[東京 27日 ロイター] - <11:02> 日経平均は堅調、ボリュームゾーン手前で伸び悩みも 日経平均は2万6600円台前半を軸に堅調に推移している。時間外取引の米株先物 の堅調な推移が引き続き相場の支え。日米とも先週の米連邦公開市場委員会(FOMC) 以降の株安を受けて「スピード調整の局面」(国内証券)とみられている。 指数への寄与では、プラスがファナック、TDK、コナミホールデ ィングス、マイナスはKDDI、東京エレクトロン、ファース トリテイリングが、それぞれ上位となっている。 日経平均の2万6700円台は過去に商いが膨らんだボリュームゾーンで戻り待ちの 売りが出やすいとの見方もある。足元の上昇は自律反発の域を出ないとされるだけに「同 水準から先の上値は重くなりやすい」(別の国内証券)との声も聞かれる。 <10:05> 日経平均はしっかり、米株先物の堅調が安心感もたらす 日経平均はしっかり。前日比で200円を超す上昇となり、2万6600円台で推移 している。時間外取引で米株先物が堅調、これが安心感をもたらすとの声も出ていた。た だ、買い材料はテクニカル面で売られ過ぎのサインが点灯しているといったもので、相場 全体は自律反発の域を出ていない。 市場では「日経平均は25日移動平均線とのマイナスかい離率が、前日終値で5.4 7%に達した。短期的には売られ過ぎと言える」(野村証券・投資情報部ストラテジスト の神谷和男氏)との声が聞かれた。 個別では、トヨタ自動車など主力銘柄に反発する銘柄が多い。半面、日本郵 船はじめ海運株が軟調。午前10時05分現在、東証33業種では値上がりが3 0業種となっている。 <09:05> 日経平均は反発、下げ過ぎの印象強く反動から買い優勢に 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比153円83銭高の2万6585 円38銭と、反発した。前日の米国株式市場は軟調だったものの、直近の下げ幅が200 0円を超えていたことなど下げ過ぎとの印象が強く、その反動もあって買い優勢で始まっ た。 トヨタ自動車、ソニーグループなどの主力銘柄に切り返す銘柄が目 立つが、東京エレクトロンなどこのところの下げ相場をリードした半導体関連株 は、きょうも下押しして始まった。 <08:20> 寄り前の板状況、SBテクノは買い優勢 スパークスは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気配 売気配 終値 率 配 1 SBテクノロジー 17% 2,600 2,599 2,600 2,213 2 タムラ製作所 16% 743 743 743 643 3 ミスミグループ本社 14% 3,620 3,620 3,620 3,170 4 電通グループ 13% 4,575 4,575 4,575 4,060 5 東プレ 12% 1,273 1,272 1,273 1,138 6 高砂香料工業 11% 2,912 2,912 2,912 2,633 7 日本酸素HD 9% 2,500 2,499 2,500 2,297 8 京セラ 9% 8,330 8,330 8,330 7,666 9 朝日インテック 9% 2,448 2,448 2,448 2,253 10 グローリー 8% 2,360 2,360 2,360 2,188 売り優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気配 売気配 終値 率 配 1 スパークス・グループ -29% 193 193 193 273 2 NISSHA -23% 1,364 1,364 1,364 1,764 3 三櫻工業 -15% 583 583 583 683 4 ソフトクリエイトHLDG <337 -7% 2,891 2,891 2,891 3,125 1.T> 5 フクシマガリレイ -7% 3,230 3,230 3,230 3,475 6 シップヘルスケアHLDG <336 -6% 2,450 2,450 2,450 2,612 0.T> 7 長谷川香料 -6% 2,901 2,900 2,901 3,090 8 アイロムグループ -6% 2,150 2,150 2,150 2,286 9 滋賀銀行 -6% 2,401 2,400 2,401 2,547 10 タツモ -5% 1,226 1,225 1,226 1,292 (
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