[東京 26日 ロイター] - <14:10> 後場の日経平均は強もち合い、日米主要企業の決算発表待ち 後場の日経平均は強もち合い。前場の高値を抜けずに動きに乏しくなり、2万750 0円を超える水準で一進一退となっている。時間外取引で米株先物が主要3指数ともに軟 調に推移していることも上値を抑える要因になっているようだ。 市場では「後場に入ってから見送りムードが強くなった。引け後にキヤノン などが、また、今晩も米国で主要企業が多数、決算を発表する予定で、それらを見極めた いというムードが強い」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれた。 <11:46> 前場の日経平均は続伸、米利上げペース鈍化の思惑が支援 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比326円87銭高の2万7577円1 5銭と、続伸した。前日の米国市場で、低調な経済指標を受けて利上げペース鈍化の思惑 から株高となった流れを引き継いだ。香港株の堅調な推移も相場を支援した。 日経平均は160円高で始まり、その後も上値を伸ばした。買い一巡後は、いったん 伸び悩む場面もあった。米グーグルの持ち株会社・アルファベットやマイクロ ソフトといった米大手ハイテク企業の株価が時間外取引で下落し、米主要株価3 指数の先物が軟調となって投資家心理の重しになった。 中盤以降に再び上げ幅を拡大。一時320円超高に上昇した。このところ不安定だっ た香港株の堅調な値動きが確認され「安心感につながり、買い戻しを誘発した」(国内証 券のストラテジスト)という。 米長期金利の上昇一服を受け、グロース(成長)株の上昇が目立った。一方、百貨店 や空運、陸運といった経済再開(リオープン)関連はさえない銘柄が目立った。TOPI Xグロース指数は1.3%高、同バリュー指数は0.5%高で、グロース株優位だった。 市場では「短期的な循環物色の動きにもみえる」(りそなアセットマネジメントの戸 田浩司ファンドマネージャー)との声が聞かれた。医薬品などディフェンシブ株も物色さ れ「景気に対して楽観しているわけではないだろう。本格的な買いが入るのは、少なくと も中間決算で企業業績を見極めた後ではないか」(戸田氏)という。 TOPIXは0.95%高の1925.27ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆4165億0500万円だった。東証33業種では、値上がり は医薬品やサービス業、精密機器など25業種で、値下がりは海運業や鉄鋼、陸運業など 8業種だった。 エムスリーが大幅高だったほか、ファーストリテイリングが堅調。 ソフトバンクグループは年初来高値を更新した。一方、高島屋やキヤノ ンは軟調。日本郵船は大幅安だった。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1375銘柄(74%)、値下がりは37 9銘柄(20%)、変わらずは83銘柄(4%)だった。 <10:20> 日経平均は高値もみ合い、米IT大手の業績懸念くすぶる 日経平均は、きょうの高値圏でもみ合っている。寄り付きから上げ幅を広げ、200 円超高に上昇。前日の米株高を手掛かりに「先物買いが株価を押し上げたようだ」(国内 証券のストラテジスト)との見方が出ていた。 その後は、心理的節目2万7500円付近で伸び悩んでいる。2万7500円台前半 を通る75日移動平均線に上値を抑えられる形となっている。エムスリーなどグ ロース株で堅調な銘柄が目立つ一方、東京エレクトロンなど半導体関連株は軟調 。 時間外取引の米株先物がマイナス推移を継続し、投資家心理の重しになっている。米 大手ハイテク企業群「GAFAM」の一角を占める米グーグルの持ち株会社・アルファベ ットやマイクロソフトが時間外取引で下落し「米企業の業績悪化への 懸念がくすぶっている」(別の国内証券のストラテジスト)という。 きょうは米フェイスブック親会社メタ・プラットフォームズ、あすは米アマ ゾン・ドット・コム、アップルの決算発表が予定されている。 <09:08> 日経平均は続伸スタート、米引き締めペース鈍化の思惑が支援 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比160円36銭高の2万7410 円64銭と、続伸してスタートした。前日の米国市場で、低調な経済指標を受けて金融引 き締めペース鈍化の思惑から株高となっており、好感する動きが先行した。 主力株はトヨタ自動車が小高い、ソニーグループは堅調。半導体関 連はまちまちで東京エレクトロンは小安い。指数寄与度の高いファーストリテイ リングはしっかり。ソフトバンクグループは小高い。このほかリクルー トHLDGは堅調となっている。 一方、取引終了後に決算を発表した米グーグルの持ち株会社・アルファベット<GOOGL .O>やマイクロソフトといった米大手ハイテク企業の株価が時間外で下落。米主 要3指数の先物は軟調な推移となっており、投資家心理の重しになると見られている。 <08:21> 寄り前の板状況、and factoryが買い優勢 フクシマガ リレイは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 and factory <7035. 22% 446 446 446 366 T> 2 リョーサン 21% 2,84 2,84 2,84 2,34 5 5 5 5 3 山九 16% 4,96 4,96 4,96 4,26 3 0 5 5 4 SBテクノロジー 14% 2,50 2,50 2,50 2,20 1 1 1 2 5 ソフトクリエイトHLDG <337 11% 3,74 3,74 3,75 3,36 1.T> 8 5 0 5 6 LIXIL 11% 2,42 2,41 2,42 2,18 0 9 0 6 7 レイズネクスト 7% 1,32 1,32 1,32 1,23 1 1 1 1 8 NOK 7% 1,20 1,20 1,20 1,12 8 8 8 9 9 ネクソン 7% 2,65 2,64 2,65 2,48 0 9 0 0 10 エンプラス 7% 4,44 4,44 4,45 4,16 8 5 0 5 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 フクシマガリレイ -13% 3,55 3,55 3,55 4,10 0 0 0 0 2 大末建設 -11% 1,30 1,29 1,30 1,46 0 9 0 2 3 ジャムコ -9% 1,56 1,56 1,56 1,70 3 2 3 9 4 ジャパンマテリアル -6% 1,80 1,80 1,80 1,92 1 0 1 5 5 デジタルガレージ -6% 3,27 3,27 3,27 3,49 5 5 5 0 6 KOA -6% 2,25 2,25 2,25 2,40 5 5 5 2 7 セントラル硝子 -5% 3,25 3,25 3,25 3,43 5 5 5 5 8 東鉄工業 -5% 2,31 2,31 2,31 2,43 1 1 1 0 9 オカムラ -5% 1,28 1,28 1,28 1,34 1 0 1 3 10 プロレド・パートナーズ <7034. -5% 506 505 506 530 T> (
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」