[東京 9日 ロイター] - <15:08> 新興株はマザーズが小反落、決算手掛かりにした物色活発 新興株式市場は、マザーズ総合が前営業日比0.36%安の738.35ポイントと 小幅に反落した。東証グロース市場指数は同0.39%安の939.45ポイントだった 。決算を手掛かりにした個別物色が活発になった一方、米消費者物価指数(CPI)公表 を前に様子見ムードが広がり、小動きとなった。 個別では、サンウェルズがストップ高で取引を終えたほか、シンバイオ製薬 、BASEが堅調に推移した。 バルミューダ、SBIリーシングサービス、マイクロ波化学<9227. T>はさえない。 <13:21> 後場の日経平均は下げ幅拡大、材料出尽くし感で売り優勢 後場に入り日経平均は下げ幅を拡大しており、足元は前営業日比約150円安の2万 7700円台前半で推移している。米中間選挙の結果が徐々に明らかになる中、「マーケ ットの予想通り共和党が優勢で、材料出尽くし感から利益確定売りが出始めているようだ 」(国内運用会社・ポートフォリオマネージャー)との声が聞かれる。 8日投開票の米中間選挙で下院選挙(全435議席が改選)は、エジソン・リサーチ の予測でこれまでのところ共和党が157議席、民主党は93議席獲得した。[nL4N3250Y W] 物色動向としては、引き続き値がさの半導体関連株が堅調に推移している。一方、「 半導体関連株が相場を支えている側面が大きく、全体的には売りも目立ってきている」( 同)という。東証33業種では、その他製品、鉱業、石油・石炭製品など22業種が値下 がりしている。海運業、金属製品、パルプ・紙など11業種は値上がり。 <11:44> 前場の日経平均は小反落、米中間選挙の結果やCPI待ちで方向感 欠く 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比44円95銭安の2万7827円16 銭と、小幅に反落した。米中間選挙の結果や、10日の米消費者物価指数(CPI)の発 表を控えて様子見姿勢が強まり、方向感を欠いた。 日経平均は、前日の米株高を好感する形で小高く始まった後は、前日の終値を挟んだ 値動きとなった。約2カ月ぶりの高値水準にあり、心理的節目2万8000円に近づく場 面では利益確定売りが上値を抑えた。 米株高を受けて値がさの半導体関連株やソフトバンクグループ(SBG)が 堅調。SBGは年初来高値を更新した。決算を材料にした個別物色が引き続き活発だった 一方、セクター別の動向に明確な方向感はみられなかった。 市場では「CPIを前に様子見となった。半導体関連株や好決算の銘柄を買う動きが 続き、地合いは悪くない」(岩井コスモ証券の林卓郎投資情報センター長)との見方が聞 かれた。 TOPIXは0.18%安の1954.00ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆7820億8900万円だった。東証33業種では、値上がり は海運業や金属製品、パルプ・紙など17業種で、値下がりはその他製品や鉱業、空運業 など16業種だった。 スズキが大幅高となり、年初来高値を更新。SUMCOが大幅高だ ったほか、東京エレクトロンは堅調だった。一方、任天堂やダイキン工 業が大幅安。ファーストリテイリングはさえない。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1012銘柄(55%)、値下がりは73 4銘柄(39%)、変わらずは90銘柄(4%)だった。 <10:30> 日経平均は小動き、米CPI控え様子見 決算材料の個別物色活発 日経平均は前日終値を挟んだ小動きが続いている。市場では「米中間選挙の結果にも 関心が寄せられているが、どちらかというと10日の米消費者物価指数(CPI)を前に して様子見姿勢が強まってきているようだ」(国内証券のストラテジスト)との声が聞か れる。 朝方に大幅高となっていた東京エレクトロンなど半導体関連株がやや上げ幅 を縮小している一方、ソフトバンクグループは上げ幅を拡大し、指数押し上げに 寄与している。 決算を手掛かりにした取引が活発で、業績予想の上方修正を発表したスズキ が大幅高の一方、営業利益見通しを据え置き市場予想を下回った任天堂が大幅安 となっている。 東証33業種では、値上がりは海運業や金属製品、パルプ・紙など18業種で、値下 がりはその他製品や鉱業、空運業など15業種となっている。 <09:10> 日経平均は続伸スタート、米株高を好感 前日終値挟んだ値動き 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比12円44銭高の2万7884円 55銭と、小幅に続伸してスタートした。米中間選挙での「ねじれ議会」への思惑から株 高となった米国市場の流れを受け、買いが先行した。その後は小幅安となる場面もあり、 前日終値を挟んだ値動きとなっている。 半導体関連は東京エレクトロンなどが大幅高。主力株はトヨタ自動車<7203. T>やソニーグループが小安い一方、三菱商事が大幅高となるなどまちま ち。指数寄与度の高いファーストリテイリングが小安いほか、ソフトバンクグル ープは横ばい。 <08:22> 寄り前の板状況、学情が買い優勢 UACJは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 学情 26% 1,91 1,91 1,91 1,51 2 2 2 2 2 加藤産業 20% 4,24 4,24 4,24 3,54 0 0 0 0 3 BEENOS 18% 3,25 3,25 3,25 2,75 5 5 5 1 4 A&DホロンHLDG 12% 1,02 1,02 1,02 914 4 3 4 5 新日本電工 9% 390 389 390 357 6 カナミックネットワーク <3939. 7% 650 649 650 607 T> 7 高千穂交易 7% 2,24 2,24 2,24 2,10 9 8 9 8 8 住友精化 7% 3,79 3,79 3,80 3,56 8 5 0 5 9 日本化薬 6% 1,26 1,25 1,26 1,18 0 9 0 7 10 ビー・エム・エル 5% 3,55 3,55 3,55 3,37 5 5 5 0 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 UACJ -22% 1,75 1,75 1,75 2,23 2 1 2 6 2 オカムラ -21% 1,14 1,14 1,14 1,44 8 8 8 8 3 日医工 -18% 362 362 362 442 4 大氣社 -11% 3,15 3,15 3,15 3,55 0 0 0 0 5 日東紡績 -10% 2,08 2,07 2,08 2,31 0 9 0 0 6 グローリー -10% 2,07 2,07 2,07 2,30 8 8 8 6 7 グローブライド -9% 2,20 2,20 2,20 2,42 1 0 1 7 8 小森コーポレーション -8% 796 795 796 864 9 シミックHLDG -7% 1,67 1,67 1,67 1,79 1 1 1 0 10 保土谷化学工業 -6% 2,75 2,75 2,75 2,93 1 0 1 8 (
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