[東京 16日 ロイター] - <11:05> 日経平均は一進一退、連騰後の利益確定と強気継続の思惑が綱引き 日経平均は前日終値を挟んで一進一退となっている。先週末からの連騰で1000円 超上昇し、短期的な調整への警戒感から利益確定売りが上値を抑えている一方、前日の米 株高を受けて強気相場継続への思惑もあり、綱引きとなっている。 朝方から小安く推移している時間外取引の米株先物が下げ幅をやや広げた場面では、 日本株も下げを広げており「今のところ日本株は底堅そうだが、米株先物が下げを強める ようなら連れ安となりかねず注意が必要」(国内証券)との声が聞かれる。 東証33業種では、値上がりはその他製品や空運業、不動産業など10業種で、値下 がりは海運業や鉱業、石油・石炭製品など23業種となっている。 <10:15> 日経平均は一時プラスに、利益確定売りを着実に消化 日経平均は一時、前日比でプラスに転換した。朝方は高値警戒感から軟調に始まった ものの、売り一巡後は押し目が買われる展開になった。利益確定売りが着実に消化されて いる。 市場では「25日移動平均線とのかい離率が5%近くに達しており、テクニカル的に いったん調整が入りそうだが、押し目を買うニーズが強く崩れる雰囲気は感じられない」 (国内証券)との声が聞かれた。 物色面では、主力銘柄が高安まちまち。「材料が出た銘柄を買う動きが中心で、物色 の方向性は見えない」(別の国内証券)という。 <09:05> 日経平均は反落、急上昇に対する警戒感で利益確定売り 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比42円95銭安の2万8829円 53銭と反落した。前日の米国株式市場はしっかりだったものの、これまでの急な上昇に 対して警戒感が生じ、利益確定売りが優勢で始まった。 東京エレクトロン、レーザーテックなど半導体関連株が小安くスタ ートしたほか、トヨタ自動車など主力銘柄にも軟調な銘柄が目立つ。 <08:30> 寄り前の板状況、アイスタイルは買い優勢 ペッパーフードは売り 優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気 売気配 終値 率 配 配 1 アイスタイル 27% 373 373 373 293 2 ジャフコ グループ 24% 2,618 2,618 2,618 2,118 3 リブセンス 22% 260 259 260 213 4 東芝 19% 6,190 6,190 6,190 5,190 5 ランドコンピュータ 15% 1,034 1,033 1,034 899 6 日機装 13% 1,030 1,029 1,030 911 7 クロス・マーケティンググループ <367 13% 930 929 930 823 5.T> 8 レアジョブ 12% 655 654 655 584 9 ギフティ 10% 1,955 1,954 1,955 1,769 10 ダブルスタンダード 8% 2,800 2,799 2,800 2,600 売り優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気 売気配 終値 率 配 配 1 ペッパーフードサービス -26% 226 226 226 306 2 テスHLDG -22% 1,046 1,045 1,046 1,342 3 ユー・エム・シー・エレクトロニ <661 -19% 416 415 416 515 5.T> 4 北越コーポレーション -16% 646 645 646 764 5 京阪HLDG -10% 3,153 3,150 3,155 3,515 6 薬王堂HLDG -9% 2,091 2,091 2,091 2,300 7 カチタス -9% 3,133 3,130 3,135 3,445 8 ビーロット -7% 526 525 526 564 9 三和HLDG -7% 1,321 1,320 1,321 1,415 10 トレンドマイクロ -6% 8,305 8,300 8,310 8,840 (
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