[東京 24日 ロイター] - <15:05> 新興株はマザーズが反発、7カ月ぶり高値 米ハイテク株高が支援 新興株式市場は、マザーズ総合は2.17%高の796.9ポイントと、反発し、7 カ月ぶり高値となった。東証グロース市場指数は前営業日比2.13%高の1012.6 5ポイントだった。 前日の米国市場で、11月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発 表を受けて米利上げへの過度な警戒感が和らいで米ハイテク株高となり、投資家心理を支 援した。 JTOWERやプレイドが大幅高。マイクロ波化学も買わ れた。一方、ジーエヌアイグループやM&A総合研究所が大幅安。22 日に上場したティムスはさえなかった。 <13:30> 日経平均は伸び悩み、米休場を意識し模様眺め 日経平均は後場に入り、利益確定売りに上値を抑えられ伸び悩んでいる。時間外取引 の米株先物や香港株が小じっかりで投資家心理を支援している一方、きょうは米国市場が 休場となることから「ここからは模様眺めになりやすい」(国内証券のストラテジスト) との声が出ている。 前引け時点に比べ、電気・ガス業や鉱業が上げ幅を拡大している一方、医薬品は上げ 幅を縮めている。東証33業種では、石油・石炭製品を除く32業種が上昇しており、値 上がり率上位には海運業、銀行業、卸売業が入っている。 <11:45> 前場の日経平均は3日続伸、約2カ月ぶり高値 米利上げ鈍化観測で 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比332円84銭高の2万8448円5 8銭と、3日続伸した。前日の米株高の流れを引き継いで、日本株はしっかりの展開だっ た。昨日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨から米利上げペース鈍化 の観測が高まり、投資家心理が改善した。 日経平均は一時、節目の2万8500円を回復し、9月13日以来の高水準となった 。 前日の米株市場は主要3指数がそろって上昇した。米長期金利の低下に伴いハイテク 株が買われ、きょうの日本株市場では半導体関連株が堅調に推移した。日経平均は250 円高でスタートした後も堅調に上値を伸ばし、一時、前営業日比約380円高の2万85 02円29銭まで上昇。半導体関連株がしっかりだった一方、値がさ株や主力株は小幅に 下落した。 足元ではドル/円相場が138円台後半で推移し、円高が進んでいる。これまで円安 のメリットが大きかった輸出関連株などは「今後上値を抑えられるリスクがある」(国内 証券・ストラテジスト)との指摘が出ていた。 FOMC議事要旨の内容について市場では、「マーケットはハト派的な印象を受け、 株高につながった」(ソニーフィナンシャルグループのシニアエコノミスト、渡辺浩志氏 )との声が聞かれた。 日経平均は堅調に推移したものの、2万8500円近辺では上値の重さも意識された 。渡辺氏は「足元の株高は金融相場的な印象が強い」とし、今後は世界景気の減速で企業 業績が悪化する可能性があることから、勢いを伴って株価が上昇する展開は見込みにくい との見方を示した。目先の日経平均は、しばらく2万8500円前後でもみ合うのではな いか、という。 TOPIXは1.37%高の2022.04ポイントで午前の取引を終了。1月12 日以来の高水準となった。東証プライム市場の売買代金は1兆8183億7800万円だ った。東証33業種では、石油・石炭製品以外の32業種が値上がり。海運業、銀行業、 卸売業などの上昇が目立った。 個別では商社株がしっかり。三井物産や伊藤忠商事などが年初来高 値を更新した。 サッカーワールドカップ(W杯)関連銘柄も物色が活発になった。サイバーエージェ ントは7%高、ミズノは5%高、ハブは8%高となった。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1583銘柄(86%)、値下がりが20 0銘柄(10%)、変わらずが53銘柄(2%)だった。 <10:26> 日経平均は上げ幅拡大、一時節目の2万8500円を回復 日経平均は上げ幅を拡大し、前営業日比約360円高の2万8400円台後半で推移 している。一時、上げ幅は380円を超え、2万8500円台を回復。9月13日以来の 高水準となった。幅広い業種で買いが優勢となっており、しっかりした地合いが続いてい る。 ただ、市場では「日経平均は2万8500円を超えてくることはあっても、そこから 2万9000円台に向けて上昇していく可能性は低いのではないか」(国内証券・ストラ テジスト)との声が聞かれる。足元でドル/円相場が円高方向に振れていることから、「 日本の輸出企業にとって円安の恩恵が少なくなり、手放しで喜べない状況」(同)という 。 為替の円高進行が輸出関連株の上値を抑える可能性があり、日経平均が堅調に上値を 伸ばすのは難しいのではないか、との指摘があった。 <09:05> 寄り付きの日経平均は3日続伸、米株高を好感 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比257円98銭高の2万8373 円72銭と、3日続伸してスタートした。前日の米国株高の流れを引き継いで日経平均は 堅調に推移し、寄り付き後も300円超高と上げ幅を拡大している。値がさ株がしっかり のほか、半導体関連株が堅調。 個別では、ファーストリテイリング、ソフトバンクグループが小幅 高。東京エレクトロン、アドバンテストはそれぞれ3%高となっている 。 東証33業種では海運業、電気機器、保険業の31業種が値上がり。鉱業、石油・石 炭製品は値下がりしている。 <08:20> 寄り前の板状況、タムロンは買い優勢 マイネットは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 タムロン 22% 3,92 3,92 3,92 3,22 0 0 0 0 2 オークネット 18% 2,26 2,26 2,26 1,91 1 0 1 5 3 塩野義製薬 18% 8,44 8,44 8,44 7,17 4 4 4 1 4 東亜道路工業 17% 7,00 7,00 7,00 6,00 0 0 0 0 5 ニーズウェル 14% 837 836 837 737 6 今仙電機製作所 11% 710 709 710 641 7 JK HLDG 8% 1,11 1,10 1,11 1,02 0 9 0 5 8 Ubicom HLDG <3937. 7% 2,18 2,18 2,18 2,02 T> 0 0 0 9 9 ハブ 7% 700 700 700 655 10 サイバーエージェント 6% 1,28 1,28 1,28 1,21 5 4 5 0 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 マイネット -10% 411 410 411 455 2 PALTAC -10% 4,01 4,01 4,02 4,45 8 5 0 0 3 明電舎 -7% 1,95 1,95 1,95 2,08 0 0 0 6 4 ジャムコ -6% 1,51 1,51 1,51 1,61 6 6 6 0 5 グリムス -5% 1,80 1,80 1,80 1,90 1 0 1 3 6 北海道瓦斯 -5% 1,62 1,62 1,62 1,70 1 0 1 5 7 大氣社 -5% 3,42 3,42 3,42 3,59 0 0 0 5 8 アイコム -4% 2,58 2,58 2,58 2,69 7 7 7 4 9 ニチハ -4% 2,82 2,82 2,82 2,93 5 5 5 8 10 大豊建設 -4% 4,24 4,24 4,24 4,40 3 0 5 0 (
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