[東京 15日 ロイター] - <15:15> 新興株はマザーズが続伸、薄商いの中で値幅取り活発化 新興株式市場では、マザーズ総合が0.59%高の730.59ポイントと、続伸し た。東証グロース市場指数は前営業日比0.59%高の929.00ポイントだった。市 場では「薄商いの中で値幅取りの動きが活発化している。プライム市場の値がさ株につい て行けない投資家がグロース株に流れているようだ」(国内証券)との声が聞かれる。 個別では、HENNGEが商いを伴って続伸したほか、ディー・ディー・エ スがストップ高。JTOWERもしっかりとなった。半面、そーせいグ ループ、フリーがさえない。 <14:20> 日経平均は高値圏で推移、薄商いの中で買い戻し活発化 日経平均は2万8800円台と高値圏で堅調に推移している。夏休み中で薄商いの状 態が続いており、売り物薄の中で買い戻しが活発化している格好。決算発表シーズンも一 巡したため、手掛かり材料難の状況だ。 市場では「終盤に入っても値がさ株が堅調な地合いに変化はない。騰落数では引き続 き値下がり銘柄数の方が多く、指数寄与度が大きい銘柄に左右される状態となっている」 (国内証券)との声が聞かれる。 <13:02> 日経平均は後場一段高、値がさ株が引き続き堅調 後場に入り日経平均は上げ幅を拡大し、日中高値を更新した。一時、前営業日比34 0円高の2万8890円47銭まで上昇した。物色動向は前場とほぼ変わっておらず、値 がさのハイテク株が引き続き堅調で、相場を押し上げている。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが4割、値下がりは5割超となっており、「 全体的に明確な方向感は乏しく、値がさ株上昇の影響が大きい」(国内証券)との指摘が 出ている。 日経平均は底堅さを維持しているが、「急ピッチで上昇していることから、大引けに かけては伸び悩む可能性もあるのではないか」(同)という。 <11:45> 前場の日経平均は続伸、米金利低下で値がさハイテク株に買い 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比283円92銭高の2万8830円9 0銭と続伸した。前週末の米国市場でインフレへの過度な警戒感が和らぎ長期金利が低下 傾向となったことで、値がさのハイテク株が堅調に推移した。好決算銘柄への買いも相場 を押し上げ、日経平均は1月6日以来の高水準となった。 日経平均は小高くスタートし、その後も徐々に上げ幅を拡大した。ソフトバンクグル ープが4%高となったほか、ファーストリテイリング、ダイキン工業<6 367.T>など指数寄与度の大きい銘柄が買われ、日経平均は一時、前営業日比310円高の 2万8857円86銭まで上昇した。セクター別では、医薬品が大きく上昇し、ゴム製品 、小売業もしっかりだった。 日経平均は堅調に上値を伸ばしており、「次の節目としては年初来高値(2万938 8円16銭)が意識される」(国内証券)という。 一方、ソニーフィナンシャルグループのシニアエコノミスト・渡辺浩志氏は「足元の マーケットはやや楽観的な面がある」とみている。市場が想定しているほどにインフレが 沈静化しない場合や、米金融引き締めによる景気減速が起こる可能性もあるとし、「日本 株の上昇がいつまで持続するかは不透明」と指摘した。 企業決算が一巡したことから、目先は「米連邦準備理事会(FRB)高官発言など、 米金融政策の動向に関心が集まるのではないか」(別の国内証券)との声も聞かれた。 TOPIXは0.51%高の1983.22ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆4188億4300万円だった。東証33業種では、値上がり は医薬品やゴム製品、小売業など20業種で、値下がりは海運業や鉱業、陸運業など13 業種だった。 個別では、第一三共が15%高と大幅上昇した。抗体薬物複合体(ADC) 技術を巡る米シージェンとの紛争で米国仲裁協会がシージェンの主張を全面的に否定する 判断を下し、手掛かりになった。 好業績を発表したパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532. T>は大幅高、トリドールホールディングスは17%高と年初来高値を更新した。 東証プライム市場の騰落数は値上がりが819銘柄(44%)、値下がりは939銘 柄(51%)、変わらずは77銘柄(4%)だった。 <10:59> 日経平均は上げ幅拡大、300円高 値がさ株が押し上げ 日経平均は上げ幅を拡大し、前営業日比約300円高の2万8800円台半ばで推移 している。