[東京 11日 ロイター] - <09:50> 日経平均は上げ幅拡大、2万7000円回復 岸田政権長期化に期待感 日経平均は上げ幅を拡大して、前営業日比約480円高の2万7000円近辺で推移 し、6月28日以来の高水準となっている。一時、2万7062円17銭まで上昇する場 面もあった。参院選の結果を受けて、「岸田政権が長期安定政権になるのではないかとの 期待が高まり、日本株にとってプラスの材料となっている」(国内証券)との声が聞かれ る。 ただ、今週は6月分の米消費者物価指数(CPI)の公表を控えており、結果を見極 めたいとの思惑から「日経平均は2万7000円近辺まで上昇しても、徐々に様子見姿勢 が強まるのではないか」(別の国内証券)との声が聞かれた。 東証プライム市場の騰落数は、値上がり1758銘柄(95%)となり、ほぼ全面高 となっている。値下がりは68銘柄(3%)、変わらずが12銘柄(0%)となっている 。 <09:07> 寄り付きの日経平均は3日続伸、参院選受け幅広い業種で買い 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比375円54銭高の2万6892 円73銭と、3日続伸してスタートした。寄り付き後も上値を伸ばし、400円超高とな っている。10日に投開票を終えた参議院選挙では、連立与党の自民・公明が改選124 の過半数獲得を確実にし、これを好感する形で幅広い業種で買いが先行している。東証3 3業種では、繊維業以外の32業種が値上がりしている。 ファーストリテイリングやソフトバンクグループなどの値がさ株は しっかり。半面、東京エレクトロンはさえない。 <08:23> 寄り前の板状況、ジェイテクトは買い優勢 ブラザー工業は売り優 勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 ジェイテクト 30% 1,30 1,30 1,30 1,00 9 9 9 9 2 ワキタ 25% 1,48 1,48 1,48 1,18 7 6 7 7 3 マックス 25% 2,03 2,03 2,03 1,63 1 1 1 1 4 ツムラ 22% 3,86 3,86 3,86 3,16 0 0 0 0 5 アキレス 22% 1,65 1,65 1,65 1,35 7 7 7 7 6 ニチアス 22% 2,81 2,81 2,81 2,31 1 1 1 1 7 日本精化 21% 2,32 2,32 2,32 1,92 0 0 0 0 8 ユアサ商事 20% 4,18 4,18 4,18 3,48 0 0 0 0 9 ユニプレス 18% 964 964 964 814 10 ニッタ 18% 3,25 3,25 3,25 2,74 0 0 0 6 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 ブラザー工業 -21% 1,87 1,87 1,87 2,37 1 1 1 1 2 ゴールドウイン -19% 6,31 6,31 6,31 7,81 0 0 0 0 3 上組 -18% 2,21 2,21 2,21 2,70 1 0 1 3 4 東亜道路工業 -12% 4,91 4,91 4,91 5,59 0 0 0 0 5 トーエネック -12% 3,15 3,15 3,15 3,56 0 0 0 5 6 フィル・カンパニー -8% 1,18 1,18 1,18 1,28 2 1 2 1 7 加藤産業 -7% 3,07 3,07 3,07 3,31 0 0 0 5 8 電気興業 -6% 2,36 2,36 2,36 2,51 8 8 8 8 9 セイノーHLDG -6% 1,05 1,05 1,05 1,11 7 6 7 8 10 ニチレキ -5% 1,25 1,25 1,25 1,32 2 1 2 4 (
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