[東京 25日 ロイター] - <14:20> 日経平均は200円超高、半導体関連の一角が上げ幅拡大 日経平均は後場に上げ幅を拡大し、200円超高に上昇した。値がさの半導体関連株 の一角が前引け時点に比べて上げ幅を広げたりプラス転換し、指数の上昇に寄与した。 セクター別では、東証33業種のうち32業種がプラス。ジャクソンホール会合を控 えて「投資家のポジション調整的な動きが多いようだ」(国内証券)という。電気機器、 精密機器、機械、海運、保険が後場に上げ幅を拡大。鉱業や証券がプラス転換した。一方 、電気・ガス業は下げ幅を拡げている。 ジャクソンホール会合を巡っては「警戒感はくすぶるが、驚くような内容はなく、結 局はデータ次第となるとの思惑も強い」(国内運用会社)との声も聞かれる。 <13:15> 日経平均は上値追い、値幅調整に一巡感 底堅さ増す 日経平均は強もち合い。2万8400円台後半で推移している。短期的な値幅調整に 一巡感が出てきており、一段と底堅さが増してきた。後場に入り、きょうの高値を更新し ている。ただ、重要イベントを控えて積極的に上値を追う雰囲気にはなっていない。 市場では「ジャクソンホール会合におけるパウエル議長の講演が終了するまで、動き づらいというのが参加者の見方だ。商いも薄い状態が続いている。ただ、目先的な売りが 途切れた様子で、短期的な底入れとなったのではないか」(国内証券)との声が聞かれた 。 <11:35> 前場の日経平均は6日ぶりに反発、値ごろ感から押し目買い 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比158円14銭高の2万8771円6 1銭と、6日ぶりに反発。イベント前で模様眺めムードが強いものの、値ごろ感から押し 目買いが流入している。 米国株式市場は上昇。これを受けて日本株は買い優勢で始まったが、米経済シンポジ ウム(ジャクソンホール会合)において26日に行われるパウエルFRB議長の講演が終 了するまでは日米とも見送りムードが強くなるという。実際、きょうも買いが一巡した後 は、一進一退の展開となった。 商いも細った状態が続いている。物色面では、岸田首相が次世代原発の開発加速を指 示したことを手掛かりに、前日に続いて原発関連株が堅調だったのが目立つ程度。プライ ム市場で約3分の2の銘柄が上昇するなど、広く浅く買われた格好だ。一方、米半導体大 手のエヌビディアの予想を下回る決算を受け、株価変動が注目された東京エレク トロンなどの半導体関連株は堅調となり「底堅い地合いを印象付けた」(国内証 券)という。 市場では「パウエル議長講演が終わるまでは模様眺めの展開となりそうだ。そうした 中、値ごろ感から日本株は買われている」(野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷 和男氏)との声が聞かれる。証券ジャパン・調査情報部長の大谷正之氏は「動きが出るの はイベントを通過してから」と前置きした上で「通過後はアノマリーで高い月末月初を迎 え、そこで上昇への期待感が生じる可能性もある」と話していた。 TOPIXは0.38%高で午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆 0610億8200万円。東証33業種では、医薬品、金属製品などの上昇が目立ち、値 下がりは証券業など4業種にとどまった。 個別では、三菱重工業が商いを伴って上値を追ったほか、東京電力ホールデ ィングスも高いなど原発関連株がしっかり。そのほか、ファーストリテイリング が高いが、日本電産はさえない。 プライム市場の騰落数は、値上がり1245銘柄(67%)に対し、値下がりが49 8銘柄(27%)、変わらずが95銘柄(5%)だった。 <10:55> 日経平均は強もち合い、イベント通過待ちで様子見 25日線を意識 日経平均は強もち合い。週末の米経済シンポジウム(ジャクソンホール会合)におけ るパウエルFRB議長の講演を控え、動きに乏しい展開。このイベント通過を待つ形で、 様子見ムードが広がっている。 一方、値ごろ感に加えて、テクニカル面における過熱感の後退で値幅調整が一巡した との見方が出てきた。市場では「一時は5%近くまで広がっていた日経平均と25日移動 平均線の乖離率は縮小するどころか接近。同線が下値の目安として意識され、維持できれ ば再び上値を追う期待が膨らみそうだ」(国内証券)との声が聞かれる。 <10:12> 日経平均は堅調、主力株がしっかり 値ごろ感で買い優勢 日経平均は堅調な展開で、前営業日比約130円高の2万8400円台半ばで推移し ている。主力株がしっかりで、相場を押し上げている。東京エレクトロンが上昇 に転じ1%高としっかり。第一三共、エムスリーも堅調に推移している 。 日経平均は前日まで下落しており、「値ごろ感から買いが優勢になっているようだ」 (国内証券)という。一方、米国で開かれる経済シンポジウム(ジャクソンホール会合) を前に、大幅上昇は見込みにくいとの指摘も多い。 ジャクソンホール会合では、今後の利上げペースや金融政策動向に関するパウエル米 連邦準備理事会(FRB)議長の見解が注目されるが、「9月の米連邦公開市場委員会( FOMC)までに消費者物価指数(CPI)の公表を控えている点を踏まえると、(会合 では)具体的なヒントは得られない可能性もある」(別の国内証券)という。その場合、 株式市場への影響は限定的になりそうだみられている。 <09:06> 寄り付きの日経平均は反発、米株高を好感 幅広い業種に買い 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比101円64銭高の2万8415 円11銭と、反発してスタートした。前日の米株高を好感し、幅広い業種で買いが先行し ている。東証33業種では、医薬品、精密機器、鉄鋼などの上昇が目立つ一方、証券業、 陸運業は軟調に推移している。 主力株では、ソフトバンクグループやエムスリーがしっかりとなっ ている反面、東京エレクトロン、アドバンテストなど半導体関連株はさ えない。 <08:20> 寄り前の板状況、レアジョブは買い優勢 東亜道路は売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気配 売気配 終値 率 配 1 レアジョブ 16% 900 899 900 775 2 サトーHLDG 16% 2,278 2,277 2,278 1,963 3 プレステージ・インターナショナ <429 15% 767 766 767 667 0.T> 4 ケーズHLDG 13% 1,480 1,479 1,480 1,305 5 ニチアス 13% 2,751 2,751 2,751 2,430 6 アイザワ証券グループ 12% 731 731 731 650 7 メイテック 9% 2,725 2,725 2,725 2,492 8 日本パーカライジング 9% 1,073 1,072 1,073 983 9 日鉄鉱業 7% 6,245 6,240 6,250 5,810 10 長瀬産業 7% 2,150 2,149 2,150 2,000 売り優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気配 売気配 終値 率 配 1 東亜道路工業 -15% 5,025 5,020 5,030 5,900 2 アイホン -7% 1,903 1,902 1,903 2,055 3 松田産業 -7% 2,201 2,200 2,201 2,362 4 テイクアンドギヴ・ニーズ -6% 1,551 1,550 1,551 1,647 5 ノーリツ鋼機 -6% 2,356 2,355 2,356 2,497 6 アトラエ -4% 1,652 1,651 1,652 1,727 7 Sansan -4% 1,307 1,306 1,307 1,356 8 Fast Fitness Jp <709 -4% 1,540 1,540 1,540 1,597 2.T> 9 ファーマフーズ -4% 1,481 1,480 1,481 1,535 10 ピー・シー・エー -3% 1,072 1,071 1,072 1,110 (
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