[東京 3日 ロイター] - <15:50> 新興株はマザーズが反発、米株先物の底堅い動きが支援 新興株式市場は、マザーズ総合は0.87%高の701.37ポイントと、反発した 。東証グロース市場指数は前営業日比0.88%高の891.43ポイントだった。 朝方には、ハイテク株比率の高い米ナスダック総合の前週末の下落が投資家心理の重 しとなったが、時間外取引の米株先物が下げ幅を縮小したりプラスに転じる中、買い戻し が優勢となった。 そーせいグループやフリーが大幅高となった。ビジョナル もしっかり。ALBERTはストップ高比例配分。一方、ウェルスナビ やCYBERDYNEは大幅安。ユーザベースは年初来安値を更新した 。 <14:50> 日経平均は日中高値、米株先物が下げ縮小 日経平均は後場終盤に再び買いが強まり、日中の高値を更新した。時間外取引の米株 先物が下げ幅を縮めたりプラスに浮上しており、投資家心理を支援している。 前引け時点に比べ、海運業や輸送用機器、ゴム製品が上げ幅を拡大し「先週に売られ た銘柄の買い戻しが強まっている」(国内証券のストラテジスト)との声が聞かれた。一 方、水産・農林業は下げ幅を拡大している。 <13:25> 後場の日経平均は高値もみ合い、買い材料乏しく伸び悩み 後場の日経平均は高値もみ合いとなっている。2万6000円を超えた水準で底堅く 推移しているものの、買い材料に乏しく伸び悩んでいるという。時間外取引で米株先物が 小動きで方向感に欠けることから、徐々に気迷い状態となってきた。 市場では「2万6000円以下の水準は割安できょうのところは下がる雰囲気はなく なったが、買い材料が見当たらない上に週末には米雇用統計の発表を控えているために、 上値に対しても慎重になっている」(国内証券・トレーダー)との声が聞かれた。 <11:35> 前場の日経平均は反発、半導体関連が堅調 実需買いの観測も 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比174円37銭高の2万6111円5 4銭と、反発した。前週末の米株安を受けて売り優勢で始まったものの、売り一巡後は半 導体関連株が堅調となり、全般的に買い戻しが活発化し2万6000円を回復した。今日 から名実ともに下半期入りで実需買いの流入も観測されている。 9月30日の米国株式市場は主要3指数下落。日本株も買い材料が見当たらないもの の、テクニカル面では売られ過ぎのサインが点灯するなか反動高となった。 市場では「6月安値2万5520円23銭を維持できるかがきょうのポイント」(野 村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)との声があったが、「チャート上の重 要なポイントを割らずに粘ったことが相場の流れを変えた」(雨宮総研・代表の雨宮京子 氏)という。 物色面では、前週末に大幅増益の今期見通しを発表した三益半導体工業が注 目されるとともに、次第に指数寄与度が大きい半導体関連株が全体的に物色され、これが 市場全体のムードを好転させた。 きょうから名実ともに下半期相場入りで、月末に懸念されていた需給面での悪材料に 対する不安感が後退したことも大きい。SBI証券・投資調査部長の鈴木英之氏は「これ まで下半期末で動きにくかった機関投資家が買いやすくなる。ちょうど株価水準も割安に なったので実需買いを呼び込んだのではないか」と指摘している。 TOPIXは0.26%高で午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆 5175億5300万円。東証33業種では、海運業、鉱業、輸送用機器が上昇し、電気 ・ガス業、小売業が値下がりしている。 個別では、トヨタ自動車がしっかりのほか、東京エレクトロン、日 本郵船なども堅調。半面、ファーストリテイリングがさえない。エーザ イも軟化した。 プライム市場の騰落数は、値上がり722銘柄(39%)に対し、値下がりが105 0銘柄(57%)、変わらずが59銘柄(3%)だった。 <10:55> 日経平均はプラスに転換、半導体関連株から全体的に息吹き返す 日経平均はプラスに転換。攻防戦になると注目された6月安値2万5520円23銭 を割り込まずに切り返し、この動き市場に安心感を与えている。半導体関連株の堅調が目 立ち、全体的に息を吹き返した格好。安値で売り込んだ向きが買い戻しを急いでいるとの 見方も出ていた。 