[東京 26日 ロイター] - <15:41> 日経平均・日足は「小陰線」、5日線・25日線は上向きを維持 日経平均・日足は「小陰線」。上に短いヒゲ、下に長いヒゲを伴う「下影陰線」とな り、下落一服を示している。終値は2万7655円21銭だった。 5日移動平均線(2万7750円48銭=26日)や25日線(2万6743円18 銭=同)は上昇基調を維持していることから、短期的には底堅い展開が続くとみられる。 また「当面は200日線(2万7570円17銭=同)が日経平均の下値をサポートしそ うだ」(国内証券)との声も聞かれた。 <15:22> 新興株はマザーズが小反発、グロース株に買い戻し 新興株式市場は、マザーズ総合が前営業日比0.35%高の701.39ポイントと 小反発した。東証グロース市場指数は同0.37%高の892.79ポイントで取引を終 えた。新興株市場は朝方は軟調に推移していたが、売り一巡後はグロース(成長)株を中 心に買い戻しが入った。 個別では、フロンティアインターナショナル、坪田ラボ、アイキュ ーブドシステムズなどがしっかり。半面、大泉製作所、メディネット<2 370.T>、ココナラなどは軟調に推移した。 プレシジョン・システム・サイエンスは急上昇した後、利益確定売りが優勢 となり、9%安で取引を終了。同社は、スペイン企業のサル痘ウイルスPCR検査キット を7月から販売すると発表していた。 <14:03> 小幅安で小動き、イベント控え一段と様子見姿勢強まる 後場の日経平均は小幅安の水準で小動きが続いており、前日終値近辺の2万7600 円台後半で推移している。午後の取引での日経平均の値幅は40円程度と、動意に乏しい 。 米連邦公開市場委員会(FOMC)や米国の4―6月期GDP(国内総生産)の公表 が控えているほか、週末に国内企業の決算発表が集中するため、「様子見姿勢が強まりや すく、明確な方向感は出にくい」(国内運用会社)という。 <13:05> 日経平均は小安い、ソフトバンクGが上げ幅拡大 後場の日経平均は、前日終値付近での値動きとなっている。ソフトバンクグループ<9 984.T>が上げ幅を拡大し、指数を50円近く押し上げている。相場全体では模様眺めとな っており、日経平均は「プラスに転じたとしても上げ幅は限られるのではないか」(国内 証券)とみられている。 前引け時点に比べると、鉱業や石油・石炭製品が上げ幅を縮小している一方、海運業 は下げ幅を縮小している。 企業決算シーズンが本格化してきており、決算内容を材料にした個別物色が見られる ほかは、米連邦公開市場委員会(FOMC)などのイベントを前に「慌てて動く必要はな い」(別の国内証券)との声もある。 FOMCはきょうから27日にかけて開催される。米国ではきょう、米グーグルの持 ち株会社アルファベットやマイクロソフトなどの決算発表が予定され ている。 <11:45> 前場の日経平均は小幅続落、景気懸念が重し イベント前に様子見 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比17円52銭安の2万7681円73 銭と、小幅に続落した。欧米の景気後退への懸念が重しになった。米連邦公開市場委員会 (FOMC)などの重要イベントを前に模様眺めが強まり、方向感のない値動きとなった 。 日経平均は、小安くスタート。プラスを回復する場面もあったが短時間にとどまり、 再びマイナスに転じた。一時160円安に下落したが、その後は徐々に持ち直し、小安い 水準での動きが続いた。欧米の景気後退への懸念が重しになった一方、下げも限定的で「 方向感は出ていない。基本は様子見」(国内証券)とされた。 市場では「内外ともに、先月の調整局面で悪材料をそれなりに織り込んだ。イベント 前の手仕舞い売りはあるようだが、底堅さは確保されている」(岩井コスモ証券の林卓郎 投資情報センター長)との声が聞かれた。個人投資家に人気のソフトバンクグループ<998 4.T>がしっかりとなって指数を下支えしたほか、好業績銘柄が物色された。 TOPIXは0.11%高の1945.38ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆1217億2800万円だった。東証33業種では、値下がり は海運業やその他製品、精密機器など12業種、値上がりは鉱業や石油・石炭製品、保険 業など21業種だった。 日本郵船など海運株が利益確定売りに押された。中外製薬、テルモ もさえなかった。一方、INPEXなど資源株がしっかり。業績予想の 上方修正を発表したキヤノンマーケティングジャパンやダブル・スコープ<6619. T>が買われた。ソフトバンクグループは大幅高となり、日経平均を30円程度押し上げた 。