[東京 4日 ロイター] - <15:06> 新興株はマザーズが続伸、値がさ株の上昇が支援 米株高を好感 新興株式市場は、マザーズ総合が1.68%高の736.02ポイントと続伸した。 東証グロース市場指数は前営業日比1.68%高の935.97ポイントだった。前日の 米国市場でハイテク株比率の高いナスダック総合が上昇したことが投資家心理を上向かせ 、グロース株が買われた。 値がさのフリーやビジョナルが大幅高となり指数の押し上げに寄与 。ジーエヌアイグループは年初来高値を更新した。一方、プレシジョン・システ ム・サイエンスやユナイテッドが大幅安。ライフネット生命保険<7157. T>もさえなかった。 <14:20> 日経平均は強もち合い継続、トヨタ決算の影響は限定的 日経平均は強もち合いを継続し、2万7900円付近で推移している。午後に決算を 発表したトヨタ自動車が大幅安となり、日経平均も上げ幅を縮める場面があった が、短時間で持ち直し、相場全体への影響は限定的だった。市場では「いい内容とはいえ ないが、サプライズというほど悪くもなかった」(国内証券)との声が聞かれた。 トヨタは2023年3月期の連結業績(国際会計基準)予想を上方修正し、純利益を 前年比17.2%減の2兆3600億円に引き上げた。従来は2兆2600億円を見込ん でいた。IBESがまとめたアナリスト予想3兆0100億円は下回った。営業利益の見 通しは、同19.9%減の2兆4000億円のまま据え置いた。 <12:55> 日経平均は強もち合い、トヨタ自動車の決算控え模様眺めに 日経平均は強もち合い。2万7800円台後半で一進一退となっている。後場に入っ てからも方向感が感じられず、商いも盛り上がっていない。「トヨタ自動車の決 算がまもなく発表されるが、それを見たいとの投資家が多い様子で、全体は模様眺めとな っている」(国内証券)という。 物色面では、引き続き東京エレクトロンなど半導体関連株がしっかり。グロ ース銘柄優位の状態が続いている。 <11:40> 前場の日経平均は続伸、米株高受けグロース株を中心に物色 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比150円78銭高の2万7892円6 8銭と、続伸した。米株の上昇や経済指標から米経済が景気後退には陥っていないという 見方が生じ、グロース株を中心に物色された。ただ、きょうも2万8000円を瞬間的に 付けた後は伸び悩むなど、引き続き上値の重さが意識されている。 3日の米国株式市場は急反発し、ナスダック総合は約3カ月ぶり高値を更新した。米 供給管理協会(ISM)が発表した7月の非製造業総合指数は、供給のボトルネックや物 価上昇圧力の緩和を背景に予想に反して上昇し、「景気後退への懸念に関してはソフトラ ンディングの期待が生じた」(野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)とい う。 この流れから日本株でも半導体関連株などグロース株がしっかりだった。ただ、上昇 が目立つのは指数寄与度が大きい銘柄が中心で、全体を底上げするような動きではない。 TOPIXは終始さえない展開となった。 全体的に伸び悩んだ格好だが、その理由として「後場の取引時間中に発表が予定され るトヨタ自動車の決算内容を見極めたい」(雨宮総研・代表の雨宮京子氏)との 声が聞かれ、「トヨタの動きで全体の方向性が出る可能性もある」(雨宮氏)という。物 色面では、好決算銘柄が引き続き物色されている。 TOPIXは0.08%安で午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆 5148億1600万円だった。東証33業種では、海運業、非鉄金属などが上昇し、鉱 業、その他金融などの下落が目立つ。 個別では、東京エレクトロン、ファーストリテイリング、ソフトバ ンクグループなどがしっかり。川崎汽船も高いが、住友商事ん どの商社株、三菱UFJフィナンシャル・グループ、オリックスなどの 金融株がさえない。 プライム市場の騰落数は、値上がり836銘柄(45%)に対し、値下がりが907 銘柄(49%)、変わらずが93銘柄(5%)だった。 <11:05> 日経平均は高値もみ合い、トヨタ自動車の決算発表待ち 日経平均は高値もみ合い。一時2万8000円を回復したものの、引き続き上値の重 さが意識されており伸びを欠いている状況だ。