[東京 6日 ロイター] - <10:00> 日経平均は戻り歩調、ディフェンシブ銘柄が下支え 日経平均は戻り歩調となっている。朝方は2万6100円台前半まで下落したが、現 時点では2万6200円台半ばで推移。景気敏感株が売られる一方、医薬品、食料品など のディフェンシブ銘柄が買われ、これが下支え要因になっているという。 景気敏感株に関しては「米長期金利の下落で景気減速懸念が一段と強くなっているこ とが軟化する背景にある」(野村証券・ストラテジストの澤田麻希氏)との指摘がある。 一方、時間外取引で米株先物がプラス圏に浮上しており、日経平均の戻りを後押しす る可能性があるとの見方も出ていた。 <09:05> 日経平均は反落、需給悪化の思惑から買い手控えムードに 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比233円07銭安の2万6190 円40銭と、反落してスタート。相場の方向感が定まらない中、8日にETF分配金の捻 出売りが出るといった需給悪化の思惑から、買い手控えムードが強くなっているという。 市場では、この換金売りの規模は約8000億円に達するとの試算もある。 また、新型コロナウイルスの感染者数の増加が懸念されており、これも上値を抑える 要因になっている。これまで物色されてきた、電鉄株、百貨店株などリオープン(経済再 開)銘柄の上値を抑える要因になりそうだ。個別では、任天堂、ファーストリテ イリングなど値がさ株の下落が目立つ。 <08:20> 寄り前の板状況、上組は買い優勢 KHネオケムは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気配 売気配 終値 率 配 1 上組 19% 3,135 3,135 3,135 2,635 2 東亜建設工業 19% 2,979 2,979 2,979 2,505 3 リズム 18% 1,899 1,899 1,899 1,613 4 ラクト・ジャパン 17% 2,435 2,435 2,435 2,078 5 日本パーカライジング <4095 17% 1,055 1,055 1,055 905 .T> 6 キューブシステム 16% 1,060 1,059 1,060 911 7 森永製菓 16% 5,090 5,090 5,090 4,385 8 太平洋工業 15% 1,200 1,199 1,200 1,042 9 ニッパツ 15% 1,000 999 1,000 869 10 矢作建設工業 11% 850 849 850 768 売り優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気配 売気配 終値 率 配 1 KHネオケム -20% 1,986 1,986 1,986 2,486 2 INPEX -12% 1,301 1,300 1,301 1,482 3 石油資源開発 -11% 2,951 2,950 2,951 3,315 4 エスプール -10% 1,051 1,051 1,051 1,173 5 トレンドマイクロ -9% 6,400 6,400 6,400 7,010 6 東芝テック -8% 3,945 3,945 3,945 4,270 7 長谷川香料 -8% 2,621 2,621 2,621 2,834 8 第一三共 -7% 3,219 3,218 3,219 3,459 9 ユニ・チャーム -7% 4,321 4,320 4,321 4,631 10 SG HLDG -7% 2,169 2,169 2,169 2,321 (
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