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午前の日経平均は反発、一時2万8000円回復 値がさ株が堅調

午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比561円95銭高の2万7992円25銭と、反発した。写真は東証、2020年10月撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 8日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比561円95銭高の2万7992円25銭と、反発した。前日の米株市場で主要3指数がそろって上昇したことを好感し、日経平均は朝方から堅調に推移。値がさ株の上昇が相場を押し上げ、一時、心理的節目の2万8000円を回復した。

日経平均は朝方急反発してスタートし、徐々に上げ幅を拡大した。上値を追う動きは前場引けまで続き、一時、前営業日比約570円高の2万8006円09銭まで上昇。約1週間ぶりの高値水準となった。幅広い業種で買いが優勢になったほか、米長期金利の低下を好感し、値がさのハイテク株やグロース(成長)株の上昇が目立った。

市場では、「これまで日経平均は下落基調が続いていた反動で、買い戻しが優勢となっている」(国内証券)との指摘が聞かれる。特に、米長期金利の上昇が落ち着いていることが日本株の支えになっているという。

一方、シティグループ証券の株式ストラテジスト ・坂上亮太氏は「米連邦準備理事会(FRB)の政策スタンスに変化がみられたわけではなく、景気後退懸念もくすぶっており、きょうの買い戻しは一時的なものではないか」とみている。坂上氏は、ジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長の発言を踏まえ、「9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)ではかなりタカ派的な姿勢を示す可能性がある」とし、株価の下値模索も警戒されると指摘した。

TOPIXは1.95%高の1953.00ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆3937億1600万円だった。東証33業種では、鉱業以外の32業種が値上がり。空運業、医薬品、電気機器などの上昇が目立った。

個別では、ファーストリテイリング、ソフトバンクグループ、東京エレクトロンなど値がさ株がしっかり。トヨタ自動車、ダイキン工業などの輸出関連株も堅調に推移した。

反面、パーク24は5%超安と大幅下落。東京地検が五輪汚職事件の関係先として、同社の本社(東京都品川区)を家宅捜索したと7日に報じられ、売りが出た。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1728銘柄(94%)、値下がりが83銘柄(4%)、変わらずが26銘柄(1%)だった。

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