[東京 6日 ロイター] - <15:40> 新興株はマザーズが4日続伸、FIXERは初値上回る 新興株式市場は、マザーズ総合は1.18%高の735.25ポイントと、4日続伸 した。東証グロース市場指数は前営業日比1.18%高の934.56ポイントだった。 時間外取引の米株先物が堅調となり、投資家心理を支援した。 新規上場したFIXERの初値は公開価格を35.9%上回る1822円と なった。終値は、初値を上回る1970円だった。 ビジョナルが年初来高値を更新したほか、サンバイオやそーせいグ ループが堅調だった。一方、ANYCOLOR、GA technol ogiesが大幅安。M&A総合研究所は軟調だった。 <14:10> 日経平均は高値圏で小動き、ファーストリテや東エレクが上げ拡大 日経平均はきょうの高値圏での小動きが続いている。時間外取引の米株先物は小高い 推移を続け、投資家心理を支えている。 ファーストリテイリングや東京エレクトロンなど半導体関連の一角 が前引け時点に比べ上げ幅を拡大し、指数を支援している。百貨店や旅行関連、空運、陸 運などリオープン(経済再開)関連もしっかり。TOPIXグロース指数と同バリュー指 数はともに0.7%高程度で、大きな偏りは見られない。 市場では「米長期金利の動きも安定しており、目先の株価が崩れるようには見えない 」(国内運用会社・ファンドマネージャー)との声が聞かれる。一方、週末に重要指標の 米雇用統計の発表を控える中で「明日にかけ模様眺めが強まりやすい」(同)という。 <13:10> 日経平均は高値もみ合い、チャート上の節目を意識 日経平均は高値もみ合い。2万7300円台後半での動きとなっている。後場に入っ てから前場の高値(2万7391円69銭)を更新したが、上値を一気に追う気配は感じ られない。週末の米雇用統計の発表が意識されるほか「急な戻りに対する警戒感が生じて いるのに加えて、チャート上の節目に来ていることが意識されている」(国内証券・スト ラテジスト)という。 日経平均は2万7300円台前半に200日移動平均線、2万7400円台前半に2 5日移動平均線が位置している。このうち200日線は既にクリアしたものの、後場に入 ってから25日線にトライしている状況だ。 <11:40> 前場の日経平均は続伸、米株先物堅調好感し戻りに弾み 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比249円84銭高の2万7370円3 7銭と、続伸した。前日に下落した米株だったが、時間外取引で先物が堅調となったこと が好感され、相場全体は戻りに弾みを加える展開となった。 5日の米国株市場は、主要3指数がそろって下落。雇用関連指標が底堅い内容と連邦 準備理事会(FRB)高官のタカ派見通しが嫌気された。しかし、引けた後の時間外取引 において米株先物は堅調に推移、今晩の切り返しを期待させる動きとなり、これを受けて 日本株も好地合いを継続している。 半導体関連株が依然として株価全般の上昇をリードする格好となり、ファーストリテ イリングなど指数寄与度が大きい銘柄も堅調なものが目立つ。東証プライム市場 の値上がり銘柄数が1500を超え、日経平均はきょうの高値圏で前引けた。 ただ、テクニカル面では抵抗線になるとみられる節目に到達してきたほか、週末に米 雇用統計の発表を控える。3連休を前にしていることも参加者減少につながり、きょうの 後場は徐々に模様眺めになるとの見方も出ている。 市場では「日経平均の25日移動平均線、200日線が位置する2万7300円─2 万7400円の水準はハードルが高い印象があり、伸び悩むのではないか」(野村証券・ 投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)との声も聞かれた。 TOPIXは0.79%高で午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆 3091億5200万円だった。東証33業種では、鉱業、電気機器など30業種が高く なり、電気・ガス業など3業種が安い。 個別では、東京エレクトロンが上値を追い、ソフトバンクグループ もしっかり。半面、前日に好決算を発表しながらイオンが利益確定売りに押され てさえない。 プライム市場の騰落数は、値上がり1528銘柄(83%)に対し、値下がりが25 5銘柄(13%)、変わらずが52銘柄(2%)だった。 <10:55> 日経平均は上値追い、テクニカル面で正念場との声も 日経平均は上値追いとなっている。2万7300円台での動き。時価近辺では200 日移動平均線、25日移動平均線などチャート上で重要な節目となっており、テクニカル 面では正念場に来たとの声が出ていた。 「堅調な地合いが続いているものの、チャート上の抵抗線に達したうえ、米雇用統計 の発表、3連休控えであることを踏まえれば、ここからは上値追いに慎重となる可能性も ある」(国内証券・ストラテジスト)という。 <10:10> 日経平均は上げ幅拡大、半導体関連株が堅調 日経平均は上げ幅を拡大し、前営業日比約180円高の2万7300円台近辺で推移 している。値がさ株や半導体関連株が一段と上値を追う展開で、半導体では東京エレクト ロンが2%高、アドバンテストが2.6%高としっかり。「前日の米株 市場でフィラデルフィア半導体指数(SOX指数)が上昇したことが好感されている」( 国内証券・ストラテジスト)という。 日経平均は堅調な展開となっているが、あすの米雇用統計の公表や3連休を控え「徐 々に上値は重くなりそうだ」(別の国内証券・ストラテジスト)との指摘が出ている。 <09:09> 寄り付きの日経平均は小幅続伸、米株先物の堅調推移が支え 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比17円45銭高の2万7137円 98銭と、続伸してスタートした。朝方、軟調に推移していた米株先物が足元で堅調に推 移しており、支援材料となった。日経平均は寄り付き後も上げ幅を拡大し、前営業日比約 110円高となっている。個別では、値がさのファーストリテイリング、ソフト バンクグループが小幅高、東京エレクトロンは1%高と堅調に推移して いる。 東証33業種では、鉱業、石油・石炭製品、卸売業など29業種が値上がり。一方、 精密機器、化学工業、小売業など4業種は値下がりしている。 <08:20> 寄り前の板状況、オーバルは買い優勢 第一実業は売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 オーバル 19% 510 510 510 430 2 富士ソフト 5% 8,66 8,66 8,66 8,26 0 0 0 0 3 ミロク情報サービス 4% 1,55 1,55 1,55 1,49 5 5 5 2 4 IDOM 4% 880 879 880 844 5 TIS 4% 4,17 4,17 4,18 4,01 8 5 0 0 6 カーリットHLDG 4% 690 689 690 663 7 ダイヤモンドエレクトリックH 4% 1,22 1,22 1,22 1,18 D 7 6 7 0 8 アルインコ 4% 950 949 950 916 9 トーカイ 4% 1,95 1,94 1,95 1,88 0 9 0 1 10 ニッコンHLDG 3% 2,50 2,49 2,50 2,41 0 9 0 5 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 第一実業 -18% 3,21 3,21 3,21 3,91 5 5 5 5 2 グローバルキッズCOMPAN -15% 525 525 525 618 Y 3 東陽テクニカ -14% 1,09 1,09 1,09 1,27 0 0 0 3 4 ウェザーニューズ -12% 7,10 7,10 7,11 8,11 5 0 0 0 5 オーエスジー -12% 1,65 1,65 1,65 1,86 1 0 1 7 6 トーセイ -9% 1,30 1,30 1,30 1,42 1 0 1 5 7 イーソル -9% 537 537 537 588 8 鴻池運輸 -8% 1,38 1,38 1,38 1,50 1 0 1 1 9 キヤノンマーケティングジャパ -8% 3,00 3,00 3,00 3,25 ン 3 0 5 5 10 ACCESS -7% 725 724 725 783 (
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