[東京 23日 ロイター] - <15:37> 日経平均・日足は「小陽線」、25日線からの乖離率マイナス5.2% 日経平均・日足は上下にヒゲを伴い「陽のコマ」の形に近い「小陽線」となった。終 値は2万6235円25銭。 5日移動平均線(2万6587円30銭=23日)や25日線(2万7685円08 銭=同)など主要な移動平均線が下を向いており、短期的には弱気相場が継続しそうだ。 一方で、25日線からの乖離率がマイナス5.24%となり、「売られ過ぎのサイン も出ている」(国内証券・ストラテジスト)。テクニカル指標の低水準が続いているため 、「調整一巡後は底入れに向けた動きも期待できそうだ」(同)という。 <15:20> 新興株はマザーズが7日続落、IPO銘柄に利益確定売り 新興株式市場は、マザーズ総合が前営業日比2.00%安の707.23ポイントと 7日続落した。東証グロース市場指数は同1.91%安の898.02ポイントだった。 前日の米株安が新興株市場でも嫌気されたほか、新規IPO銘柄で利益確定売りが優勢で 指数の重しとなった。 個別では、monoAI technology、サンクゼールが 商いを伴って大幅下落した。マイクロ波化学はストップ安で取引を終了した。 半面、サイフューズ、INFORICH、FIXERが買 われた。 きょうスタンダード市場に新規上場したアソインターナショナルは、公開価 格を15%上回る1001円で初値を付け、一時1007円まで上昇。790円で取引を 終えた。 <13:21> 後場の日経平均は下げ幅縮小、米指標にらみ様子見ムード 後場の日経平均は、前引けの時点より下げ幅を縮小し、前営業日比約250円安の2 万6200円台半ばで推移している。11月米個人消費支出(PCE)デフレーターの発 表を控え今晩に控えていることから、投資家の様子見姿勢が強く下値は限定的だ。 市場では、「後場も下げてはいるが、買い戻しの動きが出てきている。ただ、ホリデ ーシーズンを前に薄商いなことに加え、PCEの結果を見極めたい投資家が多いことから 値動きは限定的とみられる」(国内証券の投資調査部次長)との声が聞かれた。 個別では、エーザイがが4%超安、東京エレクトロンが3%超安で 、日経平均の指数を押し下げている。 <11:55> 前場の日経平均は反落、半導体株安が重し 電力株はしっかり 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比297円18銭安の2万6210円6 9銭と反落した。前日の米国株市場で主要3指数が反落した流れを受け、日本株も軟調と なった。値がさの半導体関連の下落が目立ち、指数を押し下げた。一方、電力株はしっか りだった。 日経平均は前営業日比300円安と売り先行でスタートし、一時400円超安まで下 げ幅を拡大させた。売りが一巡した後は下げ渋り、小幅な値動きとなった。 前日の米株市場でナスダック総合株価指数が一時3%超下げ、フィラデルフィア半導 体株指数(SOX)も4.2%安となったことが嫌気され、値がさの半導体関連やハイテ ク株が売られて指数を押し下げた。ドル/円はやや円安寄りだったが、先行きの円高への 警戒感がくすぶり自動車など輸出関連株も軟調な銘柄が目立った。 一方、銀行や保険が堅調だったほか、政府が22日に開催したGX(グリーントラン スフォーメーション)実行会議で、廃止原子炉の建て替えや運転期間の延長など原発活用 の方針をまとめたことが手掛かりとなった電力株もしっかりだった。 総務省がきょう発表した11月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く 総合指数が前年同月比3.7%上昇したが、市場予想と一致したため、株式市場への影響 はほとんどみられなかった。 11月米個人消費支出(PCE)デフレーターの発表を控え「午後は様子見姿勢が強 まるだろう」(岩井コスモ証券の林卓郎投資情報センター長)という。 TOPIXは0.67%安の1895.30ポイントで午前の取引を終了した。東証 プライム市場の売買代金は1兆3856億3000万円だった。東証33業種では、値上 がりは電気・ガス業や保険業、銀行業など5業種、値下がりは海運業や非鉄金属、不動産 業など28業種だった。 個別では東京エレクトロンが大幅安、トヨタ自動車は軟調。日本郵 船も大幅安だった。一方、第一生命HLDGは年初来高値を更新。東京 電力HLDGは大幅高、三菱UFJ FGは堅調だった。