[東京 22日 ロイター] - <10:59> 日経平均は下げ幅拡大、一時2万7000円割れ 連休前の調整も 日経平均は下げ幅を拡大し、前営業日比約300円安の2万7000円近辺で推移し ている。一時、2万7000円を割り込む場面もあり、7月19日以来の低水準となった 。米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過した後の米株安が嫌気されているほか、「国 内では連休を控え、ポジション調整の動きも出ているようだ」(国内証券)という。 目先の日経平均は、米金融引き締めの長期化に伴う世界景気後退懸念が重しとなり、 「上値の重い状況が続きやすい」(国内運用会社)との指摘が聞かれる。特に、四半期の 切り替わりのタイミングに当たる10月初め頃は、機関投資家などによるリバランスで一 段安になる可能性があるといい、「日経平均は2万6000円を割り込む展開も見込まれ る」(同)との意見が出ていた。 <10:08> 日経平均は下げ渋り、業種別の方向性乏しく循環的な動き 日経平均は、安く寄り付いた後、心理的節目2万7000円に接近する場面もあった が、足元では下げ渋っている。市場では「日銀の金融政策決定会合を待つ動き」(国内証 券)との声が聞かれる。 業種別の方向感は定まっていない。東証33業種では、値下がりは海運業やサービス 業、空運業など29業種、値上がりは輸送用機器やガラス・土石製品、卸売業など4業種 となっている。このところ上昇してきた銘柄が売られ、下落していた銘柄が買われる「循 環的な動き」(別の国内証券)とみられている。 米連邦公開市場委員会(FOMC)後の米国市場では株安となったが「十分に消化し たかは不透明」(国内運用会社)な側面もあり、アジア時間は時間外取引の米株先物やア ジア株の動向にも関心が寄せられている。 <09:06> 日経平均は続落スタート、FOMC後の米株安を嫌気 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比259円55銭安の2万7053 円58銭と、続落してスタートした。米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過した後の 米株安を嫌気し、売りが先行した。 主力株はトヨタ自動車が小高い一方、ソニーグループは軟調。半導 体関連は東京エレクトロンが軟調となっている。指数寄与度の高いファーストリ テイリングは小安く、ソフトバンクグループは軟調。リクルートHLD Gは大幅安。 <08:44> 寄り前の板状況、日本工営が買い優勢 カナデンは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 日本工営 19% 4,37 4,37 4,37 3,67 0 0 0 0 2 丸一鋼管 17% 3,48 3,48 3,48 2,98 3 0 5 5 3 ジャパンマテリアル 15% 2,10 2,09 2,10 1,82 0 9 0 3 4 イーエムシステムズ 13% 973 972 973 863 5 アバント 11% 1,44 1,44 1,44 1,30 4 3 4 2 6 ソリトンシステムズ 9% 1,17 1,16 1,17 1,07 0 9 0 7 7 ピー・シー・エー 8% 1,16 1,16 1,16 1,07 8 8 8 7 8 月島機械 8% 990 989 990 913 9 富士ソフト 8% 8,74 8,74 8,75 8,07 5 0 0 0 10 藤倉化成 8% 477 476 477 440 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 カナデン -28% 764 764 764 1,06 4 2 シュッピン -24% 948 948 948 1,24 8 3 ダブル・スコープ -21% 1,24 1,24 1,24 1,57 4 3 4 9 4 ミスミグループ本社 -21% 2,62 2,62 2,62 3,32 5 5 5 5 5 ネクソン -19% 2,09 2,09 2,09 2,59 0 0 0 0 6 パーソルHLDG -18% 2,23 2,23 2,23 2,73 9 9 9 9 7 TIS -17% 3,32 3,32 3,32 4,02 3 0 5 0 8 コーセー -17% 11,6 11,6 11,6 14,0 15 10 20 50 9 日本酸素HD -13% 2,10 2,10 2,10 2,42 1 0 1 5 10 ニッコンHLDG -13% 2,10 2,10 2,10 2,41 1 0 1 5 (
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