[東京 20日 ロイター] - <15:32> 新興株はマザーズが続落、eWellは初値上回り4000円 新興株式市場は、マザーズ総合が1.2%安の727.94ポイントと、続落した。 東証グロース市場指数は前営業日比1.2%安の925.53ポイントだった。米長期金 利が上昇傾向にある中、投資家はグロース(成長)株に慎重姿勢となった。 上場2日目のeWeLLの初値は公開価格の2.3倍の3910円となった 。終値は初値を上回る4000円で取引を終えた。 フリーや、そーせいグループが軟調だったほか、ジーエヌアイグル ープは大幅安だった。一方、FinatextHLDG、プラスアルフ ァコンサルティングが堅調。グローバルセキュリティエキスパートもし っかりだった。 <14:02> 日経平均は小動き、イベント前の連休の間 「身動き取れず」 日経平均の午後の値幅は45円程度と、小動きになっている。市場では「米連邦公開 市場委員会(FOMC)や日銀会合が控えている上、連休の間でもあり、身動きが取れな い」(国内証券)との声が出ている。 時間外取引の米株先物は小高く推移して投資家心理を支えているが、「前日の米国株 の持ち直しは引け間際で、その流れが本物かは見極めにくい」(国内運用会社)と慎重な 見方も聞かれる。 東証33業種では、値上がりはゴム製品や鉄鋼、食料品など26業種で、値下がりは 海運業や不動産業、精密機器など7業種となっている。 <13:10> 後場に入り日経平均は小動き、商いが引き続き低調 後場に入ってからの日経平均は小動き。前引けの水準である2万7600円台後半で 推移している。完全に様子見ムードに支配され、方向感に乏しい状態。商いも引き続き低 調となっている。 市場では「米連邦公開市場委員会(FOMC)を警戒して、先物にヘッジ売りが活発 化しそうだが、一方では上半期末の配当取りに絡んで、配当再投資の思惑もあるため、需 給面では完全に凪いで(ないで)いる様子だ」(国内証券)との声が聞かれた。 <11:45> 前場の日経平均は反発、米株上昇を好感 FOMC控えで商い細る 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比116円70銭高の2万7684円3 5銭と、反発した。前日の米株上昇を好感して戻りに弾みを加えたものの、徐々に見送り ムードが広がった。米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀政策決定会合を週内に控て いるため、積極的な売り買いはみられない。商いは引き続き細っている。 19日の米国株式市場は反発。FOMCを前にして方向感が定まらない動きとなった が、この流れはそのまま日本株にも波及した。下げ過ぎの反動もあって朝方は買い優勢で 始まったものの、その後は底堅く推移している。 市場では、20─21日のFOMCでは少なくとも75ベーシスポイント(bp)の 利上げが実施されると予想されており、100bp利上げも確率は低いながらあり得ると いう。そのため「FOMC結果を見極めたいとする投資家が多く、きょうと明日は模様眺 めになるのではないか」(SBI証券・投資調査部長の鈴木英之氏)との声が聞かれた。 全体的には上値の重さが確認された格好となったが「需給面では上半期末の配当取り が意識されるなど、下値は買われる可能性はある。高利回り銘柄を中心に底堅く推移する のではないか」(国内証券)との指摘もある。 TOPIXは0.43%高で午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆 2966億9400万円だった。東証33業種では、鉄鋼、ゴム製品などの値上がりが目 立つ。個別では、トヨタ自動車、東京エレクトロンなどがしっかりだっ たが、日本郵船など海運株がさえない。 プライム市場の騰落数は、値上がり1282銘柄(69%)に対し、値下がりが47 9銘柄(26%)、変わらずが75銘柄(4%)だった。 <10:55> 日経平均は堅調もみ合い、徐々に模様眺めムードに 日経平均は堅調もみ合いとなっている。2万7700円前後で推移している。買い一 巡後は後が続かず、いったん値を消す展開となったが、その後はやや持ち直した。ビッグ イベントである米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えているため、積極的な売り買い は難しいという。徐々に模様眺めムードとなってきた。 市場では「FOMC後の動きについて、大口投資家はいろいろシミュレートしている と考えられるが、実際に結果が発表されるまでは動きたくないというのが本音だ。きょう と明日が閑散相場になるのはやむを得ない」(国内証券)との声が聞かれる。 <10:20> 日経平均は上げ幅縮小、主力株の上昇が一服 日経平均は上げ幅を縮小し、前営業日比約100円高の2万7600円台後半で推移 している。主力株や値がさ株の買いが一服し、日経平均の騰勢は朝方に比べて弱まってい る。 市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に投資家の慎重姿勢が強まってい る。今回のFOMCでは75ベーシスポイント(bp)の利上げが見込まれているが、「 仮に100bpの利上げが決定されれば市場にとってはネガティブサプライズで、日経平 均も下値模索の展開が予想される」(国内運用会社)との指摘が出ていた。 東証33業種では、輸送用機器、ゴム製品、食料品など23業種が値上がり。一方、 海運業、不動産業、精密機器など10業種は値下がりしている。 <09:05> 寄り付きの日経平均は反発、幅広い業種で買いが優勢 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比221円03銭高の2万7788 円68銭と、反発してスタートした。その後も300円高となるなど、堅調に推移してい る。前日の米株上昇の流れを引き継ぎ、幅広い業種で買いが優勢になっている。業種別で は非鉄金属、ゴム製品、その他製品などの上昇が目立つ一方、海運業、不動産業は値下が りしている。 指数寄与度の大きいファーストリテイリングは1.9%高と堅調。ソフトバ ンクグループ、東京エレクトロンはそれぞれ1%超高となっている。主 力のトヨタ自動車は小じっかり、任天堂は1.4%高と底堅い。 <08:20> 寄り前の板状況、キッツは買い優勢 カナデンは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 キッツ 19% 948 948 948 798 2 電通国際情報サービス 16% 5,16 5,16 5,16 4,45 0 0 0 5 3 トーカイ 15% 2,10 2,10 2,10 1,83 0 0 0 4 4 東亜建設工業 12% 2,69 2,69 2,69 2,39 2 2 2 8 5 ニッコンHLDG 11% 2,68 2,68 2,68 2,41 0 0 0 7 6 gumi 10% 1,01 1,01 1,01 923 2 1 2 7 エフピコ 10% 3,64 3,64 3,65 3,33 8 5 0 0 8 不二越 9% 3,98 3,98 3,98 3,65 3 0 5 0 9 KYB 8% 3,68 3,68 3,69 3,40 8 5 0 0 10 矢作建設工業 8% 809 809 809 748 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 カナデン -28% 760 760 760 1,06 0 2 シュッピン -23% 986 986 986 1,28 6 3 ダブル・スコープ -20% 1,97 1,97 1,97 2,47 9 9 9 9 4 アルゴグラフィックス -18% 3,15 3,15 3,15 3,85 5 5 5 5 5 コーセー -18% 11,9 11,9 11,9 14,5 20 20 20 40 6 S FOODS -17% 2,44 2,44 2,44 2,94 4 4 4 4 7 テクノプロHLDG -15% 2,50 2,50 2,50 2,92 1 0 1 5 8 TIS -13% 3,54 3,54 3,54 4,09 3 0 5 5 9 HEROZ -8% 1,07 1,07 1,07 1,17 9 8 9 2 10 ブイキューブ -8% 993 992 993 1,07 7 (
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