値がさのハイテク株が堅調で相場を押し上げており、個別ではソフトバンクグ ループが4%高となっているほか、ファーストリテイリングは1%超高 としっかり。米長期金利の低下基調を受けて、値がさのグロース(成長)株に買いが入っ ている。 日経平均が堅調に上値を伸ばしていることから、市場では「次の節目としては年初来 高値(2万9388円16銭)が意識される。同水準を上回ることができれば、長期的に は3万円回復も視野に入るのではないか」(国内証券)との声が聞かれた。 東証33業種では、値上がりは医薬品やゴム製品、小売業など20業種で、値下がり は海運業や鉱業、陸運業など13業種となっている。 <10:14> 日経平均は200円超高、堅調なGDPも支え 日経平均は徐々に上げ幅を拡大し、200円超高に上値を伸ばした。買い一巡後はや や伸び悩んでいる。 内閣府が15日発表した実質国内総生産(GDP)1次速報によると、2022年4 ―6月期の成長率は前期比0.5%増、年率換算で2.2%のプラス成長となった。[nL4 N2ZR00P] 市場予想の2.5%プラスは下回ったが「日本経済の底堅さが示され、株式市 場の支えになっている側面もありそうだ」(野村証券の澤田麻希ストラテジスト)との声 が聞かれる。 ファーストリテイリングやソフトバンクグループなど値がさ株の上 昇が指数押し上げに寄与。第一三共は大幅高で、これら3銘柄で指数を120円 程度押し上げている。 第一三共は、抗体薬物複合体(ADC)技術をめぐる米シージェン社との紛争で、米 国仲裁協会がシージェンの主張を全面的に否定する判断を下したと伝わり、手掛かりにな っている。 <09:05> 日経平均は続伸スタート、米インフレへの過度な警戒感が緩和 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比76円80銭高の2万8623円 78銭と、続伸してスタートした。前週末の米国市場でインフレへの過度な警戒感が和ら いで株高となった流れを好感する形で、買いが先行した。寄り付き後も100円超高に上 値を伸ばした。 主力株はトヨタ自動車が小安い一方、ソニーグループが小高いなど まちまち。東京エレクトロンなど半導体関連は総じてしっかり。指数寄与度の高 いファーストリテイリングは小高く、ソフトバンクグループは堅調とな っている。 <08:25> 寄り前の板状況、リブセンスが買い優勢 ダイヤモンドエレクトリ ックHDは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 リブセンス 31% 213 213 213 163 2 ダブルスタンダード 24% 2,60 2,60 2,60 2,10 0 0 0 0 3 恵和 19% 4,25 4,25 4,26 3,58 8 5 0 5 4 岩崎通信機 18% 919 918 919 778 5 フィックスターズ 17% 1,34 1,34 1,34 1,14 6 5 6 6 6 IPS 15% 3,00 3,00 3,00 2,61 3 0 5 2 7 積水樹脂 10% 1,86 1,86 1,86 1,70 8 8 8 2 8 サンデン 10% 254 253 254 231 9 ウイルプラスHLDG 8% 1,00 1,00 1,00 923 1 0 1 10 エンシュウ 8% 849 848 849 783 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 ダイヤモンドエレクトリックH -24% 1,26 1,26 1,26 1,66 D 1 0 1 0 2 ペッパーフードサービス <3053. -21% 306 306 306 386 T> 3 DmMIX -19% 1,70 1,70 1,70 2,09 5 4 5 8 4 ウェルビー -18% 666 666 666 816 5 第一カッター興業 -18% 1,11 1,11 1,11 1,36 1 0 1 0 6 スノーピーク -18% 2,24 2,24 2,24 2,74 4 4 4 4 7 カナミックネットワーク <3939. -17% 456 455 456 552 T> 8 西本Wismettac HL -17% 3,48 3,48 3,49 4,18 D 8 5 0 5 9 三井松島HLDG -14% 3,30 3,30 3,30 3,82 3 0 5 5 10 フロンティア・マネジメント <7 -13% 1,35 1,34 1,35 1,55 038.T> 0 9 0 1 (
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」