[東京 27日 ロイター] - <15:40> 新興株市場はマザーズが9日ぶり反発、ELEMENTSは初値上 回る 新興株式市場は、マザーズ総合が前営業日比2.16%高の720.03ポイントと 反発した。前日まで8営業日続落しており、買い戻しが入った。東証グロース市場指数は 同2.24%高の914.10ポイントだった。 きょうスタンダード市場に上場したELEMENTSの初値は公開価格を9 5%上回る312円となり、これを上回る392円で取引を終えた。同じくBTM<5247. T>の初値は公開価格を41.2%上回る2118円で、その後1850円で取引を終えた 。 ビジョナルやライフネット生命保険が大幅高。M&A総合研究所<9 552.T>も買われた。一方、フリーやAppier Groupがさえな い。キャンバスは軟調だった。 <13:18> 後場の日経平均は上げ幅縮小、ファストリが指数押し上げ 後場の日経平均は、前引けの時点より上げ幅を縮小し、前営業日比約60円高の2万 6400円台後半で推移している。値がさ株がしっかりで、指数を支えているが、上値は 重い。 今晩は米国で10月のS&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数や12月の ダラス連銀製造業活動、リッチモンド連銀製造業景気指数の発表を控えている。市場関係 者は「通常は日本株に大きな影響を与える統計ではないが、商いが薄い中での発表なので 、(明日以降)相場が上下する可能性もある」(国内証券のストラテジスト)と話した。 個別では、値がさのファーストリテイリングや資生堂が堅調で、2 銘柄で日経平均を約70円程押し上げている。 <11:45> 前場の日経平均は続伸、内需株が堅調 買い一巡後は小動き 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比137円60銭高の2万6543円4 7銭と続伸した。個別材料を手掛かりにした物色や米株先物の堅調な動きを背景に底堅く 、特に内需株が相場を支えた。ただ、新規材料が乏しく買い一巡後は伸び悩み、前引けに かけては小幅高の水準で小動きとなった。 日経平均は160円高でしっかりとスタートし、心理的節目の2万6500円を回復 した。その後も上げ幅を拡大し、一時、前営業日比約210円高の2万6620円49銭 の高値を付けた。買いが一服した後はもみ合いとなり、朝方強かった半導体関連株や輸出 株が下落に転じ、相場の重しとなった。 物色動向としては、空運株、小売株、陸運株などが堅調だった。中国国家衛生健康委 員会が、入国時の隔離義務を来年1月8日に解除すると26日に発表したことが好感され た。 いちよし証券の投資情報部・銘柄情報課課長、及川敬司氏によると「重要なイベント を通過して足元は材料が少なく、方向感は見出せない」という。先週までの下げの反動で 目先は反発が期待できるものの、「海外経済の減速懸念が重しとなり、積極的に上値を追 う動きにはなりにくい」状況で、年内の日経平均について2万6000円―2万7000 円で横ばい圏での推移を見込んでいる。 一方、年末を控えて商いが低調になっていることから、「値動きが荒くなる可能性も あり、注意が必要」(国内証券・ストラテジスト)との声も出ていた。 TOPIXは0.62%高の1914.40ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆0937億4100万円だった。東証33業種では、空運業、 小売業、陸運業など29業種が値上がり。半面、輸送用機器、電気・ガス業、機械など4 業種は値下がりした。 個別では、インバウンドの回復期待から日本航空が3.4%高、ANAホー ルディングスが2.6%高、西日本旅客鉄道が3.6%高と堅調。 前日に業績予想の上方修正を発表した高島屋が8%高となったほか、三越伊 勢丹ホールディングスが7.8%高、J.フロント リテイリングが6 .4%高となるなど、百貨店株がしっかりだった。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1403銘柄(76%)、値下がりが36 3銘柄(19%)、変わらずが71銘柄(3%)だった。 <10:26> 日経平均は上げ幅縮小、半導体株下落が重し 日経平均は上げ幅を縮小し、前営業日比約140円高の2万6500円台半ばで推移 している。朝方しっかりだった半導体関連銘柄が下落に転じ、相場の重しとなっている。 個別では、アドバンテストが1%安、東京エレクトロンが0.3%安。 物色動向としては小売業が堅調で、「年末にかけて小売りの決算が相次ぎ、決算を手 掛かりにした個別物色が活発になっている」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞か れた。 日本株は底堅く推移しているものの、「主要中銀が金融引き締めを継続する中、景気 減速への警戒感は根強い」(同)という。日経平均は、下値は堅いが上値も重い状況が続 くと予想されている。 <09:07> 寄り付きの日経平均は続伸、幅広い業種で買い先行 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比164円91銭高の2万6570 円78銭と、続伸してスタートした。寄り付きから心理的節目の2万6500円を回復し た。幅広く買いが先行しており、東証33業種では全業種が値上がり。寄り付き後も20 0円超高となるなど、しっかりした展開となっている。 値がさ株や主力株が堅調で、個別では、ファーストリテイリング、ソフトバ ンクグループ、リクルートホールディングスがそれぞれ1%高で推移し ている。 <08:22> 寄り前の板状況、トーカイは買い優勢 ダイヤHDは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 トーカイ 21% 2,29 2,29 2,29 1,89 8 8 8 8 2 ハイマックス 21% 1,72 1,72 1,72 1,42 0 0 0 2 3 ダイワボウHLDG 21% 2,32 2,32 2,32 1,92 1 1 1 1 4 ヨコオ 20% 2,55 2,55 2,55 2,11 0 0 0 9 5 高砂香料工業 19% 3,09 3,09 3,09 2,59 5 5 5 1 6 SBテクノロジー 17% 2,18 2,18 2,18 1,86 6 5 6 6 7 丸全昭和運輸 13% 3,42 3,42 3,42 3,02 5 5 5 0 8 ペプチドリーム 10% 1,79 1,79 1,79 1,63 9 8 9 7 9 グローリー 7% 2,28 2,28 2,28 2,13 5 5 5 9 10 イワキポンプ 7% 1,31 1,31 1,31 1,23 4 3 4 0 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 ダイヤモンドエレクトリックH -22% 1,05 1,05 1,05 1,35 D 2 2 2 2 2 シルバーライフ -20% 1,59 1,59 1,59 1,99 2 2 2 2 3 オプトラン -14% 2,00 1,99 2,00 2,32 0 9 0 1 4 山九 -11% 4,29 4,29 4,29 4,82 3 0 5 5 5 東洋証券 -10% 263 263 263 292 6 岩崎電気 -9% 2,09 2,09 2,09 2,30 3 2 3 7 7 船井総研HLDG -8% 2,45 2,44 2,45 2,67 0 9 0 4 8 オロ -7% 1,78 1,78 1,78 1,92 0 0 0 2 9 アバントグループ -6% 1,26 1,26 1,26 1,34 1 0 1 1 10 日立建機 -5% 2,83 2,83 2,83 2,99 1 0 1 3 (
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