[東京 1日 ロイター] - <15:55> 日経平均・日足は「中陽線」、2万8000円の重さを意識 日経平均・日足は短めの下ヒゲを伴う大引けが「坊主」の「中陽線」となった。終値 は2万7993円35銭で高値引け。値幅としては、伸び悩んだ直近2日と大きな差はな いが、今回は上値指向の強い線を引き、強い基調にあることを示している。 ただ、取引時間中に瞬間的にも2万8000円に乗せることがなく、重さが意識され た。上値に位置する3月25日高値2万8338円81銭と6月9日高値2万8389円 75銭で形成するダブルトップが、強力な節目として意識されており、目先的にもう少し の間、もみ合いが続く可能性が高い。 <15:05> 新興株はマザーズが5日続伸、米大型ハイテク株高が刺激材料に 新興株式市場は、マザーズ総合は0.84%高の724.56ポイントと5日続伸と なった。東証グロース市場指数は前営業日比0.84%高の921.25ポイント。米国 市場でアップルやアマゾン・ドット・コムなど大型ハイテク株が堅調と なっていることが刺激材料となり「これらが安心感を与え値幅取りの動きが活発化した」 (国内証券)という。 個別では、前週末に新規上場したエアークローゼットがしっかりとなったほ か、HENNGEが続伸。HOUSEIが連日のストップ高となった。 JTOWER、モイも堅調だが、データホライゾン、ワンダー プラネットなどがさえない。 <14:40> 日経平均は高値もみ合い、2万8000円手前で足踏み状態に 日経平均は高値もみ合い。依然として強い基調を維持しているものの、上値を積極的 に追う動きはみられず、2万8000円の手前で足踏み状態になっている。 市場では「月初で重要統計の発表を控えているため、積極的にポジションが取りにく い。テクニカル面でも、2万8000円を超えると過去のダブルトップの戻り天井が意識 されるため、目先は時価水準でもみ合うのではないか」(国内証券)との声が聞かれた。 <13:40> 日経平均は強調を持続、米大型ハイテク株上昇で安心感も 日経平均は強調を持続している。後場中盤の段階で、きょうの高値を更新。2万80 00円を手前にして足踏み状態となっているが、時間外取引の米株先物安、ドル安/円高 など好ましい環境ではないにも関わらず、下げに転じる気配が感じられない。 市場では「リセッションの不安が高まっている中で、米国企業の決算発表においてア ップルやアマゾン・ドット・コムが明るい見通しとなり、これら大型ハ イテク株の上昇によって安心感が広がったようだ」(国内証券)との声が聞かれた。 <11:49> 前場の日経平均は反発、決算受けた個別物色が相場下支え 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比131円63銭高の2万7933円2 7銭と、反発した。決算を手掛かりにした個別物色が活発になり、相場を下支えした。 前週末の米国株は主要3指数がそろって上昇。この流れを引き継ぎ、日本株も朝方は 底堅くスタートした。一時、マイナス圏とプラス圏を行ったり来たりするなど方向感のな い動きがみられたが、下値の堅さが確認されるとプラス圏でしっかりした値動きとなった 。半導体関連株が堅調に推移したほか、個別材料を手掛かりにした物色も広がった。 市場では「国際優良株と言えるようなグローバルシェアの高い企業群の好決算が確認 され、株価上昇がみられている」(国内証券)との声が聞かれた。個別では、好決算を発 表していた信越化学工業、ファナックなどが買われた。 日経平均の方向感について市場参加者からは「基本的には上方向」(別の国内証券) との声が聞かれる一方で、「2万8000円を超えて上値を追うには強材料が必要」(い ちよし証券の銘柄情報課課長・及川敬司氏)との見方も出ていた。及川氏は、本格化する 国内の企業決算で好業績が多く確認されれば、日経平均の押し上げにつながるのではない か、と話した。 TOPIXは0.59%高の1951.81ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆6161億1800万円だった。東証33業種では、値上がり は海運業や輸送用機器、空運業など24業種で、値下がりは電気・ガス業、金属製品、医 薬品など9業種だった。 個別では、好決算を発表したZOZOが11%高となった一方、前週末に通 期の業績見通しを下方修正したソニーグループは5%安と軟調だった。指数寄与 度の大きいファーストリテイリングは小じっかり。