取り立てて買い材料は見当たらず、テクニカル的に見て日本株は売られ過ぎで、その 反動が大きいという。 市場では「三益半導体工業の好決算が注目され、半導体関連全体に物色の輪 が広がったようだ。2万6000円を回復してきたが、こうなると売り方は買い戻さざる を得なくなる」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれる。 <10:12> 日経平均は下げ幅縮小、米消費落ち込みが日本株の重し 日経平均は下げ幅を縮小し、前営業日比約110円安の2万5800円台前半で推移 している。一時、下げ幅は300円を超える場面もあったが、値がさ株の下げが一服した ほか、半導体関連株がしっかりの展開で、相場を下支えしている。 米スポーツ用品大手ナイキが29日発表した第1・四半期(8月31日まで )決算は20%の減益で、市場では「消費者に近い米企業群の決算が厳しいという見方が 出てきた」(国内運用会社・運用部マネジャー)との声が聞かれる。マーケットでは、こ れまで米連邦準備理事会(FRB)の金融政策動向に対する警戒感が強かったが、「足元 では実体経済悪化への警戒感が高まっている」(同)といい、日本株市場の重しになりそ うだ、との見方が示された。 目先は、6月安値の2万5520円23銭を割り込むかが注目され、「終値で同水準 を下回った場合は、売り圧力がかなり強い」(国内証券・ストラテジスト)という。 <09:05> 寄り付きの日経平均は続落、米株安を嫌気 値がさ株軟調 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比158円26銭安の2万5778 円95銭と、続落してスタートした。前週末の米株安の流れを引き継いで売りが広がり、 寄り付き後は下げ幅を拡大している。特に値がさ株が軟調で、相場の重しとなっている。 個別では、ファーストリテイリングが2%安、ソフトバンクグループが 1%安となっている。 主力株はトヨタ自動車、ソニーグループが小じっかり。反面、任天 堂、リクルートホールディングスはさえない。 <08:20> 寄り前の板状況、ヒロセ電は買い優勢 スター・マイカ・HDは売 り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 ヒロセ電機 21% 22,9 22,9 22,9 18,9 80 80 80 80 2 リズム 18% 1,78 1,78 1,78 1,50 0 0 0 4 3 ミネベアミツミ 18% 2,51 2,51 2,51 2,13 9 8 9 9 4 ミスミグループ本社 18% 3,66 3,66 3,67 3,12 8 5 0 0 5 三益半導体工業 17% 2,25 2,24 2,25 1,92 0 9 0 2 6 スターティアHLDG 16% 1,07 1,07 1,07 924 4 4 4 7 アグロ カネショウ 15% 1,50 1,49 1,50 1,30 0 9 0 7 8 スズケン 13% 3,75 3,75 3,75 3,30 0 0 0 5 9 クリナップ 13% 638 637 638 563 10 高速 13% 1,73 1,73 1,73 1,53 9 9 9 8 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 スター・マイカ・HLDG <297 -25% 1,17 1,16 1,17 1,56 5.T> 0 9 0 9 2 インターネットイニシアティブ -22% 1,72 1,72 1,72 2,22 9 8 9 1 3 ダイワボウHLDG -21% 1,46 1,46 1,46 1,86 3 3 3 3 4 図研 -18% 2,85 2,85 2,85 3,49 0 0 0 5 5 理研計器 -18% 3,20 3,20 3,20 3,90 0 0 0 0 6 福井コンピュータHLDG <979 -17% 2,80 2,80 2,80 3,38 0.T> 0 0 0 5 7 JBCC HLDG -15% 1,50 1,50 1,50 1,76 0 0 0 7 8 サンデン -14% 184 183 184 213 9 ミマキエンジニアリング <6638. -13% 581 580 581 666 T> 10 リョービ -10% 1,12 1,12 1,12 1,24 1 0 1 3 (
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