[東京 2日 ロイター] - <15:10> 新興株はマザーズが5日続落、新規IPO銘柄は堅調 新興株式市場では、マザーズ総合が前営業日比1.02%安の737.85ポイント と5日続落した。東証グロース市場指数は同1.00%安の938.25ポイントだった 。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に、グロース(成長)株を中心に調 整の売りが出た。一方、新規IPO銘柄は堅調に推移した。 個別では、pluszeroが商いを伴って上昇し、ストップ高で取引を終 えた。Aiming、FIXERもしっかり。 半面、eWeLL、バンク・オブ・イノベーション、Atlas Technologiesは軟調だった。 <13:25> 後場の日経平均は小幅安で小動き、イベント控え様子見も 後場に入り、日経平均は小幅安の水準で小動きとなっている。前営業日比約30円安 の2万7600円台前半で推移している。前場に引き続き、好決算銘柄への買いが相場を 支えているほか、ソフトバンクグループがプラス圏に浮上している。 きょうは決算発表を手掛かりにした個別物色はみられているものの、「米連邦公開市 場委員会(FOMC)、週末の米雇用統計の公表を控えて、投資家としては動きづらい」 (国内運用会社・ポートフォリオマネージャー)との指摘が聞かれる。大引けにかけては 様子見姿勢が広がりやすく、小幅な値動きにとどまりそうだ、という。 東証33業種では、鉱業、鉄鋼、石油・石炭製品など18業種が値上がり。一方、化 学工業、精密機器、サービス業など15業種は値下がりしている。 <11:50> 日経平均は小幅続伸、FOMC前の持ち高調整 ソニーGは大幅高 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比7円13銭高の2万7686円05銭 と、小幅に続伸した。米株安を嫌気して売りが先行した後は、前日終値を挟んだ一進一退 となった。ソニーグループが大幅高になるなど決算を材料にした個別物色がみら れたほかは、米連邦公開市場委員会(FOMC)を前にした持ち高調整主体の値動きとな った。 日経平均は安く始まった後に下げ幅を縮小し、一時プラスを回復した。ただ、FOM Cの結果発表を控えている上、あすは国内が休日となることもあり、積極的な上値追いと はならなかった。 東京エレクトロンやアドバンテストなど値がさの半導体関連株や、 エムスリーなど高PER(株価収益率)銘柄が軟調だった一方、原油高となる中 、鉱業や石油・石炭製品が買われた。 決算による個別物色もみられ、ソニーGやTDKが大幅高となった。日経平 均のプラス寄与で1位と2位になり、2銘柄で指数を50円超押し上げた。一方、花王<4 452.T>や住友化学は大幅安だった。 市場では今回のFOMCでの0.75%の利上げが有力視されており、12月の利上 げに関心が移っている。 足元で12月利上げの市場予想は0.5%と0.75%で拮抗しており「織り込みに 偏りはみられず、今回は過度にタカ派なFOMCになるようなサプライズはないのではな いか」(しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用本部長)との声が聞かれる。 利上げペースを緩めるような発言があれば、株高が見込まれるという。 一方、市場の見方が割れているのは、根拠となるデータなどの決め手を欠くことの裏 返しでもある。このため「12月FOMCにかけては、ボックス圏での推移が続きそうだ 」(藤原氏)という。 TOPIXは0.24%高の1943.23ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆6590億9100万円だった。東証33業種では、値上がり は鉱業や鉄鋼、石油・石炭製品など22業種で、値下がりは化学工業や精密機器、電気・ ガス業など11業種だった。 日本製鉄が大幅高だったほか、三井物産が年初来高値を更新した。 一方、東京電力HLDGが大幅安。トヨタ自動車は小安かった。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが966銘柄(52%)、値下がりは777 銘柄(42%)、変わらずは93銘柄(5%)だった。 <10:40> 日経平均はもみ合い、一時プラスを回復 FOMC前に持ち高調整 日経平均は前日終値を挟んだもみ合いとなっている。米連邦公開市場委員会(FOM C)を前に持ち高調整主体の値動きとみられる。 安寄り後に下げ幅を縮小し、一時プラスを回復した。「FOMCを控えるほか、日本 は休日前でもあり、ポジションを取りにくい」(国内運用会社のファンドマネージャー) といい、積極的に上値を追うムードはないという。 東京エレクトロンなどの半導体関連株やエムスリーなど高PER( 株価収益率)の銘柄は軟調。一方、原油高となる中でINPEXなどの鉱業や出 光興産など石油・石炭製品は買われている。 決算を手掛かりにした個別物色もみられる。ソニーグループやTDK<6762. T>が大幅高となり、日経平均のプラスに寄与。2銘柄で指数を50円超押し上げている。 一方、花王や住友化学は大幅安となっている。 <09:10> 日経平均は反落スタート、米株安が重し ソニーGは買い先行 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比116円62銭安の2万7562 円30銭と、反落してスタートした。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控 える中、前日の米株安が重しとなり、手じまい売りが先行した。その後は、やや下げ幅を 縮めている。 前日に営業利益予想の上方修正を発表したソニーグループは買いが先行し、 一時約12%高に上昇した。主力株はトヨタ自動車が小安い。東京エレクトロン など半導体関連は軟調な銘柄が目立つ。指数寄与度の高いファーストリテイリン グは軟調。ソフトバンクグループは小安い。 <08:22> 寄り前の板状況、山形銀行が買い優勢 ブイキューブは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 山形銀行 26% 1,31 1,30 1,31 1,03 0 9 0 6 2 スミダコーポレーション <6817. 26% 1,43 1,43 1,43 1,13 T> 4 3 4 5 3 安永 15% 774 773 774 674 4 マンダム 13% 1,69 1,69 1,69 1,49 7 6 7 7 5 トモニHLDG 9% 350 349 350 321 6 太平電業 7% 3,50 3,50 3,51 3,27 8 5 0 5 7 カナデン 7% 1,18 1,18 1,18 1,10 1 0 1 5 8 JK HLDG 6% 1,16 1,16 1,16 1,09 1 0 1 3 9 井村屋グループ 6% 2,30 2,29 2,30 2,17 0 9 0 1 10 ニホンフラッシュ 6% 1,00 999 1,00 947 0 0 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 ブイキューブ -15% 845 845 845 995 2 伯東 -15% 3,00 3,00 3,00 3,53 3 0 5 5 3 インフォマート -6% 448 447 448 475 4 ジェイ・エス・ビー -5% 3,70 3,70 3,70 3,90 3 0 5 5 5 アイル -5% 1,74 1,74 1,74 1,84 9 8 9 1 6 文化シヤッター -5% 1,01 1,01 1,01 1,07 9 8 9 2 7 東邦HLDG -5% 1,91 1,91 1,91 2,01 4 3 4 4 8 野村マイクロ・サイエンス <625 -4% 3,66 3,66 3,66 3,83 4.T> 3 0 5 0 9 トーカイ -4% 1,80 1,80 1,80 1,88 6 5 6 3 10 鴻池運輸 -4% 1,48 1,48 1,48 1,54 1 0 1 4 (
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