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〔マーケットアイ〕株式:日経平均・日足は「小陽線」、買いシグナルの「赤三兵」が出現

    [東京 15日 ロイター] -   
    <15:56> 日経平均・日足は「小陽線」、買いシグナルの「赤三兵」が出現
    
    日経平均・日足は上下にヒゲを伴う「小陽線」となった。終値は2万6788円47
銭。75日移動平均線(2万6868円83銭=15日)で上値を抑えられた。一方、陽
線が3本並ぶ「赤三兵」となった。ローソク足の下ヒゲは長めで、買いシグナルと見るこ
とも可能だ。
    上方向の目先の節目は75日線のほか、2万7000円。さらに、直近で6月28日
(高値2万7062円31銭)と7月11日(高値2万7062円17銭)に2度止めら
れた水準を上回るようなら、上昇に弾みがつきそうだ。
    
    
    <15:10> 新興株はマザーズが反落、そーせいなど値がさ株の下げが重し
    
    新興株式市場は、マザーズ総合は0.67%安の677.72ポイントと、反落した
。値がさ株の利益確定売りが重しとなった。東証グロース市場指数は前営業日比0.63
%安の860.98ポイントだった。
    値がさのそーせいグループやメルカリがさえなかった。サンバイオ
も軟調だった。一方、ティーケーピーが年初来高値。プレシジョン・シ
ステム・サイエはストップ高となった。ジーエヌアイグループもしっか
り。
    
    
    <14:10> 日経平均は小動き継続、中国の予想下回るGDPには反応薄 刺激
策への思惑も
    
    日経平均は小動きを継続している。「連休前の上、決算シーズンが近づいており、積
極的には動きにくい」(国内運用会社)との声が出ている。
    
    中国で市場予想を下回る4―6月GDPが発表されたが、日本株への影響は限定的と
なっている。上海株も小幅安にとどまっており「過剰な反応はなさそうだ」(国内証券)
との声が聞かれる。「GDPは悪かったが、景気刺激策が出るのではないかとの思惑が相
殺しているのだろう」(SMBC日興証券の平山広太チーフ新興国エコノミスト)との見
方が聞かれた。

    同じく発表された鉱工業生産や小売売上高、固定資産投資といった6月の経済指標に
は底堅さもうかがえ「インフラ投資の拡大が確認できる。7―8月に景気刺激策がさらに
顕在化し、景気は戻っていくと市場ではみられているのではないか」(平山氏)いう。
    
    
    <13:03> 後場の日経平均は小動き、米経済の先行き巡る見方分かれる
    
    後場に入り、日経平均は小動きとなり前営業日比約160円高の2万6800円近辺
で推移している。前場引けから大きな値動きはみられず、方向感に乏しい展開が続いてい
る。米株先物は小幅に上昇している。
    市場では、米金融引き締めの加速を受けて「米経済が程よい景気減速で終わるとの見
方がある一方で、景気後退リスクを警戒する見方もある。どちらかを見極められるまでは
上下共に動きにくく、日経平均はもみ合い相場が続くのではないか」(国内証券)との声
が聞かれた。
    
    業種別では、前場に引き続き銀行業や保険業、鉱業などが軟調に推移している。半面
、その他製品や精密機器などがしっかり。 
    
    
    <11:45> 前場の日経平均は3日続伸、方向感乏しい ファーストリテが下支
え
    
    前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比154円08銭高の2万6797円4
7銭と、3日続伸した。全体的に方向感のない相場展開となる中、前日に好決算を発表し
たファーストリテイリングに買いが入り、相場を下支えした。市場の一部では米
金融引き締めの加速を受けても世界経済は腰折れしないとの見方が出ていることも支えと
なり、日経平均は底堅さを維持した。
    
    日経平均は朝方、小高くスタートした後、徐々に上値を伸ばした。一時、前営業日比
約210円高の2万6857円77銭まで上昇する場面があった。その後は利益確定売り
が優勢となりマイナス圏に沈んだが、ファーストリテが騰勢を強めるのに伴い、日経平均
は再びプラス圏に浮上。ファーストリテは8%超高で推移し、日経平均を約200円押し
上げる要因となった。
    
    ただ、相場全体では明確な方向感は見いだせず、市場関係者からはもみ合い相場は続
くのではないかとの指摘が聞かれた。国内外で決算発表が本格化する中、「企業業績にら
みの物色が継続するとみられ、今後2週間程度は日経平均は2万7000円を挟んで一進
一退の値動きとなりそうだ」(松井証券のシニアマーケットアナリスト・窪田朋一郎氏)
との見方が示された。
    一方、目先の日経平均は6月28日と7月11日に付けた高値の2万7062円付近
を超えられるかどうかが注目との意見も聞かれ、同水準を突破できれば「日本株の下値不
安は後退するのではないか」(国内証券)という。
    
    TOPIXは0.02%安の1892.77ポイントで午前の取引を終了。東証プラ
イム市場の売買代金は1兆3760億3000万円だった。東証33業種では、値上がり
はその他製品や精密機器、電気・ガス業など16業種で、値下がりは保険業、銀行業、鉱
業など17業種だった。
    
