[東京 5日 ロイター] - <15:05> 新興株式市場はマザーズが反発、値動き良い銘柄に資金が集中 新興株式市場は、マザーズ総合が前営業日比1.45%高の728.43ポイントと 反発した。東証グロース市場指数は同1.45%高の926.22ポイントで大引け。市 場では「値動きの良い銘柄に値幅取りの資金が集中している。プライム市場が閑散である ため、短期回転資金が新興株に流れているようだ」(国内証券)との声が聞かれる。 個別では、プレイドが商いを伴い連日のストップ高に買われたほか、プレミ アアンチエイジング、Kaizen Platformなどもストップ 高。半面、地域新聞社が急反落し、M&A総合研究所もさえない。 <14:00> 日経平均は一時前週末比プラスに浮上、米株先物の堅調も下支えに 日経平均は一時前週末比でプラスに浮上。2万7600円台での動きで、徐々に底堅 さが増している。今晩は休場となる米国株式だが、時間外取引で堅調に推移。これも買い 安心感を生じさせ、株価を下支えする要因となった。 市場では「イベント通過後の月曜日とあって、典型的な月曜ボケ商状になった。米株 の休場も見送り要因となるが、そうした中で米株先物がしっかりとなり、日本株の下値を 買う手掛かりになっている」(国内証券)との声が聞かれた。 <13:03> 後場の日経平均は下げ幅縮小、米休場で手掛けにくさも 後場に入り日経平均は下げ幅を縮小し、前営業日比約10─20円安で一進一退とな っている。軟調に推移していた東京エレクトロンなどの半導体関連株や、主力の トヨタ自動車が下げ幅を縮めている。 きょうは米市場が休場で市場参加者が少ないとみられ、手掛けにくさも意識されてい るという。「後場は一段と見送りムードが広がりやすく、日経平均は小動きにとどまるの ではないか」(国内証券)との声が聞かれた。 東証33業種では、値上がりは鉄鋼、石油・石炭製品、鉱業など17業種と、前場に 比べて増えている。一方、陸運業、空運業、水産・農林業などはさえない。 <11:45> 前場の日経平均は続落、押し目買いで徐々に下げ幅縮小 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比40円09銭安の2万7610円75 銭と4日続落した。前週末の米市場で主要3指数がそろって下落したことを嫌気し、軟調 な展開となった。ただ、下落局面では押し目買いも流入し、下げ幅は徐々に縮まった。 日本株は小安くスタートした後、一時前営業日比約140円安の2万7511円68 銭まで下落した。米市場でフィラデルフィア半導体指数(SOX指数)が下落したことで 半導体関連株が軟調に推移し、相場の重しとなった。一方、米金融引き締めによる世界景 気後退懸念がくすぶる中、小売り株の一角など内需株を買い戻す動きもみられた。 日経平均は上値の重さが意識されているものの、下げる局面では押し目買い意欲が高 いとの声も聞かれる。アイザワ証券の市場情報部情報二課・横山泰史氏によると「イベン トを消化しつつ、相場が再び上昇トレンドになるのではないかと期待する動きもある」と いう。 ただ、今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過するまでは積極的な買いは見 込みにくいため、日経平均は「FOMCまでは2万7000円台を中心に横ばい圏の動き が続きそうだ」(国内運用会社)との声も出ている。 TOPIXは0.1%安の1928.24ポイントで午前の取引を終了。東証プライ ム市場の売買代金は9842億9700万円と、商いは細っている。東証33業種では、 石油・石炭製品、鉱業、鉄鋼など13業種が値上がり。海運業、陸運業、空運業など20 業種は値下がりした。 個別では、朝方しっかりだったファーストリテイリングがマイナス圏に沈み 1%超安となった。テルモ、デンソーも軟調。ネクソン、リク ルートホールディングス、TDKはしっかり。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが642銘柄(34%)、値下がりが110 9銘柄(60%)、変わらずが86銘柄(4%)だった。 <11:08> 日経平均は小動き、「押し目買い意欲高い」との声も 日経平均は小動きの展開となり、前営業日比約80円安の2万7500円台後半で推 移している。