[東京 22日 ロイター] - <11:02> 日経平均は下げ幅縮小、中国人民銀の金融緩和措置を材料視 日経平均は下げ幅を縮小し、前営業日比約160円安の2万8700円台半ばで推移 している。中国人民銀行(中央銀行)は22日、銀行貸出金利の指標となる最優遇貸出金 利(ローンプライムレート、LPR)を引き下げ、「日本株を下支えする要因になったの ではないか」(国内証券)との声が聞かれる。物色動向としては、東京エレクトロン<803 5.T>、ファーストリテイリングなどの値がさ株が引き続き軟調だが、朝方に比べ て下げ幅を縮めている。 東証33業種では、鉱業、石油・石炭製品、医薬品など13業種が値上がり。一方、 サービス業、電気機器、非鉄金属など20業種は値下がりとなっている。 <10:15> 日経平均は軟調、米長期金利上昇が重し 日経平均は軟調に推移し、前営業日比約240円安の2万8600円台後半で推移し ている。日本株は下げ幅がどんどん拡大するような動きにはなっていないが、指数寄与度 の大きい銘柄の下げが目立ち、相場の重しとなっている。 市場では「米長期金利が再び上昇傾向になっており、値がさ株の売りにつながってい る」(国内証券)との声が聞かれる。時間外取引で米10年債利回りは3%台に上昇して おり、「目先の米長期金利が3%程度で上げ止まるかが注目される」(同)との指摘も出 ていた。 <09:05> 寄り付きの日経平均は続落、米株安を嫌気 幅広い業種に売り 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比276円26銭安の2万8654 円07銭と、続落してスタートした。寄り付き後も下げ幅を拡大し、300円超安となっ ている。前週末の米株安を嫌気して幅広い業種に売りが出ている。また、値がさ株の下落 が日経平均の押し下げに寄与し、個別ではファーストリテイリング、ソフトバン クグループがそれぞれ1%超安、東京エレクトロンは2%安で推移して いる。 東証33業種では、鉱業、石油・石炭製品、銀行業の3業種は値上がりしている反面 、30業種は値下がり。海運業、電気機器などの下げが目立っている。 <08:20> 寄り前の板状況、ニッコンは買い優勢 ネクソンは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気配 売気配 終値 率 配 1 ニッコンHLDG 21% 2,898 2,898 2,898 2,398 2 高砂熱学工業 8% 1,780 1,779 1,780 1,654 3 丸全昭和運輸 7% 3,435 3,435 3,435 3,220 4 扶桑薬品工業 5% 2,200 2,199 2,200 2,101 5 椿本チエイン 4% 3,298 3,295 3,300 3,165 6 シンプレクス・HLDG 4% 2,245 2,244 2,245 2,157 7 ビーロット 4% 569 569 569 547 8 東亜建設工業 4% 2,500 2,499 2,500 2,406 9 戸田建設 4% 724 723 724 699 10 三井海洋開発 3% 1,499 1,499 1,499 1,450 売り優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気配 売気配 終値 率 配 1 ネクソン -17% 2,409 2,409 2,409 2,909 2 東亜道路工業 -17% 4,940 4,940 4,940 5,940 3 スタンレー電気 -9% 2,376 2,375 2,376 2,620 4 富士石油 -7% 355 354 355 382 5 クレディセゾン -7% 1,631 1,630 1,631 1,753 6 パイロットコーポレーション <784 -7% 4,853 4,850 4,855 5,200 6.T> 7 パーソルHLDG -6% 2,701 2,700 2,701 2,887 8 ADEKA -6% 2,251 2,250 2,251 2,399 9 セコム -6% 8,720 8,720 8,720 9,237 10 カカクコム -5% 2,451 2,450 2,451 2,588 (
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