[東京 13日 ロイター] - <15:50> 日経平均・日足は「小陰線」、25日線回復 パラボリック陽転 日経平均・日足は「小陰線」となった。終値は2万7954円85銭。25日移動平 均線(2万7946円64銭=13日)を8営業日ぶりに終値で回復したほか、パラボリ ックは陽転した。一方、ローソク足は陰線となり、取引時間中に一時回復した2万800 0円を維持できず、売りの強さも示された。目先は、しっかり2万8000円に乗せられ るかが焦点になる。 <15:08> 新興株はマザーズが小反発、propetecは初値下回る 新興株式市場は、マザーズ総合は0.27%高の785.47ポイントと、小幅に反 発した。東証グロース市場指数は前営業日比0.3%高の995.93ポイントだった。 前日の米国市場でハイテク株比率の高いナスダック総合が上昇し、投資家心理が改善した 。 新規上場のproperty technoの初値は公開価格を34.9% 上回る3980円となった。その後、初値を下回る3670円で取引を終えた。 ビジョナルやそーせいグループが大幅高だった。アクシージア<493 6.T>は年初来高値を更新した。一方、Appier GroupやENECHA NGEが大幅安。ケアネットはさえなかった。 <13:34> 後場の日経平均はイベント控え上値重い、旅行関連には買いも 日経平均は前場終値と比較して小幅安、引き続き2万8000円割れの水準で推移し ている。 今晩の11月の米CPIを控え、上値は重い。市場では「米国の重要指標を控えてい ることや材料難なこともあり、投資家は様子見姿勢」(国内証券のアナリスト)との声が 出ていた。 こうした中で旅行関連が小高い。斉藤鉄夫国土交通相が閣議後会見で、国内旅行を促 す全国旅行支援を来年1月10日から再開すると表明したことが手掛かりになった。個別 では、エイチ・アイ・エスや共立メンテナンスが買われている。 <11:45> 前場の日経平均は反発、一時2万8000円回復 徐々に伸び悩み 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比103円76銭高の2万7946円0 9銭と、反発した。前日の米株高を好感して日経平均は朝方から堅調に推移し、寄り付き で心理的節目の2万8000円を回復。1日以来の高水準となった。ただ、買いが一服し た後は徐々に伸び悩み、利益確定売りが重しとなった。 12日の米株市場では主要3指数がそろって上昇。この流れを引き継ぎ、日本株は朝 方から200円超高でしっかりとスタートした。その後も上げ幅を拡大し、一時、前営業 日比約270円高の2万8116円56銭の高値を付けた。値がさ株が底堅く推移して相 場を押し上げたほか、配当利回りの高いバリュー株が物色された。 ただ、買いが一服した後は方向感のない動きが継続。今晩公表の米消費者物価指数( CPI)や、日本時間の15日未明に結果が公表される米連邦公開市場委員会(FOMC )をにらみ、様子見ムードも広がった。 米国の重要イベントを控えて、市場では「投資家が積極的に日本株を買っているわけ ではなさそうだ」(楽天証券のチーフ・ストラテジスト、窪田真之氏)との声が聞かれた 。窪田氏は、依然として米経済の先行き不透明感が意識されているとし、「日経平均は主 体性なく2万8000円前後で膠着している」と指摘。米経済動向を巡っては、15日に 公表される米小売売上高で消費動向を見極めたいと話した。 米CPIに関しては、仮に市場予想を上振れる内容が確認された場合、「金融引き締 め長期化懸念が強まり、米株安を通じて日本株も調整しやすい」(国内証券・ストラテジ スト)との声が聞かれた。きょうの日経平均は、終値で2万8000円を維持できるかが 注目されるという。 TOPIXは0.52%高の1967.48ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆2628億6500万円だった。東証33業種では、精密機器 、ゴム製品以外の31業種が値上がり。保険業、その他金融業、鉱業などが上昇率上位に 入った。 個別では、ラクスルが商いを伴って急上昇し、20%高となった。同社は1 2日、株式の流動性向上などを目的に2023年1月31日の株主を対象として、2月1 日付で1対2の株式分割を実施すると発表し、手掛かり材料となった。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1301銘柄(70%)、値下がりが43 8銘柄(23%)、変わらずが96銘柄(5%)だった。 <10:43> 日経平均は上げ幅縮小、買い一巡し利益確定売り広がる 日経平均は徐々に上げ幅を縮小し、足元は前営業日比80円ほど高い2万7900円 台前半で小動きとなっている。朝方しっかりだった値がさ株が、上げ幅を縮小している。 三菱UFJモルガンスタンレー証券の藤戸則弘チーフ投資ストラテジストによると、 米消費者物価指数(CPI)の発表を控え投資家の様子見姿勢は強く、「寄り付きで心理 的節目の2万8000円を超えたため、利益確定売りも出やすい」という。 個別では、指数寄与度の大きい東京エレクトロンがプラス圏から下落に転じ 、相場の押し下げ要因となっている。 一方、前日の取引時間中に比べて為替がやや円安方向で推移しており、トヨタ自動車 や三菱自動車工業など、輸出関連株の一角は底堅く推移している。 <09:06> 寄り付きの日経平均は反発、2万8000円回復 幅広く買い先行 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比225円04銭高の2万8067 円37銭と、反発してスタートした。前日の米株高を好感する形で幅広い業種で買いが先 行し、節目の2万8000円を回復した。 自動車株を中心とした輸出関連銘柄がしっかりのほか、半導体関連株も底堅く推移し ている。個別ではトヨタ自動車が1%高、スズキが1.9%高、東京エ レクトロンが0.6%高となっている。 東証33業種では、全業種が値上がり。石油・石炭製品、保険業、その他金融業の上 昇が目立っている。 <08:23> 寄り前の板状況、ラクスルは買い優勢 イーソルは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 ラクスル 23% 3,75 3,75 3,75 3,05 3 0 5 5 2 きんでん 21% 1,74 1,74 1,74 1,44 5 5 5 5 3 豊田自動織機 20% 9,12 9,12 9,12 7,62 0 0 0 0 4 若築建設 18% 3,25 3,25 3,25 2,75 5 5 5 5 5 東京一番フーズ 16% 570 570 570 490 6 明和地所 16% 729 729 729 629 7 日本酸素HD 14% 2,49 2,48 2,49 2,18 0 9 0 1 8 凸版印刷 13% 2,29 2,29 2,29 2,04 9 9 9 0 9 神鋼商事 12% 4,99 4,99 5,00 4,47 8 5 0 5 10 オカムラ 12% 1,52 1,52 1,52 1,36 6 6 6 8 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 イーソル -17% 733 733 733 883 2 フクシマガリレイ -16% 3,59 3,59 3,59 4,29 5 5 5 5 3 東京鐵鋼 -11% 1,25 1,25 1,25 1,39 1 0 1 8 4 T&D HLDG -6% 1,54 1,54 1,54 1,63 3 2 3 7 5 ゴルフダイジェスト・オンライ -5% 1,60 1,60 1,60 1,68 ン 1 0 1 0 6 アグロ カネショウ -5% 1,66 1,66 1,66 1,74 2 1 2 0 7 千葉興業銀行 -4% 382 381 382 398 8 北日本銀行 -4% 1,81 1,81 1,81 1,88 5 5 5 5 9 古河電気工業 -3% 2,54 2,54 2,54 2,63 9 8 9 4 10 gumi -3% 751 750 751 775 (
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