[東京 18日 ロイター] - <15:10> 新興株はマザーズが反発、米ハイテク株高が支援 新興株式市場は、マザーズ総合は2.57%高の733.40ポイントと、反発した 。東証グロース市場指数は前営業日比2.58%高の932.63ポイントだった。ハイ テク株比率の高い米ナスダック総合が大幅高となり、投資家心理が改善した。 ビジョナルやフリーが大幅高。Appier Group はしっかりだった。一方、Enjinが大幅安。ライフネット生命保険 やティーケーピーは一時、年初来高値を更新したが、下落に転じた。 <13:40> 後場の日経平均は強含み、米株先物がしっかり推移 日経平均は後場に強含んでいる。市場では「米株先物の値動きに振らされている」( 国内証券のストラテジスト)との声が聞かれる。時間外取引の米株先物は後場に入って上 げ幅を拡大し、投資家心理を支援。米株価主要3指数の先物は1.6─2.0%高と、い ずれも堅調に推移している。 前引け時点に比べ、値がさのファーストリテイリングやリクルートホールデ ィングス、第一三共などが上げ幅を拡大し、指数の押し上げに寄与して いる。 日経平均は2万7080円付近を通る25日移動平均線を挟んだ値動きとなり、市場 では「近く25日線の傾きが改善すると見込まれ、過度に売り込んでいた人の買い戻しが 入りやすい環境となってきている」(証券ジャパンの野坂晃一調査情報部副部長)との声 が出ていた。 <11:35> 前場の日経平均は反発、米株堅調を好感 買い材料不足で伸び悩む 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比209円87銭高の2万6985円6 6銭と、反発した。前日の米国株式市場が堅調だったことが好感され幅広く物色されてス タート。ただ、新たな買い材料が見当たらないほか、テクニカル面では、2万7000円 を超えたところに位置する25日移動平均線が上値抵抗線として意識され、中盤からは伸 び悩んだ。 17日の米国株式市場は反発。英政権が大型減税を含む経済対策を撤回したことが好 感されたほか、米金融大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)の底堅い決算が センチメントの改善に寄与した。日本株もこれを受けて、ほぼ全面高のスタートなり、す かさず日経平均は2万7000円を回復した。 ただ、引き続き米国金利上昇に対する懸念が強い上に、新たな買い材料に乏しく、買 い一巡後は上値に対して慎重な動きになっている。日米ともここから決算発表が本格化す るため「決算の内容を見極めたいとのムードが強まり、当面は徐々に模様眺めとなりそう だ」(国内証券・ストラテジスト)という。 市場では「今晩は米国において、ネットフリックスをはじめ、IT、金融大手、ディ フェンシブなど有力企業の決算発表が相次ぎ、新たな流れが出て来るという意味で、これ らの注目度が高まっている」(野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)との 声が聞かれた。 TOPIXは0.70%高で午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆 3265億8300万円。東証33業種では、精密機器、陸運業、サービス業などが値上 がりし、鉱業、海運業などの値下がりが目立つ。 個別では、JR東日本などの電鉄株がしっかりとなったほか、三菱UFJフ ィナンシャル・グループなど銀行株が堅調。一方、ソニーグループが高 い半面、トヨタ自動車が小甘いなど主力銘柄は高安まちまち。ソフトバンクグル ープが朝高の後に軟化した。 プライム市場の騰落数は、値上がり1517銘柄(82%)に対し、値下がりが26 0銘柄(14%)、変わらずが60銘柄(3%)だった。 <11:05> 日経平均は強もち合い、25日平均線を上値抵抗線として意識 日経平均は強もち合い。買い一巡後は伸び悩んで、だれる展開となっているものの、 時間外取引で米株先物が主要3指数ともに堅調となっていることが下支え要因となってお り、そのままずるずると下げる気配は感じられない。 2万7000円を超すと重さが感じられるようになってきたが「2万7000円より やや上方にある25日移動平均線が上値抵抗線として意識されるようになった」(国内証 券・ストラテジスト)との声が聞かれる。 きょうは物色の方向性が感じられず、目先は米国の主要企業、来週からは国内企業の 決算発表を見極めたいとのムードが強くなるとの指摘もあった。 <10:07> 日経平均は上げ幅縮小、値がさ株の上昇一服 日経平均は上げ幅を縮小し、前営業日比約240円高の2万7000円付近で推移し ている。朝方、堅調に推移していたソフトバンクグループがマイナス圏に沈み、 相場を押し下げているほか、東京エレクトロン、ファーストリテイリング<9983. T>など値がさ株の上昇が一服している。 市場では「特段の新規材料もなく方向感を失っている」(国内証券のストラテジスト )との声が聞かれる。テクニカル面では、200日移動平均線(2万7253円49銭= 現在)が上値抵抗線として意識されやすく、「きょうは2万7000円台をキープできる かが注目される」(同)という。 <09:05> 寄り付きの日経平均は反発、2万7000円回復 米株高を好感 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比391円94銭高の2万7167 円73銭と反発してスタートし、心理的節目の2万7000円を回復した。前日の米株高 の流れを引き継いで幅広い業種で買いが先行している。東証33業種では、海運業、鉱業 、空運業以外の30業種が値上がりし、保険業、精密機器、などが値上がり率上位に入っ ている。 個別では、東京エレクトロン、アドバンテストなどの半導体関連株 がしっかり。指数寄与度の大きいファーストリテイリング、ソフトバンクグルー プも堅調に推移している。 <08:20> 寄り前の板状況、クロスキャットが買い優勢 ミラースHDは売り 優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 クロスキャット 18% 1,60 1,59 1,60 1,35 0 9 0 1 2 SANKYO 16% 5,19 5,19 5,19 4,48 0 0 0 5 3 プレナス 14% 2,63 2,63 2,63 2,32 4 3 4 0 4 愛知製鋼 10% 2,29 2,29 2,29 2,09 8 8 8 2 5 イーエムシステムズ 9% 884 883 884 807 6 ネクソン 9% 2,78 2,78 2,78 2,55 8 7 8 9 7 四国化成工業 8% 1,33 1,33 1,33 1,23 8 7 8 3 8 リクルートHLDG 8% 4,60 4,59 4,60 4,25 0 9 0 7 9 PALTAC 7% 4,40 4,40 4,40 4,10 0 0 0 5 10 ファルコHLDG 7% 1,85 1,84 1,85 1,72 0 9 0 6 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 MIRARTHHLDG <8897. -14% 341 340 341 394 T> 2 東邦HLDG -9% 1,81 1,81 1,81 2,00 6 5 6 1 3 日本国土開発 -9% 577 576 577 631 4 ユー・エム・シー・エレクトロ -7% 461 461 461 498 ニ 5 リニカル -5% 706 705 706 741 6 オプティム -4% 798 797 798 835 7 シーイーシー -4% 1,42 1,42 1,42 1,48 0 0 0 4 8 Orchestra HLDG -4% 2,30 2,30 2,30 2,39 1 0 1 9 9 ネットプロテクションズHLD -4% 377 376 377 391 G 10 アドウェイズ -3% 701 700 701 724 (
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