[東京 28日 ロイター] - <10:40> 日経平均は安値もみ合い、軟調な中国株や米株先物が重し 日経平均は軟調な推移が続いている。市場では「目先の手掛かりに乏しく、日経平均 はマイナス圏での推移が続くのではないか」(国内証券のストラテジスト)との声が聞か れる。 上海株や香港株が下落しているほか、時間外取引の米株先物がマイナスで推移してお り、投資家心理の重しになっている。「中国の新型コロナ感染状況や規制の動向に注意が 必要」(別の国内証券のストラテジスト)という。米国の利上げペース減速への思惑も根 強く、相場の下支えとみられている。「基本は底堅く、深押しは想定していない」(同) という。 東京エレクトロンなどの半導体関連株や村田製作所などの電子部品 株でマイナスの銘柄が目立つ。前週末の米国市場で、11月のiPhone生産台数が少 なくとも30%減少する可能性があるとのニュースが嫌気されアップル株が売ら れ、ハイテク株比率の高いナスダック総合が下落。米フィラデルフィア半導体指数(SO X)も下落しており、日本のハイテク株の重しになった。 東証33業種のうち値下がりは32業種で、下落率上位には鉄鋼や鉱業、不動産業な どが並ぶ。値上がりは証券業のみとなっている。 <09:08> 日経平均は続落スタート、半導体関連安い 米ハイテク株安が重し 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比62円47銭安の2万8220円 56銭と、小幅に続落してスタートした。その後も下げ幅を拡大し、100円超安に下落 した。前週末の米国市場はまちまちとなる中、ハイテク株比率の高いナスダック総合が下 落しており、半導体関連株や電子部品株に軟調な銘柄が目立ち、指数の重しになっている 。 主力株はトヨタ自動車が小高い一方、ソニーグループは横ばい。東 京エレクトロンは軟調。指数寄与度の高いファーストリテイリングは軟 調、ソフトバンクグループは小安い。 <08:30> 寄り前の板状況、山梨中央銀行が買い優勢 マクロミルは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 山梨中央銀行 24% 1,32 1,32 1,32 1,06 3 2 3 7 2 富山第一銀行 20% 604 604 604 504 3 シンクロ・フード 19% 632 632 632 532 4 インテリジェント ウェイブ <4 16% 900 899 900 773 847.T> 5 ジャフコ グループ 14% 2,64 2,64 2,64 2,31 0 0 0 4 6 高砂熱学工業 13% 2,08 2,08 2,08 1,84 2 2 2 5 7 丸全昭和運輸 10% 3,59 3,59 3,59 3,27 0 0 0 5 8 日医工 7% 81 80 81 75 9 北國フィナンシャルHLDG <7 6% 4,76 4,76 4,77 4,48 381.T> 8 5 0 0 10 フィックスターズ 6% 1,20 1,19 1,20 1,13 0 9 0 1 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 マクロミル -27% 808 807 808 1,10 5 2 ハブ -17% 681 681 681 816 3 PALTAC -11% 4,02 4,02 4,02 4,53 3 0 5 0 4 野村総合研究所 -10% 3,00 2,99 3,00 3,32 0 9 0 0 5 ロードスターキャピタル <3482. -8% 1,63 1,63 1,63 1,77 T> 6 5 6 0 6 ニチハ -8% 2,73 2,73 2,73 2,95 4 4 4 6 7 セラク -6% 1,24 1,23 1,24 1,31 0 9 0 4 8 タカショー -5% 681 680 681 720 9 サイバーエージェント -5% 1,27 1,26 1,27 1,34 0 9 0 3 10 アクシアル リテイリング <825 -5% 3,35 3,35 3,35 3,54 5.T> 3 0 5 5 (
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