[東京 15日 ロイター] - <15:40> 日経平均・日足は「小陽線」、ほぼ十字線で様子見 日経平均・日足は上下にヒゲを伴う「小陽線」となった。終値は2万7875円91 銭。日足・一目均衡表の転換線(2万7964円23銭=15日)で上値を抑えられた。 ローソク足はほぼ十字線の形状で、様子見姿勢の強さが示唆された。目先のサポートとし ては、心理的節目2万7500円や75日移動平均線(2万7515円68銭=同)が見 込まれる。 <15:08> 新興株はマザーズが反発、決算手掛かりの物色目立つ 新興株式市場は、マザーズ総合は0.93%高の751.08ポイントと、反発した 。東証グロース市場指数は前営業日比0.93%高の955.02ポイント。決算を手掛 かりにした値動きが目立った。 ビジョナルやINTLOOP、ANYCOLORはストッ プ高水準で取引を終えた。一方、ワンダープラネットが大幅安。イメージ・マジ ック、デリバリーコンサルティングは軟調だった。 <13:30> 日経平均は伸び悩み、輸出関連に手掛けにくさ レートチェックを 警戒 日経平均は、午後に入って引き続き伸び悩んでいる。足元では約60円高の2万78 00円台後半で、前引け時点より、やや上げ幅を縮めている。 来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に見送りムードとなる中、政府・日銀 のレートチェックによる円高への警戒感がくすぶり「自動車や電機など輸出関連株は手掛 けにくさが意識されている」(国内証券)との声が聞かれる。 一方、空運や陸運、旅行関連が引き続き堅調。きょうから18日まで「東京ゲームシ ョウ2022」が開催され、新作ソフトの販売好調が意識される任天堂などゲー ム関連の一角も高い。ただ、ゲーム関連では、スクウェア・エニックス・ホールディング スなど軟調な銘柄もみられる。 市場では「足元のリオープンの機運は、巣ごもり需要が盛り上がったゲーム関連には 逆風になりやすい」(別の国内証券)との声が聞かれた。 <11:45> 前場の日経平均は反発、米株上昇を好感 上値には慎重 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比127円58銭高の2万7946円2 0銭と、反発した。前日の米国株式市場が上昇したことを好感したが、引き続き米利上げ に対する警戒感が強く、上値に慎重な様子がうかがえる。 14日の米国株式市場は上昇。ほぼ予想通りとなった卸売物価指数(PPI)を受け て前日の売りの流れに歯止めがかかった格好となった。これを受けて日本株も堅調に推移 したものの、前日の下げ幅を考慮すると戻りが鈍いとの印象を与えている。 市場では「米利上げに対する警戒感が強いため、投資家は動きにくい。来週の米連邦 公開市場委員会(FOMC)までは、見送りムードが強くなりそうだ」(国内証券)との 声が聞かれ、前場は高値引けになりながらも、目安として意識される2万8000円には 届かなかった。 野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏は「きょうは出来高がかなり薄く なっており、相場格言にある閑散に売りなしの一日になりそうだ」とコメントしていた。 物色面では、半導体関連株のほか、前日の急落場面においても底堅かったリオープン (経済再開)関連株などしっかりだが、値下がりしたセクターも少なくない。東証33業 種のうち12業種が値下がりし、中でも鉄鋼の下げが目立った。 TOPIXは0.36%高で午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆 2078億2100万円だった。個別では、任天堂が商いを伴って堅調な展開と なったほか、東京エレクトロンもしっかりだった。日本航空やJR東日 本なども買われたが、日本製鉄はさえない。 プライム市場の騰落数は、値上がり1029銘柄(56%)に対し、値下がりが69 1銘柄(37%)、変わらずが116銘柄(6%)だった。 <11:05> 日経平均はじり高歩調、引き続き上値に対して慎重な様子 日経平均はじり高歩調となっている。2万7900円台に乗せてきた。とりわけ目新 しい材料がない中、前日の反動も手伝って堅調に推移している。 ただ、前日の下げ幅を考慮すると、反発力が乏しい。市場では「米金融引き締めが警 戒されており、引き続き上値に対して慎重な様子だ。米連邦公開市場委員会(FOMC) を通過するまで一進一退となるのではないか」(国内証券)との声が聞かれた。 <10:05> 日経平均は小幅高でもみ合い、反発力が鈍く薄商いの状態続く 日経平均は小幅高の水準でもみ合い。大きく下げた後の反動もあって、買い優勢で始 まったものの、米金融引き締めに対する警戒感は依然として強いため、全体的に反発力は 鈍い。薄商いの状態が続いている。 市場では「大きな材料が出ない限り、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)まで は閑散相場が続くのではないか」(国内証券)との声が聞かれる。 一方、時間外取引で米株先物は主要3指数とも堅調に推移。これも株価を下支えする 要因になっているという。 <09:05> 日経平均は反発、米株堅調を好感 投資家は慎重な姿勢か 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比55円34銭高の2万7873円 96銭と、反発してスタート。前日の米国株式市場が堅調だったことを好感した。来週の 米連邦公開市場委員会(FOMC)までは不安定な状態が続くとみられることから、投資 家の慎重な姿勢が見受けられ、全体的に反発力は弱い。 物色面では、主力銘柄が高安まちまち。指数寄与度が大きいファーストリテイリング は買い優勢で始まった。前日に逆行高したANAホールディングスは上 値を追い、年初来高値更新となっている。電鉄株、百貨店株なども高い。 <08:20> 寄り前の板状況、アルヒは買い優勢 HEROZは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気配 売気配 終値 率 配 1 アルヒ 29% 1,317 1,317 1,317 1,017 2 S FOODS 17% 3,415 3,415 3,415 2,913 3 ダブル・スコープ 10% 3,198 3,195 3,200 2,912 4 ラクスル 9% 2,500 2,499 2,500 2,288 5 タナベ経営 8% 670 670 670 620 6 TIS 7% 4,423 4,420 4,425 4,150 7 トーエネック 6% 3,740 3,740 3,740 3,515 8 理研計器 6% 4,700 4,700 4,700 4,420 9 ニイタカ 6% 2,425 2,425 2,425 2,284 10 パーソルHLDG 6% 2,930 2,929 2,930 2,763 売り優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気配 売気配 終値 率 配 1 HEROZ -11% 1,079 1,078 1,079 1,209 2 マネジメントソリューションズ <70 -7% 2,612 2,611 2,612 2,805 33.T> 3 KADOKAWA -6% 2,781 2,780 2,781 2,970 4 リズム -6% 1,340 1,340 1,340 1,430 5 パイロットコーポレーション <7846 -6% 5,055 5,050 5,060 5,370 .T> 6 アルインコ -5% 854 853 854 901 7 アセンテック -5% 606 605 606 639 8 GMOインターネットグループ <94 -5% 2,572 2,572 2,572 2,699 49.T> 9 エニグモ -4% 501 500 501 524 10 シップヘルスケアHLDG <3360.T -4% 2,550 2,550 2,550 2,653 > (
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