[東京 13日 ロイター] - <15:10> 新興株はマザーズが4日続落、節目の700ポイント割れ 新興株式市場は、マザーズ総合は2.03%安の699.13ポイントと、4日続落 した。節目の700ポイントを下回り、3日以来の低水準となった。東証グロース市場指 数は2.03%安の888.78ポイントだった。米長期金利の高止まりを背景にグロー ス(成長)株の売り圧力が強まったほか、新規IPO銘柄中心に利益確定売りが出た。 個別では、FPパートナー、ITbookホールディングス、Re covery Internationalが堅調に推移した。 反面、FIXER、マイクロ波化学、スタジオアタオは軟 調だった。 <13:10> 日経平均はマイナス圏で小動き、米CPI後の株価に関心 日経平均は、9月の米消費者物価指数(CPI)の発表を前に、マイナス圏での小動 きが続いている。時間外取引の米株先物が小高く推移し、投資家心理を支えている。 CPIの発表値が市場予想を上回った場合、米国の金融引き締めやそれに伴う景気悪 化への懸念が強まり、株価下押しが警戒されそうな一方、予想を下回った場合、買い戻し の動きになると見込まれている。 ただ、米連邦準備理事会(FRB)のインフレ目標2%との乖離は依然として大きい ことから警戒感はくすぶり「いったん買い戻されたとしても、上昇トンレドになるとは考 えにくい」(三木証券の北沢淳商品部投資情報グループ次長)との見方が聞かれる。 米主要企業の決算発表が今後、控えており「足元の企業業績も確認したいところだ」 (北沢氏)という。 CPIの市場予想は、総合が前月比0.2%上昇(8月は0.1%上昇)、前年同月 比8.1%上昇(同8.3%上昇)、食品とエネルギーを除くコア指数は前月比0.5% 上昇(同0.6%上昇)、前年同月比6.5%上昇(同6.3%上昇)となっている。 <11:46> 前場の日経平均は続落、米CPI控え様子見 決算材料に個別物色 も 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比136円58銭安の2万6260円2 5銭と、続落した。米国の金融引き締めやそれに伴う景気後退への警戒感が引き続き重し になった。9月米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて模様眺めとなる中、広く薄く 売られた。個別では、決算を材料にした物色がみられた。 日経平均は前日の終値付近で寄り付いた後、マイナス圏での推移となったが、大きく 崩れる様子はなかった。市場では「ごく一部で決算に伴う個別の反応が見られた以外は、 米CPIを控えて様子見となった」(SMBC日興証券の太田千尋投資情報部部長)とい う。 時間外取引の米株先物の小幅ながらプラスで推移し、投資家心理を支えた。米株先物 が上げ幅を縮めたりマイナスに沈んだ場面では日経平均も弱含み、一時約150円安に下 落した。 積極的な売買が手控えられる中、前日にかけて堅調だった百貨店や旅行関連、空運、 陸運など経済再開(リオープン)関連株で利益確定売りが優勢だった。一方、半導体関連 株は総じて堅調となり指数を支えた。トレジャー・ファクトリーやコシダカホー ルディングスなどは決算を手掛かりに物色された。 TOPIXは0.68%安の1856.22ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆2325億5200万円だった。東証33業種では、値上がり は鉱業や水産・農林業、ゴム製品など5業種で、値下がりは空運業やサービス業、電気・ ガス業など28業種だった。 東京エレクトロンが大幅高だったほか、セブン&アイHLDGは堅 調。ホンダは小高い。一方、ANA HLDGやエイチ・アイ・エス<9 603.T>が大幅安だった。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが379銘柄(20%)、値下がりは141 3銘柄(76%)、変わらずは45銘柄(2%)だった。 <10:57> 日経平均は小安い、リオープン関連は利益確定優勢 決算材料の動 きも 日経平均は小安い水準での推移が続いている。徐々に下げ幅を広げ、一時140円安 に下落した。 米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて模様眺めが強まっており、市場では「売 りが出ているというより、買いが引っ込んでいる状態」(国内証券のストラテジスト)と の声が聞かれた。 新型コロナウイルスの水際対策緩和や全国旅行支援への期待感から前日にかけて堅調 だった百貨店や旅行関連、空運、陸運など経済再開(リオープン)関連株は利益確定売り が優勢となっている。 トレジャー・ファクトリーやコシダカホールディングス、ビックカ メラなど、決算を手掛かりにした動きもみられる。 <10:10> 日経平均は弱もち合い、引き続き模様眺め 薄く広く売られる 日経平均は弱もち合い。2万6300円台で推移している。引き続き模様眺め。午前 10時10分現在の東証プライム市場の値下がりは1328銘柄と全体の71%となって いるが、薄く広く売られている様子で、指数が大きく崩れる気配は感じられない。 市場では「9月米消費者物価指数(CPI)の発表後に株価は大きく変動してきた経 緯があるため、きょうのところは積極的な売り買いを控えることになりそうだ」(国内証 券・ストラテジスト)との声が聞かれた。 物色面では、東京エレクトロン、ファーストリテイリングなど指数 寄与度が大きい銘柄が底堅く推移している。 <09:05> 日経平均は小動きスタート、米CPI発表を控え様子見 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比1円46銭高の2万6398円2 9銭と小動きでスタートした。米国時間に9月米消費者物価指数(CPI)の公表を控え ており、結果を見極めたいというムードから様子見気分となっている。 その中で、2月期決算の銘柄で好決算を発表した銘柄に値幅取りの資金が流入。全体 が模様眺めの中で、個別物色の動きとなっている。ドル高/円安を手掛かりに、トヨタ自 動車など自動車株も高い。 <08:41> 寄り前の板状況、トレジャー・ファクトリーが買い優勢 三桜工業 は売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 トレジャー・ファクトリー <309 14% 1,89 1,89 1,89 1,66 3.T> 0 0 0 5 2 東芝 9% 5,60 5,60 5,60 5,13 1 0 1 3 3 関西ペイント 9% 2,24 2,24 2,24 2,06 5 4 5 5 4 ウイングアーク1st 8% 1,93 1,93 1,93 1,79 3 3 3 5 5 マイネット 7% 500 499 500 468 6 北越コーポレーション 6% 800 799 800 753 7 リンナイ 6% 10,9 10,9 11,0 10,4 95 90 00 00 8 日本酸素HD 6% 2,46 2,45 2,46 2,33 0 9 0 0 9 インテージHLDG 5% 1,78 1,78 1,78 1,68 0 0 0 8 10 東プレ 5% 1,20 1,20 1,20 1,14 3 3 3 1 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 三桜工業 -11% 611 610 611 688 2 ヒト・コミュニケーションズH -10% 1,47 1,47 1,47 1,65 D 8 7 8 0 3 セントラル警備保障 -10% 2,25 2,25 2,25 2,50 5 4 5 5 4 アインHLDG -7% 6,00 6,00 6,01 6,49 5 0 0 0 5 三愛オブリ -7% 1,11 1,11 1,11 1,19 6 5 6 9 6 東芝テック -7% 3,76 3,76 3,76 4,04 0 0 0 0 7 ピー・シー・エー -7% 1,00 1,00 1,00 1,07 1 1 1 4 8 サンエー -7% 4,20 4,20 4,20 4,49 3 0 5 5 9 鶴見製作所 -5% 2,22 2,22 2,22 2,34 1 0 1 8 10 システム情報 -5% 909 908 909 958 (
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