[東京 26日 ロイター] - <15:10> 新興株はマザーズが3日続伸、グロース株がしっかり 新興株市場はマザーズ総合が0.01%高の743.72ポイントと、3日続伸した 。東証グロース市場指数は前営業日比0.01%高の945.70ポイントだった。前日 の米株市場でナスダック総合が堅調に推移したことを受け、グロース(成長)株が買われ た。「米長期金利が3%程度で上げ止まりしている点も支援材料となった」(国内証券) との声が聞かれた。 ただ、ジャクソンホール会合で予定されているパウエル米連邦準備理事会(FRB) 議長の講演をにらみ、値動きは小幅にとどまった。 個別では、プレイド、ANYCOLOR、ブシロードなど が商いを伴って上昇した。一方、デジタルプラス、アクリート、ワンダ ープラネットはさえない。 <14:02> 日経平均は小動き、イベント待ちで見送りムード 後場の日経平均は小動きが続いており、後場の値幅は100円程度と小幅にとどまっ ている。ジャクソンホール会合でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言に関 心が集まる中、「イベント通過待ちで見送りムードが強まっている」(国内証券)という 。 目先の日経平均については「これだけジャクソンホール会合に対する市場の警戒感が 強い分、イベント通過後は安心感で堅調な地合いになるのではないか」(同)として、1 7日に付けた高値(2万9222円77銭)付近まで上昇する可能性があるとの見方が出 ている。 <13:05> 日経平均は上げ幅縮小、半導体関連の一角が伸び悩み 日経平均は後場に入って上げ幅を縮小している。半導体関連株の一角が伸び悩んでお り、日経平均は前日比約200円高の2万8600円台後半での推移となっている。 市場の関心が高いジャクソンホール会合を控えて「板が薄く、少しの売買でも値が動 きやすい」(国内証券)という。大引けにかけて「手仕舞い売りが強まるかもしれない」 (別の国内証券)との見方も聞かれる。 セクター別には、空運業が上げ幅を拡大している一方、繊維業、精密機器が上げ幅を 縮小している。 <11:50> 前場の日経平均は続伸、米株高が支援し一時300円高 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比266円41銭高の2万8745円4 2銭と、続伸した。一時300円超高となった。前日の米株高の流れが日本株を支援した 。一方、経済シンポジウム(ジャクソンホール会合)でのパウエル米連邦準備理事会(F RB)議長による講演への警戒感もくすぶり、上値を抑えた。 日経平均は高く寄り付いた後も上値を伸ばして一時、前営業日比313円92銭高の 2万8792円93銭に上昇した。前日の米国市場で長期金利が低下し、ハイテク株比率 の高いナスダック総合が高かったことが好感され、半導体関連株などを中心に買いが先行 した。 一方、パウエル議長の講演を前に「ポジションを傾けにくい」(国内証券)との声も 聞かれた。高値では利益確定売りが上値を抑え、買い一巡後は高値圏でのもみ合いとなっ た。 もっとも、イベントを過度に警戒する様子はなく、下値の堅さも意識されている。F RB高官らのタカ派発言をこれまでに織り込んできたとして、一段のタカ派発言は想定し にくいとの見方は多い。 市場では、需給が好転し、アップサイドに勢いが出ているとして、イベントを無難に 通過すれば、週明け以降「2万9000円を超えて足元の高値を目指すこともあり得る」 (三菱UFJ国際投信の石金淳チーフファンドマネジャー)との見方も聞かれた。 TOPIXは0.53%高の1987.17ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆1017億2400万円だった。東証33業種では、値上がり は繊維業や機械、卸売業など27業種で、値下がりは石油・石炭製品やサービス業、倉庫 ・運輸関連業など5業種だった。 個別では、東京エレクトロンが大幅高。指数寄与度の高いファーストリテイ リングやソフトバンクグループは堅調だった。一方、リクルートHLD GやアサヒグループHLDGは軟調だった。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1135銘柄(61%)、値下がりは58 8銘柄(32%)、変わらずは114銘柄(6%)だった。 <11:05> 日経平均は高値もみ合い、米株高とイベント警戒が綱引き 日経平均は高値圏でのもみ合いが続いている。一時300円超高となった。指数を押 し上げている東京エレクトロンなど半導体関連の一角が伸び悩んでいる。 前日の米株高を支えに買い戻しの動きがある一方、ジャクソンホール会合でのパウエ ルFRB議長講演に対する警戒感がくすぶり、利益確定売りが上値を抑えている。 セクター別では「どちらかというと景気敏感株が強い印象」(国内証券)との声が聞 かれる。東証33業種では、値上がりは繊維業や機械、卸売業など27業種で、値下がり は石油・石炭製品や倉庫・運輸関連業、サービス業など6業種となっている。 <10:05> 日経平均は高値圏でもみ合い、イベント通過後の上昇に期待感 日経平均は高値圏でもみ合っている。2万8700円台での動き。週末であることか ら引き続き商いは薄いものの、経済シンポジウム(ジャクソンホール会合)でのパウエル 米連邦準備理事会(FRB)議長がで行う講演というビッグイベントを通過した後、上昇 相場の期待感が生じているという。 市場では「ジャクソンホールについては、懸念される材料として比較的長い時間をか けて織り込んだため、イベント終了後に想定外の悪い結果にならない限り、相場は上向く とみる関係者が多いのではないか」(国内証券)との声が聞かれた。 <09:05> 日経平均は続伸、米ナスダック高を好感 半導体関連など買い優勢 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比160円46銭高の2万8639 円47銭と、続伸してスタート。前日の米国株式市場でナスダックが高かったことが好感 され、半導体関連株などを中心に買い優勢となっている。 個別では、東京エレクトロン、アドバンテストなどが堅調な展開。 ファーストリテイリングなど指数寄与度が大きい銘柄に上昇する銘柄が目立つ。 半面、三菱重工業は反落して始まった。 <08:25> 寄り前の板状況、セグエGは買い優勢 タカショーは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気配 売気配 終値 率 配 1 セグエグループ 15% 778 777 778 678 2 DOWA HLDG 7% 5,545 5,540 5,550 5,190 3 マーケットエンタープライズ <313 7% 1,000 999 1,000 937 5.T> 4 博報堂DY HLDG 6% 1,395 1,394 1,395 1,310 5 ギークス 6% 987 986 987 933 6 マクロミル 5% 1,143 1,142 1,143 1,090 7 テイ・エス テック 5% 1,666 1,665 1,666 1,589 8 パイロットコーポレーション <784 4% 5,245 5,240 5,250 5,020 6.T> 9 日産化学 4% 7,475 7,470 7,480 7,160 10 山九 4% 4,498 4,495 4,500 4,310 売り優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気配 売気配 終値 率 配 1 タカショー -19% 648 647 648 797 2 サカイ引越センター -18% 4,470 4,470 4,470 5,470 3 日清紡HLDG -7% 1,001 1,000 1,001 1,080 4 大崎電気工業 -5% 533 532 533 560 5 セラク -5% 1,090 1,090 1,090 1,143 6 ジャフコ グループ -4% 2,101 2,100 2,101 2,186 7 三櫻工業 -4% 751 750 751 780 8 日本道路 -3% 6,200 6,200 6,200 6,420 9 アイル -3% 1,696 1,695 1,696 1,754 10 エフオン -3% 713 712 713 736 (
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