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが465銘柄(25%)、値下がりは128 8銘柄(70%)、変わらずは81銘柄(4%)だった。 <10:18> 下げ幅拡大、値がさの半導体株が重し 2万6000円維持が焦点に 日経平均は徐々に下げ幅を拡大し、前営業日比で340円ほど安い2万6160円台 後半で推移している。半導体株が幅広く売られ、相場全体を押し下げている。 前日の米国市場では、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が一時3%超下 げたほか、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は4.2%安で取引を終了するなど 、ハイテク株や半導体関連が軒並み下落した。日本株市場もその流れを引き継ぐ格好とな っている。市場では「1日を通して軟調な展開になりそうだ。2万6000円台を維持で きるかが焦点」(国内証券のストラテジスト)との声が出ている。 個別では東京エレクトロンは4%超安、アドバンテストは5%超安 に一時下落した。2銘柄で90円程度、日経平均を押し下げている。一方、前日軟調だっ た銀行や保険業はしっかりで推移している。 <09:08> 日経平均は反落スタート、米引き締め長期化を警戒 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比300円10銭安の2万6207 円77銭と、反落してスタートした。堅調な経済指標を受けて米連邦準備理事会(FRB )による利上げの長期化が警戒され米国市場で株安となったことを嫌気し、売りが先行し た。その後も徐々に下げを拡大している。 主力株はトヨタ自動車やソニーグループなど軟調な銘柄が目立つ。 東京エレクトロンなど半導体関連も総じて弱い。指数寄与度の高いファーストリ テイリング、ソフトバンクグループも軟調。 一方、三菱UFJフィナンシャル・グループなどの銀行や保険、電気・ガス はしっかり。 <08:20> 寄り前の板状況、イーグル工業が買い優勢 アステラス製薬は売り 優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 イーグル工業 29% 1,34 1,34 1,34 1,04 8 8 8 8 2 コネクシオ 25% 1,50 1,50 1,50 1,20 1 1 1 1 3 長瀬産業 25% 2,50 2,50 2,50 2,00 9 9 9 9 4 SCSK 25% 2,53 2,53 2,53 2,03 2 2 2 2 5 NOK 23% 1,45 1,44 1,45 1,17 0 9 0 7 6 CKD 21% 2,29 2,29 2,29 1,89 0 0 0 0 7 ニチアス 21% 2,81 2,81 2,81 2,33 3 3 3 1 8 gumi 21% 881 881 881 731 9 キッセイ薬品工業 20% 3,05 3,05 3,05 2,55 5 5 5 4 10 住友重機械工業 18% 3,27 3,27 3,27 2,76 0 0 0 7 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 アステラス製薬 -24% 1,55 1,55 1,55 2,05 2 2 2 2 2 フジシールインターナショナル -24% 1,27 1,27 1,27 1,67 5 5 5 5 3 デジタルハーツHLDG <3676. -23% 1,37 1,37 1,37 1,77 T> 5 5 5 5 4 ヨータイ -22% 1,04 1,04 1,04 1,34 5 5 5 5 5 メイテック -21% 1,88 1,88 1,88 2,38 0 0 0 0 6 T&D HLDG -21% 1,45 1,45 1,45 1,83 1 0 1 1 7 シップヘルスケアHLDG <336 -19% 2,14 2,14 2,14 2,64 0.T> 6 6 6 6 8 上組 -18% 2,23 2,23 2,23 2,73 1 1 1 1 9 セブン&アイHLDG -18% 4,62 4,62 4,62 5,62 9 9 9 9 10 ネクソン -17% 2,43 2,43 2,43 2,93 2 2 2 2 (
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