新規材料が乏しい上、今晩は米市場がレーバーデーで休場となるため、手掛 けにくさが意識されているという。 一方、市場関係者からは「下落局面では押し目買い意欲が高く、日経平均は底堅さも みられる」(国内証券)との声が聞かれた。 物色動向としては明確な方向感はみられていないものの、小売り株の一角がしっかり となっている。米金融引き締めによる世界景気後退懸念が意識される中、「内需株の堅調 な動きはしばらく続くのではないか」(国内運用会社)との指摘が聞かれた。 <10:06> 日経平均は下げ渋り、米雇用統計で金融引き締め懸念「やや緩和」 の声 日経平均は40円安程度で下げ渋っている。一時約140円安に下落する場面があっ たが、足元では下げ幅を縮めている。 米国の金融引き締めや景気後退への警戒感は根強く、相場の重しとみられる一方、前 週末に発表された米雇用統計では労働市場が緩み始めている可能性が示されたとして「警 戒感はやや緩和されてきている」(国内証券)との声も聞かれる。 8月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が市場予想を若干上回る伸びとなったも のの、賃金の伸びが鈍化し、失業率が3.7%に上昇した。 足元の業種別の値動きは、値上がりは石油・石炭製品や機械、非鉄金属など9業種で 、値下がりは海運業や水産・農林業、輸送用機器など24業種となっている。 <09:06> 日経平均は続落スタート、米雇用統計後の米株安を嫌気 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比83円55銭安の2万7567円 29銭と、続落してスタートした。前週末の米国市場では、雇用統計の発表後に株安とな っており、嫌気する動きが先行した。寄り付き後は、下げ渋っている。 主力株はトヨタ自動車やホンダが軟調の一方、ソニーグループ<675 8.T>は小高い。東京エレクトロンなど半導体関連は軟調の一方、指数寄与度の高 いファーストリテイリングは小高い。 <08:24> 寄り前の板状況、井関農機が買い優勢 鴻池運輸は売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 井関農機 21% 1,50 1,49 1,50 1,24 0 9 0 0 2 きんでん 20% 1,78 1,78 1,78 1,48 9 9 9 9 3 東邦HLDG 17% 2,18 2,18 2,18 1,86 2 2 2 1 4 クボタ 8% 2,28 2,28 2,28 2,11 7 7 7 7 5 日本信号 7% 1,00 999 1,00 932 0 0 6 日本毛織 7% 1,08 1,08 1,08 1,01 0 0 0 4 7 日精エー・エス・ビー機械 <628 6% 4,23 4,23 4,24 4,00 4.T> 8 5 0 0 8 牧野フライス製作所 6% 4,55 4,55 4,55 4,30 3 0 5 0 9 デサント 6% 3,50 3,50 3,50 3,31 3 0 5 5 10 イトーキ 5% 452 451 452 429 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 鴻池運輸 -22% 1,05 1,05 1,05 1,35 0 0 0 0 2 アインHLDG -18% 6,33 6,33 6,34 7,72 5 0 0 0 3 住友不動産 -17% 2,80 2,80 2,80 3,36 0 0 1 7 4 山形銀行 -12% 831 830 831 944 5 アズビル -10% 3,55 3,55 3,55 3,94 3 0 5 5 6 福井コンピュータHLDG <979 -8% 3,42 3,42 3,42 3,71 0.T> 5 5 5 0 7 パーソルHLDG -7% 2,56 2,56 2,56 2,77 6 6 6 4 8 エル・ティー・エス -7% 2,85 2,85 2,85 3,07 6 5 6 5 9 パラマウントベッドHLDG <7 -7% 2,44 2,44 2,44 2,61 817.T> 4 3 4 4 10 KADOKAWA -6% 2,95 2,95 2,95 3,15 6 5 6 5 (
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