[東京 12日 ロイター] - <15:44> 日経平均・日足は「小陽線」、25日線は回復せず 日経平均・日足は、上下ともに短いヒゲを伴う「小陽線」。値動きは小幅にとどまり 、相場の気迷いを暗示している。終値は2万7842円33銭だった。 5日移動平均線(2万7778円01銭=12日)は維持したが、25日線(2万7 929円55銭=同)は回復しなかった。はらみ線となり、短期調整も警戒される。 今日の取引では10日線(2万7871円13銭=同)が上値抵抗線として意識され 、同水準付近で上値が重くなった。目先は、同水準を上抜けられるかが注目されそうだ。 <15:10> 新興株はマザーズが小反落、様子見ムードで小動き 新興株式市場は、マザーズ総合が前営業日比0.47%安の783.33ポイントと 小幅に反落した。東証グロース市場指数は同0.50%安の992.97ポイントだった 。米消費者物価指数(CPI)の公表や米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子 見ムードが広がり、小動きの展開が続いた。 個別では、Aiming、スパイダープラス、坪田ラボが 軟調に推移した。 半面、バンク・オブ・イノベーション、ANYCOLORが堅調。 Sun Asteriskは10%高と急反発した。同社は9日、東証グロース 市場からプライム市場へと上場市場区分を変更すると発表し、手掛かりになった。 <14:10> 後場の日経平均は下げ幅縮小、米イベントを前に戻り鈍い 後場の日経平均は、前引けの時点より下げ幅を縮小し前営業日比約50円安の2万7 800円台半ばで推移している。ただ、米国で重要イベントを控えていることから、前場 に続き投資家の様子見ムードは強く、戻りも鈍い。 SBI証券の浅井一郎シニアストラテジストは「後場も動きづらい展開が続くだろう 。材料がないことに加え、あす以降の米国の重要イベントを見極めたい投資家心理が働い ている」と話した。「為替が若干円安に振れていることはプラス材料」という。 個別では、レーザーテックが4%安と軟調に推移している。一方、川崎重工 業が約3%高としっかり。 <11:45> 前場の日経平均は反落、半導体安い 米イベント控え様子見も 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比79円89銭安の2万7821円12 銭と反落した。前週末の米国市場で金融引き締めの長期化懸念から株安となったことが嫌 気され、日本株も軟調な展開となった。半導体関連の下落が目立ち、指数を押し下げた。 前週末の米株市場で主要3指数がそろって下落した流れを引き継ぎ、日本株は寄り付 きで前営業日比159円安と売り先行でスタートした。一巡後は、やや下げ幅を縮小し、 下げ渋ったが、徐々に小動きとなった。 13日に11月米消費者物価指数(CPI)の発表、13―14日に米連邦公開市場 委員会(FOMC)を控えており、投資家の様子見姿勢は強い。市場では「CPIやFO MCを控え、終日鈍い動きが想定される」(みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジ スト)との見方が出ていた。 TOPIXは0.14%安の1958.91ポイントで午前の取引を終了した。東証 プライム市場の売買代金は1兆1739億6100万円だった。東証33業種では、値上 がりは海運業やその他 金融業、空運業など11業種で、値下がりは鉄鋼や非鉄金属、金 属製品など22業種だった。 個別では、鳥貴族が9%と大幅安。午前の東証プライム市場の値下がり率第 2位となった。値がさ株の東京エレクトロンやファーストリテイリング も安い。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが869銘柄(47%)、値下がりは841 銘柄(45%)、変わらずは126銘柄(6%)だった。 <10:40> 下げ幅縮小、半導体株安が重し 輸出関連の一角は底堅い 日経平均は徐々に下げ幅を縮小し、前営業日比で70円ほど安い2万7800円台前 半での小幅な動きとなっている。 市場関係者によると「金利の先高観が意識されており、ハイテク関連、高PER(株 価収益率)の下落が日経平均の重しとなっている」(国内証券のストラテジスト)という 。 値がさの東京エレクトロンやファーストリテイリングへの売りが相 場の押し下げにつながっており、ソフトバンクグループとアドバンテスト<6857. T>も軟調で、4銘柄で約50円、指数を押し下げている。 一方、先週末に比べて為替がやや円安寄りに推移しており、トヨタ自動車な ど輸出関連株の一角は底堅い値動きとなっている。 <09:05> 日経平均は反落スタート、米引き締め長期化への懸念が重し 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比159円91銭安の2万7741 円10銭と、反落してスタートした。前週末の米国市場で、物価指標や景気指標が市場予 想を上回ったことで金融引き締め長期化への懸念から株安となったことを嫌気し、売りが 先行した。その後は下げ渋っている。 主力株はトヨタ自動車が小高い一方、ソニーグループが小安い。半 導体関連は東京エレクトロンが軟調。指数寄与度の高いファーストリテイリング やソフトバンクグループは小安い。 <08:21> 寄り前の板状況、ワキタが買い優勢 トビラシステムズは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 ワキタ 26% 1,47 1,47 1,47 1,17 0 0 0 0 2 東プレ 26% 1,46 1,46 1,46 1,16 9 8 9 9 3 T&D HLDG 25% 2,02 2,02 2,02 1,62 3 3 3 3 4 高砂熱学工業 23% 2,14 2,14 2,14 1,74 0 0 0 0 5 タカラスタンダード 23% 1,60 1,59 1,60 1,30 0 9 0 1 6 野村不動産HLDG 22% 3,84 3,84 3,84 3,14 5 5 5 5 7 オカムラ 22% 1,65 1,65 1,65 1,35 6 6 6 6 8 アイホン 22% 2,24 2,24 2,24 1,84 3 3 3 3 9 日本精化 22% 2,82 2,82 2,82 2,32 4 4 4 4 10 戸田建設 21% 868 868 868 718 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 トビラシステムズ -26% 834 834 834 1,13 4 2 京成電鉄 -18% 3,17 3,17 3,17 3,87 0 0 0 0 3 PALTAC -15% 3,87 3,87 3,87 4,57 5 5 5 5 4 コムチュア -8% 2,39 2,39 2,39 2,61 6 5 6 1 5 日本ハウスHLDG -7% 404 403 404 436 6 ゴルフダイジェスト・オンライ -7% 1,50 1,50 1,50 1,61 ン 1 0 1 3 7 アルファシステムズ -6% 4,00 4,00 4,00 4,27 3 0 5 5 8 ジャパンエレベーターサービス -5% 0 0 0 0 H 9 ベネフィットジャパン -5% 1,22 1,22 1,22 1,29 5 4 5 0 10 HOYA -5% 13,2 13,2 13,2 13,8 20 20 20 95 (
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」