[東京 24日 ロイター] - <15:08> 新興株はマザーズが反発、米ハイテク株高を好感 新興株式市場は、マザーズ総合は0.33%高の726.49ポイントと、反発した 。東証グロース市場指数は前営業日比0.33%高の923.58ポイントだった。前週 末の米国市場でハイテク株比率の高いナスダック総合が大幅高となり、投資家心理を支え た。 Appier Groupやフリーが大幅高。ビジョナル は堅調だった。一方、ロコンドが大幅安、ジーエヌアイグループが軟調 となった。アンジェスは年初来安値を更新した。 <13:10> 後場の日経平均は伸び悩み、中国新体制を見極めたいとの声も 後場に入ってからの日経平均は伸び悩む展開で、2万7000円を超える水準で推移 しているがじり安となっている。テクニカル面で2万7200円台に位置する200日移 動平均線が節目として強く意識され、利益確定売りがかさむという。 市場では「中国新体制を受けてハンセンの下落、中国ハイテク企業の軟調な動きで、 早めに売ろうとする動きが出ている」(国内証券・ストラテジスト)との指摘があり、発 足した中国の新体制における経済対策を見極めたいとのムードもある。 <11:45> 前場の日経平均は反発、米利上げペース緩むとの見方で物色 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比266円37銭高の2万7156円9 5銭と、反発した。米国で利上げペースが緩むとの見方が出たことにより、前週末の米株 が上昇するなど一連の動きを好感。幅広く物色されて堅調に推移した。 前週末21日の米国株市場は、主要3指数が2%超高と急反発。米連邦準備理事会( FRB)が12月の会合で、これまでより小幅な利上げを検討する公算が大きいとの報道 を受け、安心感が広がった。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると 、FRB当局者の一部から近く利上げペースを緩めるべきとの声が上がり始めている。 米国では半導体関連株などの上昇が目立ったが、日本株においても同様に、同関連株 を筆頭にグロース株が堅調。これらの中で指数寄与度が大きい銘柄が買われ、株価全体を 押し上げた。反対に、ここにくるまで下支え役だったインバウンド関連株、ディフェンシ ブ銘柄がさえない。米金融政策の転換を読むかのような物色動向となっている。 ただ、日米ともに主要企業の決算発表が今週は本格化するため、それらを見極めたい といった市場関係者も少なくない。買い一巡後は、株価が伸び悩むとともに、引き続き薄 商いとなっている。 さらに、テクニカル面では「時価水準では、節目として意識される25日移動平均線 や200日移動平均線があり、これらが強く意識されている(野村証券・ストラテジスト の澤田麻希氏)との声が聞かれ、実際、200日線近辺で日経平均は伸び悩んだ。 TOPIXは0.84%高で午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆 4297億4600万円だった。東証33業種では、海運業、非鉄金属、機械など景気敏 感セクターの上昇が目立つ。半面、不動産業、小売業など内需系セクターが軟化した。 個別では、ソフトバンクグループが商いを伴い堅調となったほか、ディスコ が続伸、東京エレクトロンも買われるなど半導体関連株がしっかり。日 本郵船も分割後の高値を更新した。半面、JR東海はさえない。 プライム市場の騰落数は、値上がり1178銘柄(64%)に対し、値下がりが59 2銘柄(32%)、変わらずが67銘柄(3%)だった。 <11:10> 日経平均は強もち合い、日米主要企業の決算発表を待つムードに 日経平均は強もち合い。前週末の米国株式市場の上昇を好感する形で大幅上昇となっ たものの、買い一巡後は伸び悩む動き。「今週は日米ともに主要企業の決算発表が多いこ とから、それを待つムードが強くなっている」(国内証券・ストラテジスト)という。 個別では、ソフトバンクグループをはじめ、東京エレクトロンなど 指数寄与度が大きい銘柄の上昇が目立つ。一方、これまで相場の下支え役となっていたデ ィフェンシブ銘柄、インバウンド関連株などがさえない。 <10:13> 日経平均は堅調、上げ幅拡大 値がさ株や半導体関連株が押し上げ 日経平均は上げ幅を拡大し、前営業日比約370円高の2万7200円台後半で推移 している。一時400円以上上昇する場面もあった。値がさ株や半導体関連株が堅調に推 移し、相場を押し上げている。 市場では、米連邦準備理事会(FRB)が先々の金融引き締めペースを鈍化させるの ではないか、との思惑で安心感が生じ、「景気敏感セクターが物色されているようだ」( 国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれた。一方、これまで相場を下支えしてきた小 売りの一角に売りが出ている。 今週から国内企業の決算発表が本格化し、週末にかけて決算発表が相次ぐことから「 きょうの日経平均は大幅に変動する展開は見込みづらく、200日移動平均線(2万72 22円22銭=現在)を上抜けて終えられるか注目」(同)との指摘があった。 <09:05> 寄り付きの日経平均は反発、米株高を好感 幅広い業種に買い 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比342円42銭高の2万7233 円00銭と、反発してスタートした。前週末の米株高を好感する形で、幅広い業種に買い が入っている。東証33業種では、不動産業以外の32業種が値上がり。海運業、ゴム製 品、精密機器などの上昇が目立つ。 個別では、値がさのソフトバンクグループ、ファーストリテイリング<9983. T>が堅調なほか、東京エレクトロン、アドバンテストなど半導体関連株 が大幅上昇となっている。 <08:21> 寄り前の板状況、山梨中銀は買い優勢 ギークスは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 山梨中央銀行 14% 1,20 1,19 1,20 1,05 0 9 0 2 2 シンプレクス・HLDG <4373. 10% 2,20 2,20 2,20 2,00 T> 4 4 4 3 3 トレックス・セミコンダクター 8% 2,87 2,86 2,87 2,64 0 9 0 8 4 淀川製鋼所 8% 2,60 2,59 2,60 2,39 0 9 0 9 5 秋田銀行 8% 1,76 1,76 1,76 1,63 1 1 1 1 6 サムコ 7% 3,19 3,19 3,20 2,99 8 5 0 9 7 テノ.HLDG 6% 600 599 600 564 8 福井銀行 6% 1,45 1,44 1,45 1,36 0 9 0 4 9 極東開発工業 6% 1,45 1,44 1,45 1,36 0 9 0 7 10 マーケットエンタープライズ <3 6% 1,09 1,08 1,09 1,02 135.T> 0 9 0 9 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 ギークス -8% 722 722 722 785 2 ジャムコ -5% 1,55 1,55 1,55 1,63 2 1 2 3 3 トランコム -5% 7,80 7,80 7,80 8,17 0 0 0 0 4 リオン -4% 1,97 1,97 1,97 2,07 8 8 8 0 5 大氣社 -4% 3,25 3,25 3,25 3,38 0 0 0 5 6 神戸物産 -4% 3,08 3,08 3,08 3,21 3 0 5 0 7 宮越HLDG -4% 849 848 849 882 8 ペッパーフードサービス <3053. -4% 220 219 220 228 T> 9 アルファシステムズ -3% 4,16 4,02 4,30 4,30 3 0 5 5 10 NISSHA -3% 1,60 1,60 1,60 1,65 4 3 4 7 (
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