[東京 5日 ロイター] - <11:01> 日経平均は上げ幅拡大、約2カ月ぶり高値 好業績銘柄の物色が押 し上げ 日経平均は上げ幅を拡大し、前営業日比約180円高の2万8100円台前半で推移 している。上げ幅は200円を超える場面もあり、6月9日以来の高値となっている。好 業績銘柄への物色や値がさ株の上げ幅拡大が相場を押し上げている。 市場では、好決算銘柄の物色のほか、「台湾株や米株先物の上昇が投資家心理の改善 につながり、買いが広がったようだ」(国内運用会社)との声が聞かれた。 個別では、指数寄与度の大きいファーストリテイリングや東京エレクトロン が堅調なほか、好決算を発表したキッコーマンなどがしっかり。この3 銘柄で日経平均を90円ほど押し上げている。 <10:05> 日経平均は強もち合い、壁と意識される2万8000円近辺で推移 日経平均は強もち合い。これまで何度も押し返された経緯があり、壁として意識され ている2万8000円近辺で推移している。 米雇用統計の発表を控えて売り買いともに手控えムードが強い中で、引き続き好決算 銘柄が株価を支える格好となっている。個別では企業決算の好悪で明暗を分けるケースが 目立つものの「全体的にはおおむね良好との印象があるため、これが安心感を誘っている 」(国内証券)という。 ただ、全体としての株価の動きは方向感を欠くような状況で乏しい。市場では「きの うは日経平均の上下振れ幅は今年に入って最小の135円だったが、きょうも米雇用統計 の発表を控え、小動きになることが想定される」(野村証券・ストラテジストの澤田麻希 氏)との声が聞かれた。 <09:05> 日経平均は小反落、好決算株を物色 雇用統計控えて全般は見送り 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比17円14銭安の2万7915円 06銭と、小反落でスタート。寄り付き後は前日比変わらず近辺でもみ合う動きとなって いる。引き続き好決算銘柄が物色されているが、米雇用統計の発表を控えているため、全 体的には見送りムードが強い。 市場予想を大幅に上回る業績見通しを発表した日本製鉄が買い気配でスター ト。米ナスダック高を受けて東京エレクトロンなど半導体関連株もしっかりで始 まっている、一方、原油価格の下落を受けてINPEXがさえない。 <08:20> 寄り前の板状況、マックスは買い優勢 BEENOSは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落率 MID気 買気配 売気配 終値 配 1 マックス 21% 2,314 2,314 2,314 1,914 2 アイロムグループ 20% 2,381 2,380 2,381 1,981 3 きんでん 20% 1,796 1,796 1,796 1,496 4 有沢製作所 14% 1,202 1,201 1,202 1,053 5 淀川製鋼所 13% 2,700 2,700 2,700 2,380 6 第一実業 13% 3,905 3,905 3,905 3,445 7 T&K TOKA 13% 981 980 981 868 8 大塚HLDG 12% 5,127 5,127 5,127 4,589 9 東邦HLDG 11% 2,050 2,049 2,050 1,848 10 中山製鋼所 10% 512 511 512 465 売り優勢 銘柄名 騰落率 MID気 買気配 売気配 終値 配 1 BEENOS -19% 2,055 2,055 2,055 2,548 2 岩崎通信機 -19% 650 650 650 800 3 IDEC -17% 2,459 2,458 2,459 2,958 4 KHネオケム -13% 2,202 2,201 2,202 2,530 5 保土谷化学工業 -12% 3,098 3,095 3,100 3,500 6 A&DホロンHLDG <7745.T -11% 885 884 885 993 > 7 オカムラ -10% 1,185 1,184 1,185 1,315 8 シスメックス -9% 8,451 8,450 8,451 9,296 9 インフォマート -8% 456 455 456 496 10 シュッピン -8% 1,314 1,314 1,314 1,428 (
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