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1102銘柄(60%)、値下がりは63 1銘柄(34%)、変わらずは103銘柄(5%)だった。 <11:06> 日経平均は小幅安での推移、模様眺めながら「好地合い」も意識 日経平均は小安い水準での小動きで、方向感のない推移が続いている。米国で連邦公 開市場委員会(FOMC)などの重要イベントや大手ハイテク企業の決算発表を控えてお り、模様眺めになりやすいとみられている。 寄り付き後に一時160円安に下げ幅を広げたが、その後は持ち直している。「個人 投資家に人気の銘柄がしっかりのほか、好業績銘柄も素直に評価されており、総じて地合 いは悪くない」(国内証券)との声が聞かれる。 ソフトバンクグループが大幅高となり、1銘柄で日経平均を30円程度、押 し上げている。業績予想の上方修正を発表したキヤノンマーケティングジャパン やダブル・スコープなども買われている。 <09:55> 日経平均は軟化、200日線の攻防 下げに対する抵抗力を探る局面 日経平均は徐々に軟化し、2万7500円台半ばでの推移となっている。このレベル には200日移動平均線が位置しており、これが支持線として機能するか否か攻防を繰り 広げている状況だ。 一方、引き続き商いが細った状態で「週内に予定される米連邦公開市場委員会(FO MC)と米GDPの発表が終わるまで、見送られるのではないか」(国内証券)という。 野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏は「様子見気分が続いているが、 重要イベント前のここは、いったんポジションを外す場面になる」とした上で「当面の株 価は下げに対する抵抗力を探ることになりそうだ」と指摘している。 <09:05> 日経平均は小動きスタート、FOMC控え模様眺め 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比17円05銭安の2万768 2円20銭と小反落して始まった。その後は、前日終値を挟んで浮沈を繰り返すなど小動 きで、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて模様眺めとなっている。 物色面では、為替相場が前週末よりドル安/円高に振れたことで任天堂など 輸出関連株の一角がさえない。海運株も利益確定売りに押されたが、INPEX をはじめ資源株がしっかりとなっている。 <08:30> 寄り前の板状況、KOAは買い優勢 アズビルは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落率 MID気 買気配 売気配 終値 配 1 KOA 24% 2,091 2,091 2,091 1,691 2 大建工業 20% 2,374 2,374 2,374 1,974 3 芦森工業 17% 1,190 1,189 1,190 1,017 4 共英製鋼 12% 1,590 1,589 1,590 1,419 5 トーカロ 11% 1,423 1,422 1,423 1,283 6 ダブル・スコープ 11% 1,900 1,899 1,900 1,718 7 岩崎電気 10% 2,920 2,920 2,920 2,647 8 UACJ 10% 2,374 2,373 2,374 2,160 9 TDCソフト 9% 1,276 1,276 1,276 1,166 10 住友電設 9% 2,930 2,930 2,930 2,678 売り優勢 銘柄名 騰落率 MID気 買気配 売気配 終値 配 1 アズビル -18% 3,198 3,195 3,200 3,890 2 コーエーテクモHLDG -14% 4,198 4,195 4,200 4,895 3 アネスト岩田 -11% 851 850 851 960 4 リズム -11% 1,432 1,431 1,432 1,612 5 サンワテクノス -9% 1,258 1,257 1,258 1,383 6 テクノプロHLDG -8% 2,787 2,786 2,787 3,045 7 ゴルフダイジェスト・オンライン <331 -7% 1,596 1,595 1,596 1,714 9.T> 8 鴻池運輸 -7% 1,210 1,210 1,210 1,296 9 サインポスト -6% 830 829 830 881 10 東プレ -6% 1,049 1,049 1,049 1,111 (
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