半面、ソフトバンクグループ は1%安と値下がりした。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1300銘柄(70%)、値下がりは45 7銘柄(24%)、変わらずは79銘柄(4%)だった。 <11:17> 日経平均は上げ幅拡大、半導体関連株堅調で 日経平均は上げ幅を拡大し、前営業日比約100円高の2万7900円近辺で推移し ている。値下がりしていた主力株の下げ幅が縮小したほか、半導体関連株が堅調な展開と なり、相場を支えている。アドバンテスト、信越化学工業はそれぞれ2 %高としっかり。 市場では、特段の新規材料は出ていないものの、「米長期金利低下を受けて金利敏感 なハイテク株が買われている」(国内証券)との声が聞かれた。また、企業決算を手掛か りにした個別物色も相場を下支えしているという。 <10:17> 小幅高でもみ合い、主力株の下落が重し 日経平均は小幅高でもみ合いの展開となり、前営業日比約30円高の2万7800円 台前半で推移している。再びプラス圏に浮上したものの、上値を追う動きはみられない。 ソフトバンクグループとソニーグループが軟調で、この2銘柄で日経平 均を55円ほど押し下げており相場の重しとなっている。 市場では「全体的に強弱まちまちで、決算相場ならでは動きとなっている。日経平均 の下値は堅いが、上値を追う決め手に欠ける状況」(国内証券)との声が聞かれた。 <09:05> 寄り付きの日経平均は反発後マイナス圏に、米株先物軟調が重し 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比12円18銭高の2万7813円 82銭と、反発してスタートした。ただ、その後はすぐに軟化し、小幅安の水準まで下落 した。米株先物が下げ幅を拡大し、相場の重しになっているほか、指数寄与度の大きいソ フトバンクグループが売られ、日経平均を押し下げている。ソニーグループ<675 8.T>も5%安と軟調。 東証33業種では、値上がりは海運業やゴム製品、卸売業など23業種で、値下がり は電気・ガス業や電気機器、医薬品など10業種となっている。 <08:21> 寄り前の板状況、マックスは買い優勢 日立金属は売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 マックス 24% 2,09 2,09 2,09 1,69 8 8 8 8 2 ネクソン 23% 3,71 3,71 3,71 3,01 5 5 5 5 3 スタンレー電気 22% 2,82 2,82 2,82 2,32 3 3 3 3 4 ミスミグループ本社 21% 3,99 3,99 3,99 3,29 5 5 5 5 5 ニッコンHLDG 21% 2,93 2,93 2,93 2,43 9 9 9 9 6 伯東 20% 3,06 3,06 3,06 2,56 5 5 5 3 7 フクシマガリレイ 19% 4,35 4,35 4,35 3,65 0 0 0 0 8 コムシスHLDG 19% 3,17 3,17 3,17 2,66 0 0 0 8 9 本多通信工業 18% 663 663 663 563 10 エンプラス 17% 3,48 3,48 3,48 2,97 0 0 0 8 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 日立金属 -24% 1,54 1,54 1,54 2,04 6 6 6 6 2 沖縄電力 -22% 1,05 1,05 1,05 1,35 5 5 5 0 3 グローバルキッズCOMPAN -21% 555 554 555 703 Y 4 オーバル -14% 479 478 479 555 5 大平洋金属 -11% 2,19 2,19 2,19 2,48 8 7 8 0 6 ACCESS -11% 711 710 711 798 7 SG HLDG -11% 2,25 2,25 2,25 2,52 2 1 2 8 8 ビジネスブレイン太田昭和 <965 -10% 1,36 1,36 1,36 1,51 8.T> 0 0 0 2 9 SCSK -10% 2,09 2,09 2,09 2,33 9 8 9 2 10 コニシ -10% 1,46 1,46 1,46 1,62 1 0 1 1 (
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