[東京 7日 ロイター] - <14:30> 日経平均はしっかり、米株先物の堅調も株高要因に 日経平均はしっかり。2万6500円前後で推移している。引き続き目新しい材料が ない中、時間外取引で米株先物が堅調に推移しており、これが株高を支える要因になって いるという。 市場では「これまで調整を余儀なくされていた半導体関連などグロース株が戻りに転 じると、指数寄与度が大きい銘柄が多いため上値追いに弾みがつく。2万6000円以下 は底堅くなると確認された格好だ」(国内証券)との声が聞かれた。 <13:22> 日経平均は上げ幅拡大、半導体関連株堅調で相場押し上げ 後場に入り、日経平均は上げ幅を拡大し前営業日比約330円高の2万6400円台 前半で推移している。米株先物はプラス転化し、小幅高。特段、目新しい手掛かり材料が 出たわけではないものの、「半導体関連株が上げ幅を拡大しており、相場を押し上げる要 因となっている」(国内運用会社)との声が聞かれた。 半導体関連株の上昇については、「台湾積体電路製造(TSMC)の株価が急騰して おり、それにつられた動きになっているのではないか」(同)という。 <11:51> 前場の日経平均は反発、日銀金融緩和堅持との報道が下支え 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比191円01銭高の2万6298円6 6銭と、反発した。日経平均は朝方から堅調にスタート。一時、上げ幅を縮小する場面も みられたが、すぐに切り返した。市場では、日銀が金融緩和姿勢を堅持する方針との報道 が伝わり、相場を下支えしたとの見方もあった。 日経平均は、前日の米株高の流れを引き継ぎ170円高でスタートし、その後もしっ かりした値動きが続いた。米株先物の軟調な推移が重しとなり、一時上げ幅を縮めたもの の、再び騰勢を強めた。業種別では、世界景気の後退懸念が意識される中、食料品や医薬 品といったディフェンシブ銘柄が買われた一方、国内での新型コロナの感染者増加が嫌気 され、空運業や陸運業などは軟調だった。 市場では、日銀の金融政策を巡る報道を受けて、「買い戻しが入ったことは間違いな い」(国内証券)との声が聞かれたが、ドル/円相場は小動きにとどまっており、「整合 性を取るのがなかなか難しく、日経平均を下支えする程度ではないか」(同)という。 週末には米雇用統計の公表や、目先は米国や国内で決算発表シーズンを控えているこ とから、「株価は上にも下にも行きづらく、様子見姿勢が強まりやすい。日経平均は横ば い圏での推移が続くとみている」(みずほ証券・マーケットストラテジスト、倉持靖彦氏 )との指摘が聞かれた。 TOPIXは0.65%高の1867.98ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆3762億0100万円だった。東証33業種では、値上がり はゴム製品や不動産業、食料品など24業種で、値下がりは鉱業や石油・石炭製品、陸運 業など9業種だった。 個別では、わらべや日洋ホールディングスやイオンが買われた。指 数寄与度の大きいファーストリテイリングは小幅安、ソフトバンクグループ<998 4.T>は小幅高だった。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1088銘柄(59%)、値下がりは66 2銘柄(36%)、変わらずは87銘柄(4%)だった。 <11:15> 日経平均は堅調、日銀緩和姿勢堅持との報道も支え 日経平均は、前営業日比約170円高の2万6200円台後半で推移している。一時 、上げ幅を縮小する場面もみられたが、再び堅調な相場展開となっている。日銀が金融緩 和姿勢を堅持する方針との報道が伝わり、「直接的にこのニュースに反応しているわけで はなさそうだが、日経平均を下支えする要因になっている」(国内証券)との声が聞かれ た。 東証33業種では、値上がりはゴム製品や食料品、不動産業など23業種で、値下が りは鉱業や石油・石炭製品、陸運業など9業種となっている。 <10:00> 日経平均は上げ縮小、景気懸念が重し 感染再拡大でリオープン軟 調 日経平均は上げ幅を縮小し、約80円高の2万6180円付近で推移している。世界 景気の後退懸念がくすぶり、食料品や医薬品といったディフェンシブ銘柄が堅調な一方、 景気敏感株は上値の重さが意識されている。 新型コロナウイルスの国内での感染再拡大を受けて、空運や陸運、旅行関連といった 経済再開(リオープン)銘柄は軟調。「7月前半の開始が期待された観光支援策について 政府内に慎重論が出ていると報じられ、重しになっている」(国内証券)との声が聞かれ る。外食や百貨店も弱い。 資源安の中、鉱業や石油・石炭製品、非鉄金属も軟調となっている。 <09:08> 日経平均は反発スタート、FOMC議事要旨公表後の米株高を好感 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比173円29銭高の2万6280 円94銭と、反発してスタートした。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨 が公表された後の米株高を好感する形となっている。その後、200円超高に上昇する場 面があったが、足元では上げ幅を縮めている。 トヨタ自動車やソニーグループといった主力株は堅調な銘柄が目立 つ。東京エレクトロンなど半導体製造装置関連も小高い銘柄が多い。指数寄与度 の大きいファーストリテイリングは小安い一方、ソフトバンクグループ は小高い。 <08:26> 寄り前の板状況、トーカイが買い優勢 ヨータイは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 トーカイ 24% 2,03 2,03 2,03 1,63 7 7 7 7 2 日本精化 21% 2,26 2,26 2,26 1,86 5 5 5 5 3 アステラス製薬 18% 2,50 2,50 2,50 2,12 0 0 0 7 4 ソフトクリエイトHLDG <337 17% 4,69 4,69 4,70 4,00 1.T> 8 5 0 0 5 東テク 17% 3,47 3,47 3,47 2,96 0 0 0 9 6 リズム 15% 1,89 1,89 1,89 1,65 8 8 8 7 7 浜松ホトニクス 13% 6,12 6,12 6,13 5,43 5 0 0 0 8 日本ゼオン 12% 1,49 1,48 1,49 1,32 0 9 0 8 9 わらべや日洋HLDG 10% 1,85 1,85 1,85 1,69 7 6 7 5 10 日本精工 9% 770 769 770 704 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 ヨータイ -7% 1,29 1,29 1,29 1,40 9 8 9 3 2 飯田グループHLDG -6% 1,97 1,97 1,97 2,09 1 0 1 0 3 アズワン -5% 5,44 5,44 5,44 5,75 0 0 0 0 4 ジャステック -5% 1,10 1,10 1,10 1,16 3 2 3 4 5 Sansan -5% 1,00 1,00 1,00 1,05 1 0 1 4 6 オカムラ -5% 1,15 1,15 1,15 1,21 9 8 9 9 7 リンナイ -5% 9,21 9,21 9,22 9,68 5 0 0 0 8 セイコーエプソン -5% 1,81 1,81 1,81 1,90 2 1 2 2 9 ピジョン -5% 1,90 1,90 1,90 1,99 1 1 1 2 10 イーソル -4% 575 575 575 602 (
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