[東京 16日 ロイター] - <15:40> 新興株はマザーズが続落、新規上場のオープンワークはストップ高 新興株式市場は、マザーズ総合は1.48%安の774.83ポイントと、続落した 。東証グロース市場指数は前営業日比1.43%安の983.14ポイントだった。欧米 の株安が投資家心理の重しになった。一方、材料の出た銘柄の物色は活発だった。 グロース市場に新規上場した新規上場のオープンワークの初値は公開価格を 11.1%上回る3500円となった。その後、初値を上回る4200円のストップ高水 準となった。フーディソンの初値は公開価格と同額の2300円となり、初値を 下回る2200円で取引を終えた。Rebaseの初値は公開価格の2.3倍の 2120円となり、初値を下回る1671円で取引を終えた。 ANYCOLORやマイクロ波化学が大幅安。GA techno logiesは一時ストップ安水準に下落した。一方、そーせいグループ<4565. T>が年初来高値を更新。ビジョナルは大幅高となり、スカイマークは堅 調だった。 <13:50> 日経平均は下げ幅拡大、ファーストリテが後場一段安 日経平均は午後に入り、下げ幅を拡大している。一時537円安に下落した。市場で は「薄商いの中、値がさ株が売られ指数の重しになっている」(国内証券のストラテジス ト)との声が出ている。 ファーストリテイリングが午後一段安となっており、1銘柄で指数を120 円程度、押し下げている。セクター別では、銀行業や不動産がマイナスに転じたほか、非 鉄金属、鉄鋼などの後場一段安が目立つ。 <11:55> 前場の日経平均は大幅続落、米景気懸念が重し 半導体株安い 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比431円04銭安の2万7620円6 6銭と、大幅続落となった。前日の米国市場で金融引き締めの長期化懸念とそれに伴う景 気懸念から株安となったことが嫌気され、日本株も大幅安となった。特に、半導体関連の 下落が目立ち、指数を押し下げた。 前日の米国市場で主要3指数がそろって下落したことを嫌気し、日本株は寄り付きで 前日比345円安と売り先行でスタート。その後も下げ幅を拡大し、一時469円安の2 万7582円37銭に下落した。 前日の米国市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合株価やフィラデル フィア半導体株指数(SOX指数)が大幅下落。東京市場でも値がさの半導体関連 の一角が売られ、相場の重しとなった。 15日に発表された11月の米小売売上高が市場予想を下回ったことや、欧州中央銀 行(ECB)が4会合連続の利上げを決定したことを受け、欧米での景気後退(リセッシ ョン)懸念が強まり、東京市場でも幅広い銘柄が売られた。 市場では「昨日の東京市場はやや楽観していたが、米株の大幅下落を通じてその楽観 的な見方が後退した印象」(国内証券のストラテジスト)との見方が聞かれた。金利高が 続き景気減速が一段と強まるとの警戒感が、市場の重しになっているという。 TOPIXは0.74%安の1959.39ポイントで午前の取引を終了した。東証 プライム市場の売買代金は1兆3724億1100万円だった。東証33業種では、値上 がりは銀行業や海運業、保険業など4業種で、値下がりは電気機器や精密機器、機械など 29業種だった。 半導体関連では、レーザーテックが5%以上の下落、東京エレクトロン<803 5.T>やアドバンテストもそれぞれ3%超下げた。また、値がさのソフトバンクグ ループは約4%安、ファーストリテイリングも約3%超安となった。一 方、米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを長期化、米長期金利の先高観から銀行 関連は堅調に推移している。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが608銘柄(33%)、値下がりは112 2銘柄(61%)、変わらずは109銘柄(5%)だった。 <10:14> 日経平均は下げ幅拡大、米景気減速懸念が重し 日経平均は下げ幅を拡大し、前営業日比約410円安の2万7600円台半ばで推移 している。下げ幅は一時460円を超えた。米景気の減速懸念が重しとなり、ハイテク銘 柄や機械関連などを中心に売り圧力が強まっている。前日に公表された11月の米小売売 上高は市場予想を下回り、「景気が悪化しつつあるということが改めて示された」(国内 証券・アナリスト)との声が出ている。 日経平均は軟調な一方、米株の下落に比べると「底堅さもみられる」(別の国内証券 ・ストラテジスト)との指摘もある。ドル/円相場は前日の取引時間中に比べて2円ほど 円安方向に振れており、「輸出企業の業績改善期待から、円安が相場の下支えになってい るようだ」(同)という。 <09:10> 寄り付きの日経平均は続落、米株安を嫌気 値がさ株軟調 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比345円00銭安の2万7706 円70銭と、続落してスタートした。寄り付き後も下げ幅を広げ、400円超安となって いる。前日の米株安を嫌気する形で幅広い業種で売りが先行し、特に値がさのハイテク銘 柄が軟調に推移。個別では、東京エレクトロンが2.8%安、ソフトバンクグル ープが3.8%安、アドバンテストが2.8%安となっている。 東証33業種では、銀行業、海運業、保険業以外の30業種が値下がり。機械、電気 機器、精密機器などの下落が目立っている。 <08:20> 寄り前の板状況、鴻池運輸は買い優勢 ニッコンHDは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 鴻池運輸 25% 1,99 1,99 1,99 1,59 7 7 7 7 2 三浦工業 20% 3,84 3,84 3,84 3,19 3 0 5 5 3 矢作建設工業 19% 930 930 930 780 4 ネクシィーズグループ 15% 769 769 769 669 5 理研計器 14% 5,67 5,67 5,67 4,97 0 0 0 0 6 荒川化学工業 13% 1,16 1,16 1,16 1,02 5 5 5 8 7 東邦HLDG 11% 2,38 2,38 2,38 2,14 8 8 8 8 8 内田洋行 10% 4,89 4,89 4,90 4,47 8 5 0 0 9 サニーサイドアップグループ <2 9% 640 640 640 587 180.T> 10 ブラス 9% 1,20 1,20 1,20 1,10 8 7 8 8 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 ニッコンHLDG -21% 1,92 1,92 1,92 2,42 6 6 6 6 2 シップヘルスケアHLDG <336 -18% 2,21 2,21 2,21 2,71 0.T> 5 5 5 5 3 クレディセゾン -15% 1,51 1,51 1,51 1,78 5 5 5 2 4 ビーロット -12% 566 565 566 640 5 北越コーポレーション -9% 756 755 756 828 6 ネクソン -8% 2,77 2,77 2,77 3,03 3 2 3 0 7 日立建機 -8% 2,90 2,90 2,90 3,16 1 0 1 5 8 オーエスジー -8% 1,80 1,80 1,80 1,95 1 0 1 2 9 PALTAC -8% 4,12 4,12 4,12 4,45 0 0 0 5 10 ジョイフル本田 -7% 1,75 1,75 1,75 1,87 0 0 0 9 (
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」