    個別では、指数寄与度の大きい東京エレクトロンやソフトバンクグループ<9
984.T>はそれぞれ1%超安と軟調。アドバンテスト、ルネサスエレクトロニクス
などの半導体関連株も小幅に下落した。
    半面、四国電力や北海道電力など電力株はしっかり。岸田文雄首相
が14日の記者会見で、今冬に原子力発電所を最大9基稼働させる方針を示したことが手
掛かり材料となった。
    
    東証プライム市場の騰落数は、値上がりが727銘柄(39%)、値下がりは102
7銘柄(55%)、変わらずは84銘柄(4%)だった。
    
    
    <11:01>  プラス圏に再浮上、方向感欠く展開は継続 米小売指標に関心
    
    日経平均は再びプラス圏に浮上し、前営業日比約100円高の2万6700円半ばで
推移している。ファーストリテイリングがやや騰勢を強め、相場を押し上げてい
るが、明確な方向感はみられず、「きょうはもみ合い相場の域を出るのは難しいのではな
いか」(国内運用会社)との声が聞かれる。
    
    連休を控えて積極的に手掛けにくい地合いとなっているほか、今晩公表される6月米
小売売上高にマーケット参加者の関心が集まり、様子見姿勢も広がっているという。市場
の一部では、米金融引き締めの加速を受けても、米経済の腰折れには至らないとの見方が
出ている。一方、「米小売指標で消費者の買い控えの兆候など、インフレの悪影響が色濃
く表れた場合は株価はネガティブに反応するとみられ、警戒感もある」(同)との指摘が
聞かれた。
    
    
    <10:10> 日経平均はマイナス、三連休控え模様眺め ファストリが下支え
    
    日経平均は前日比マイナス圏に値を消す展開。2万6500円台後半での展開となっ
ている。朝方は前日の好地合いを引き継いだものの、その後は買いが続かない。商いは低
調で方向感を欠いている状況だ。
    
    市場では「明日から3連休となるため、売り買いともに手掛けにくい。目立った材料
も見当たらないため、ここから大引けまで模様眺めとなる可能性もある」(国内証券)と
の声が聞かれた。
    
    午前10時10分現在、東証プライム市場の騰落数は値下がりが70%を超す131
5銘柄。指数寄与度が大きいファーストリテイリングが大幅高となっていること
が、日経平均を下支えしている。
    
    
    <09:05> 日経平均は続伸、米株の底堅さや円安が下支え材料に

    寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比92円69銭高の2万6736円
08銭と、続伸してスタート。景気減速懸念を強めながらも米株が底堅くなってきたこと
が好感されているほか、外為市場でドル高/円安が進んでいることも下支え材料になり、
全体的に買い優勢で始まった。
    
    時間外取引では、米国主要3指数の先物が総じて高い。これらも日本株全体に好影響
を及ぼしている。
    
    米株市場でフィラデルフィア半導体指数(SOX)が堅調となったことを受け
て、東京エレクトロンなど半導体関連株がしっかり。このほか好決算を発表した
ファーストリテイリングが買い気配で始まった。これらは指数寄与度が大きいた
め、日経平均を押し上げる要因になっている。

    
    <08:20> 寄り前の板状況、高砂熱学は買い優勢 セラクは売り優勢
    
    東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群
は以下の通り。
    
    買い優勢
     銘柄名                       騰落   MID気   買気配  売気配  終値
                                  率     配                      
  1  高砂熱学工業                   24%   2,034   2,034   2,034   1,634
  2  三浦工業                       23%   3,800   3,800   3,800   3,100
  3  凸版印刷                       23%   2,722   2,722   2,722   2,222
  4  小森コーポレーション <6349.    19%     947     947     947     797
     T>                                                          
  5  丸一鋼管                       18%   3,350   3,350   3,350   2,847
  6  大氣社                         18%   3,625   3,625   3,625   3,085
  7  ニッタ                         17%   3,258   3,255   3,260   2,779
  8  住友電設                       17%   3,100   3,100   3,100   2,645
  9  サンデン                       14%     285     284     285     250
 10  日本酸素HD                   14%   2,425   2,425   2,425   2,133
    
    売り優勢
     銘柄名                       騰落   MID気   買気配  売気配  終値
                                  率     配                      
  1  セラク                        -24%     926     925     926   1,223
  2  デジタルガレージ              -18%   3,125   3,125   3,125   3,825
  3  ダイト                        -18%   2,333   2,332   2,333   2,832
  4  フィル・カンパニー            -16%   1,050   1,050   1,050   1,247
  5  静岡ガス                      -10%     839     838     839     933
  6  メルコHLDG                 -8%   3,408   3,405   3,410   3,705
  7  冨士ダイス                     -8%     628     627     628     679
  8  佐鳥電機                       -7%   1,001   1,000   1,001   1,079
  9  古野電気                       -7%     981     980     981   1,057
 10  東プレ                         -7%     990     990     990   1,063
  

    
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