[東京 22日 ロイター] - <10:44> 日経平均は上げ幅縮小、自律反発の勢い鈍く 値がさ株軟調 日経平均は上げ幅を縮小し、前営業日比約30円高の2万6400円台前半で推移し ている。朝方プラス圏で推移していた値がさ株の一角が小幅安に転じ、相場の重しとなっ ている。日銀の金融政策決定会合後の動揺は「少し落ち着いてきた」(国内証券・アナリ スト)一方、「昨日の米株高に比べると、買い戻しの勢いは乏しい」(同)という。 マーケット参加者の間では日銀のさらなる金融政策正常化が意識されており、積極的 に上値を試す地合いではないとの指摘が出ている。 日本政府観光局(JNTO)が21日発表した11月の訪日外国人旅行者数が、前月 から倍増に近い93万4500人(推計)となったことを受け、インバウンド関連銘柄が しっかりとなっている。エアトリが1.5%高、三越伊勢丹ホールディングス<3 099.T>が1.8%高、エイチ・ツー・オー リテイリングが1.8%高で推移。 市場では「訪日客の増加や足元の円高進行で海外旅行の需要が増えるとの見方で、百貨店 株や旅行関連株が買われているようだ」(別の国内証券・ストラテジスト)との声が聞か れた。 ただ、コロナ禍前にインバウンドの多くを占めていた中国人観光客の戻りは鈍く、「 先々の需要の不透明感から空運株は小幅高にとどまっている」(同)という。日本航空<9 201.T>は0.6%高、ANAホールディングスは0.1%高で推移している。 <09:06> 寄り付きの日経平均は反発、買い戻し先行 輸出株が堅調 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比164円71銭高の2万6552 円43銭と、反発してスタートした。前日まで5営業日連続で下落していた反動で、買い 戻しが先行している。幅広い業種で買いが優勢となっており、特に前日軟調だった輸出関 連株が上昇している。 個別ではトヨタ自動車が2%高、ホンダが2.5%高と堅調。東京 エレクトロン、アドバンテストなど半導体関連銘柄もしっかりとなって いる。 東証33業種では、輸送用機器、鉱業、電気機器など25業種が値上がり。一方、保 険業、パルプ・紙、銀行業など8業種は値下がりしている。 <08:22> 寄り前の板状況、日鉄鉱は買い優勢 スタンレー電は売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 日鉄鉱業 23% 3,70 3,70 3,70 3,00 5 5 5 5 2 タツタ電線 19% 494 494 494 414 3 理研計器 17% 4,87 4,87 4,87 4,17 0 0 0 0 4 日鉄物産 14% 5,66 5,66 5,66 4,96 0 0 0 0 5 武蔵精密工業 13% 1,78 1,78 1,78 1,57 5 5 5 9 6 シンプレクス・HLDG <4373. 10% 2,29 2,28 2,29 2,08 T> 0 9 0 1 7 フクシマガリレイ 8% 4,38 4,38 4,38 4,05 5 5 5 5 8 ネクステージ 8% 2,60 2,60 2,60 2,41 1 0 1 1 9 澁谷工業 8% 2,49 2,49 2,49 2,32 4 4 4 0 10 eBASE 7% 590 589 590 549 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 スタンレー電気 -20% 2,00 2,00 2,00 2,50 2 2 2 2 2 サインポスト -15% 557 557 557 657 3 ツカダ・グローバルHLDG <2 -7% 323 323 323 349 418.T> 4 デンヨー -6% 1,35 1,35 1,35 1,44 7 7 7 8 5 静岡ガス -6% 1,00 1,00 1,00 1,07 7 6 7 2 6 ジェイテックコーポレーション -5% 3,35 3,35 3,36 3,52 8 5 0 5 7 雪印メグミルク -4% 1,70 1,70 1,70 1,76 1 0 1 7 8 佐賀銀行 -4% 1,57 1,57 1,57 1,63 3 3 3 3 9 セック -4% 2,62 2,62 2,62 2,72 1 1 1 0 10 ファイズHLDG -4% 852 852 852 884 (
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