[東京 17日 ロイター] - <15:05> 新興株はマザーズ小動き、手掛かり乏しい中で値幅取り 新興株式市場は、小動きだった。マザーズ総合は0.08%安の715.00ポイン トで大引け。東証グロース市場指数は0.06%安の909.26ポイント。「プライム 市場と同様に手掛かり材料が乏しい中で、値幅取りの動きが出ていた」(国内証券・トレ ーダー)という。 個別では、マイクロ波化学が商いを伴い上昇したほか、Retty がストップ高。そーせいグループが連日の年初来高値更新。半面、リックソフト がストップ安となり、キャンバス、QDレーザもさえない。 <14:00> 後場の日経平均は安値もみ合い、見送り 振れ幅は上下67円66銭 後場の日経平均は安値もみ合いで、2万6700円台で推移している。新たな手掛か り材料が見当たらず、先行きの見通しに対する不透明感も強いために見送りムードに支配 されている状況だ。後場に入ってから、午後2時までに日経平均の上下振れ幅は67円6 6銭と小動きとなっている。 時間外取引で米株先物が主要3指数とも堅調に推移しており株価の下支え要因として 注目されているが「戻りを加速させる要因とまではなっていない。新たな材料待ちだ」( 国内証券・ストラテジスト)という。 <11:50> 前場の日経平均は反落、米インフレを警戒 利益確定売り優勢に 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比387円76銭安の2万6703円0 0銭と、反落した。米インフレへの懸念がくすぶる中、前週末の米国市場で長期金利が上 昇して株安となったことを嫌気し、売りが先行した。 日経平均は前営業日比約300円安でスタートした後、一時440円安程度に下落し た。前週末に800円超の大幅高だったこともあり、利益確定売りが優勢となった。 米国のインフレ見通しが悪化する中、米連邦準備理事会(FRB)の積極的な利上げ が景気後退を誘発するとの懸念は根強い。米長期金利の上昇を受け、半導体関連やハイテ ク株、高PER(株価収益率)株で軟調な銘柄が目立った。TOPIXグロース指数の1 .5%安に対し、同バリュー指数は0.7%安で、グロース株の方が下げが大きかった。 売り一巡後は下げ渋った。時間外取引の米株先物が小高く推移し、投資家心理を支援 。百貨店株や空運、陸運といった経済再開(リオープン)関連株が堅調で、相場を下支え した。円安効果を含め、インバウンド(訪日外国人旅行)需要の回復への期待が継続した との見方が聞かれた。 市場では、海外市場の動向を待つムードもあるという。前週末の米市場でハイテク株 比率の高いナスダック総合が大きく下げた一方、ダウは直近安値を大きく下回ったわけで はないとして「本当に下値を試すのか確認したいムードとなっている」(ピクテ・ジャパ ンの糸島孝俊ストラテジスト)との声が聞かれた。 TOPIXは1.12%安の1876.93ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆2533億4100万円だった。東証33業種では、値上がり は海運業や空運業、電気・ガス業など3業種で、値下がりは鉱業や医薬品、卸売業など3 0業種だった。 個別では、エムスリーが大幅安。ファーストリテイリング、ソフト バンクグループは軟調だった。東京エレクトロンは小安い。一方、三菱 UFJフィナンシャル・グループは大幅高。ANA HLDGは小高か った。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが342銘柄(18%)、値下がりは144 0銘柄(78%)、変わらずは53銘柄(2%)だった。 <10:07> 日経平均は下げ渋り、インバウンド関連しっかり 半導体株は軟調 日経平均は前営業日比約400円安の2万6700円付近で下げ渋っている。前週末 の大幅高の反動もあって、利益確定売りが重しの一方、時間外取引の米株先物が小高く推 移し、投資家心理を支えている。 値がさの東京エレクトロンやテルモ、ソフトバンクグループ<9984. T>といった半導体関連やハイテク株、エムスリーなど高PER(株価収益率)銘 柄が売られ、指数を押し下げている。 一方、百貨店株や空運、陸運といった経済再開(リオープン)関連株が堅調で、相場 を下支えしている。市場では「円安効果も含め、インバウンド(訪日外国人旅行)需要の 回復への期待が継続している」(国内証券のストラテジスト)との声が聞かれた。 景気敏感セクターを中心にした下げが目立ち、内需株は底堅い動き。東証33業種で は、値下がりは鉱業や精密機器、医薬品など28業種で、値上がりは海運業や空運業、陸 運業など5業種となっている。 <09:05> 日経平均は反落スタート、米インフレや英政治への懸念が重し 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比305円74銭安の2万6785 円02銭と、反落してスタートした。米インフレや英政治への懸念がくすぶる中、前週末 の米国市場で長期金利が上昇し株安となったことを嫌気する形で、売りが先行した。 東京エレクトロンなど半導体関連は総じて軟調。主力株はトヨタ自動車<720 3.T>やソニーグループが売られている。指数寄与度の高いファーストリテイリン グやソフトバンクグループも軟調。一方、三菱UFJフィナンシャル・ グループや日本郵船はしっかり。 <08:24> 寄り前の板状況、プレナスが買い優勢 パソナグループは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 プレナス 21% 2,32 2,32 2,32 1,92 0 0 0 0 2 サンデン 11% 230 229 230 206 3 And DoHLDG 9% 946 946 946 867 4 山陽特殊製鋼 7% 2,10 2,09 2,10 1,97 0 9 0 0 5 ピー・シー・エー 7% 1,09 1,09 1,09 1,02 0 0 0 3 6 ネクシィーズグループ 6% 700 700 700 661 7 チャーム・ケア 5% 1,09 1,09 1,09 1,04 9 8 9 2 8 カチタス 5% 3,29 3,29 3,30 3,13 8 5 0 0 9 メルコHLDG 5% 3,20 3,20 3,20 3,04 3 0 5 0 10 日本コンクリート工業 5% 258 257 258 245 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 パソナグループ -23% 1,65 1,65 1,65 2,15 2 1 2 0 2 ワコム -21% 550 550 550 700 3 大東建託 -21% 11,3 11,3 11,3 14,3 40 40 40 40 4 HOYA -10% 13,0 13,0 13,0 14,4 28 25 30 75 5 ユー・エス・エス -10% 2,02 2,02 2,02 2,24 4 3 4 2 6 Gunosy -10% 677 676 677 749 7 テクノプロHLDG -10% 2,92 2,92 2,92 3,23 1 0 1 0 8 ダイワボウHLDG -9% 1,70 1,70 1,70 1,87 0 0 0 2 9 東芝テック -9% 3,70 3,70 3,70 4,07 3 0 5 5 10 NISSHA -9% 1,56 1,56 1,56 1,71 0 0 0 5 (
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