[東京 22日 ロイター] - <15:05> 新興株はマザーズが反落、新規上場のティムスの終値は初値下回る 新興株式市場は、マザーズ総合が0.42%安の779.95ポイントと反落した。 東証グロース市場指数は前営業日比0.4%安の991.52ポイントだった。前日の米 国市場でハイテク株安だったことが投資家心理の重しとなった。 新規上場のティムスの初値は公開価格を37.1%上回る919円だった。 初値を下回る769円で取引を終えた。 ビジョナルやマイクロ波化学が大幅安。ウェルスナビは軟 調だった。一方、市場替えが伝わったメドレーが大幅高。ジェイフロンティア<2 934.T>は年初来高値を更新した。 <13:54> 日経平均は伸び悩み、休場前に手控えムード FOMC議事要旨に 関心 日経平均は後場に入って前営業日比200円高付近で伸び悩んでいる。勤労感謝の日 で東京市場があす休場となるのを前に、手控えムードが意識されている。23日に公表さ れる米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨(11月1─2日開催分)への警戒感 もあるという。 インフレの先行きを巡っては、原油価格などが低下してきている上、遅行指標とされ る消費者物価指数(CPI)でも伸び鈍化が見られたことから、市場では「議事要旨に仮 にタカ派的な内容があっても、インフレが低下方向との市場の認識が大きく変わるとは想 定しにくく、相場影響は限られるのではないか」(国内証券のストラテジスト)との見方 が聞かれた。 <11:45> 前場の日経平均は続伸、円安など支援 全業種が上昇 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比205円71銭高の2万8150円5 0銭と、続伸した。ドル高/円安などが支援し、幅広く物色された。東証33業種の全て が値上がりした。 日経平均は高く始まった後も上げ幅を拡大し、前営業日比で一時258円56銭高の 2万8203円35銭に上昇した。東証プライム市場の値上がりは約8割。TOPIXグ ロース指数が1.0%高となった一方、同バリュー指数は1.3%高で、バリュー優位の 展開だった。 ドル高/円安を受け、自動車など輸出関連株が堅調だったほか、値上げへの思惑から 電力株が買われた。商社株もしっかり。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いるバ ークシャー・ハザウェイが保有比率を引き上げたと伝わったことを好感した前日の流れが 続いた。一方、半導体関連は軟調な銘柄が目立った。 市場では「このところ、米国の金融引き締めへの過度な警戒感が後退する中でグロー ス株がリバウンドしてきていたが、きょうは出遅れたバリュー株が買われた」(しんきん アセットマネジメント投信の藤原直樹運用本部長)との声が聞かれた。 TOPIXは1.19%高の1996.01ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆5238億2400万円だった。東証33業種では、全業種が 値上がりした。値上がり率上位は電気・ガス業や輸送用機器、卸売業などだった。 トヨタ自動車や三菱商事が大幅高。東京電力ホールディングス<950 1.T>も買われた。一方、ソフトバンクグループや東京エレクトロンが小 安い。エムスリーは軟調だった。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1496銘柄(81%)、値下がりは28 5銘柄(15%)、変わらずは55銘柄(3%)だった。 <10:31> 日経平均はしっかり、原油安や円安が支援 コロナ薬への思惑も 日経平均は、前日比で200円超高の2万8100円台後半でしっかりと推移してい る。東証プライム市場の値上がり銘柄は8割超と幅広く買われており、東証33業種が全 て値上がりしている。前日の米市場で株安だったこともあり、市場では「意外高」との声 が多く聞かれる。 電気・ガス業、輸送用機器が業種別の値上がり率上位に入り、それぞれ原油安、ドル 高/円安が支援しているという。 医薬品も上位。塩野義製薬が開発した新型コロナウイルスの飲み薬治療薬「 ゾコーバ」の緊急承認の可否を巡る厚生労働省での議論への思惑が背景にあるとみられ、 「他の医薬品株も連れ高になっているようだ」(野村証券の神谷和男投資情報部ストラテ ジスト)との見方が出ている。 日経平均へのプラス寄与の上位はテルモや第一三共など。 <09:08> 日経平均は続伸スタート、円安が支援 半導体関連は軟調 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比114円72銭高の2万8059 円51銭と、続伸してスタートした。ドル高/円安が相場を支援している一方、前日の米 株安は重しとみられ、買い一巡後はやや伸び悩んでいる。 主力株はトヨタ自動車が大幅高。ソニーグループは小高い。東京エ レクトロンが小安く、半導体関連は総じて弱い銘柄が目立つ。指数寄与度の高い ファーストリテイリングは小高い。ソフトバンクグループはしっかり。 <08:22> 寄り前の板状況、電気興業が買い優勢 PALTACは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 電気興業 6% 2,23 2,23 2,23 2,12 9 9 9 1 2 シンプレクス・HLDG <4373. 5% 2,47 2,47 2,47 2,35 T> 9 9 9 5 3 北國フィナンシャルHLDG <7 5% 4,42 4,42 4,43 4,22 381.T> 8 5 0 0 4 ゴールドウイン 5% 9,96 9,96 9,97 9,50 5 0 0 0 5 阪和興業 4% 3,79 3,79 3,80 3,65 8 5 0 0 6 理研ビタミン 4% 1,89 1,88 1,89 1,81 0 9 0 7 7 東邦HLDG 4% 2,15 2,14 2,15 2,06 0 9 0 8 8 矢作建設工業 4% 763 762 763 734 9 オプトラン 4% 2,72 2,72 2,72 2,62 4 4 4 4 10 アイネス 4% 1,49 1,49 1,49 1,44 6 6 6 2 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 PALTAC -9% 4,01 4,01 4,02 4,40 8 5 0 0 2 スターツコーポレーション <885 -8% 2,65 2,65 2,65 2,88 0.T> 0 0 0 1 3 アルファシステムズ -8% 4,05 4,05 4,05 4,38 5 5 5 5 4 プロトコーポレーション <4298. -7% 1,13 1,13 1,13 1,21 T> 0 0 0 7 5 四国化成工業 -5% 1,26 1,26 1,26 1,32 0 0 0 4 6 サンゲツ -5% 1,92 1,92 1,92 2,02 8 7 8 2 7 プロレド・パートナーズ <7034. -4% 508 507 508 528 T> 8 サムコ -4% 3,57 3,57 3,57 3,71 0 0 0 0 9 ベース -4% 3,66 3,66 3,66 3,80 3 0 5 0 10 ドリームインキュベータ <4310. -3% 2,69 2,69 2,69 2,78 T> 8 8 8 9 (
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