投資家の関心を集めそうなのが後場に予定 されるトヨタ自動車の決算発表で、それを待つ形で動きが止まっているとの見方 も出ている。 市場では「トヨタの決算内容をみたいとのムードが強い。特に、悪化した場合は出尽 くしになるのか、改めて売られるのか、見極めたいと考える投資家が多いようだ」(国内 証券)との声が聞かれた。 日経平均が高いのは、半導体関連株やファーストリテイリング、ソフトバン クグループといった指数寄与度が大きい銘柄がリードしているため。TOPIX は一時マイナスになるなど、前日終値近辺での動きとなっている。 <10:19> 日経平均は伸び悩み、一時2万8000円回復も上値重い 日経平均は伸び悩み、前営業日比約190円高の2万7900円台前半で推移してい る。一時260円高の2万8005円59銭まで上昇したが、その後は上値の重さも意識 されている。市場では「足元ではレンジ相場が続いており、2万8000円を超えて上昇 していくには材料不足」(国内証券)との声が聞かれた。 一方、日経平均には割安感も生じており下値は堅いとの声も聞かれ、「目先は2万7 500円を挟んだレンジ相場になりそうだ」(別の国内証券)との見方もあった。 物色動向としては、前日の米国株市場でナスダック総合が堅調だったほか、フィラデ ルフィア半導体株指数(SOX)の上昇を受けて、ハイテク株や半導体関連株が堅 調に推移している。 <09:06> 寄り付きの日経平均は続伸、米株高を好感 値がさ株堅調 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比189円04銭高の2万7930 円94銭と続伸してスタートした。前日の米株高を好感し、幅広い業種で買いが先行して いる。 指数寄与度の大きいソフトバンクグループが2%高と堅調なほか、ファース トリテイリングも小じっかり。東京エレクトロンなど、半導体関連株も 上昇している。 東証33業種では、値上がりは医薬品やサービス業、電気機器など19業種で、値下 がりは鉱業、その他金融業など14業種となっている。 <08:23> 寄り前の板状況、リテールパートナーズは買い優勢 ADWAYS は売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 リテールパートナーズ 26% 1,47 1,47 1,47 1,17 6 6 6 6 2 ネクソン 23% 3,70 3,70 3,70 3,00 5 5 5 5 3 ミマキエンジニアリング <6638. 17% 698 698 698 598 T> 4 タツモ 17% 1,48 1,47 1,48 1,26 0 9 0 9 5 クロスキャット 16% 1,10 1,10 1,10 954 4 4 4 6 大塚HLDG 15% 5,27 5,27 5,27 4,57 9 9 9 9 7 ヨータイ 14% 1,72 1,72 1,72 1,50 0 0 0 4 8 日東紡績 9% 2,60 2,59 2,60 2,39 0 9 0 2 9 エムアップHLDG 8% 1,62 1,62 1,62 1,50 5 4 5 4 10 セラク 8% 1,23 1,23 1,23 1,14 0 0 0 0 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 アドウェイズ -11% 631 630 631 708 2 ジーエスユアサコーポレーショ -9% 2,20 2,20 2,20 2,41 ン 1 0 1 0 3 FJネクストHLDG -7% 1,00 999 1,00 1,07 0 0 6 4 キューブシステム -6% 1,02 1,01 1,02 1,08 0 9 0 2 5 サンワテクノス -6% 1,38 1,38 1,38 1,46 2 1 2 2 6 アトラエ -5% 1,85 1,85 1,85 1,95 3 3 3 6 7 ネットワンシステムズ -5% 2,83 2,83 2,83 2,98 1 0 1 3 8 栄研化学 -4% 1,81 1,81 1,81 1,88 2 1 2 6 9 ギフトHLDG -4% 2,60 2,60 2,60 2,69 0 0 0 9 10 オークネット -3% 2,16 2,16 2,16 2,24 7 6 7 0 (
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