 5 5 5 5 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 理想科学工業 -23% 1,71 1,71 1,71 2,21 8 8 8 8 2 スター・マイカ・HLDG <297 -14% 1,45 1,45 1,45 1,68 5.T> 1 0 1 1 3 ギークス -12% 906 905 906 1,03 2 4 テクノプロHLDG -11% 2,41 2,41 2,41 2,71 0 0 0 7 5 ダイセキ環境ソリューション <1 -11% 791 790 791 888 712.T> 6 ダイセキ -9% 3,85 3,85 3,85 4,24 0 0 0 0 7 パーソルHLDG -9% 2,25 2,25 2,25 2,46 0 0 0 6 8 TSI HLDG -8% 320 319 320 347 9 良品計画 -8% 1,27 1,27 1,27 1,38 9 8 9 3 10 ファイズHLDG -8% 712 712 712 770 (
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