[東京 4日 ロイター] - <15:10> 新興株はマザーズが反落、値動き軽い銘柄の物色も 新興株式市場は、マザーズ総合は2.46%安の712.42ポイントと、反落した 。東証グロース市場指数は前営業日比2.47%安の904.99ポイントだった。 前日の米国市場でハイテク株安となり、投資家心理が悪化した。一方、「値動きの軽 い銘柄で値幅取りねらいの物色もみられた」(国内証券のストラテジスト)との声が聞か れた。 ジーエヌアイグループやフリーが大幅安だったほか、ビジョナル<4 194.T>も売られた。一方、ライフネット生命保険やENECHANGE が大幅高。ELEMENTSはストップ高をつけた。 <13:30> 後場の日経平均は下げ渋り、中国株の底堅い動きが支え 後場の日経平均は前引け時点より下げ幅を小幅ながら縮小し、前営業日比約340円 安の2万5700円台後半で推移している。市場では、「上値は重いが、上海株が小幅な がら上昇していることが日本株の下支えとなっている」(国内証券のストラテジスト)と の声が聞かれた。 円高が重しとなり、引き続き自動車など輸出関連株が幅広く売られている。個別では 、三菱自動車工業が一時6.8%安と大幅安になっているのが目立つ。このほか 、後場に入って銀行株は上げ幅を縮小し、海運株は下げ幅を拡大している。 <11:40> 東証大発会、前場は一時400円超下落 米ハイテク株安や円高が重 し 2023年最初の取引を迎えた4日の東京株式市場で、日経平均は前営業日比369 円84銭安の2万5724円66銭と反落して前場を終えた。同じく今年最初の取引とな った前日の米国市場で主要3指数が下落した流れを受け、幅広い銘柄が売られた。日経平 均の下げ幅は一時、前営業日比で400円を超えるなど軟調な値動きが続いた。 前日の米国市場では特に米アップルなどのハイテク銘柄が売られ、東京市場 でも半導体関連や電子部品が軟調、日経平均は約260円安で寄り付いた。前日に一時1 ドル=129円台をつけた為替の円高/ドル安も、輸出関連株の売りを誘って重しとなっ た。一方、日銀が金融緩和政策を修正するのではないかとの思惑から、利ざや改善期待で 銀行株は堅調に推移した。 市場では「円先高観が意識されていて、銀行や保険以外は全面安。上値が重いので、 後場にかけては、もう一段下げる展開も想定される」(SBI証券の浅井一郎投資情報部 次長)との声が聞かれた。為替が再び130円を割るようであれば、きょうの日経平均は 2万5600円まで下げる可能性もあるという。 TOPIXは1.02%安の1872.43ポイントで午前の取引を終了した。東証 プライム市場の売買代金は1兆4706億5300万円だった。東証33業種では、銀行 や保険業、証券業以外の30業種は値下がりした。 個別では、指数寄与度の大きいファーストリテイリングが軟調に推移し、指 数を57円押し下げた。東京エレクトロンやアドバンテストなど、値が さの半導体株の下落も重しとなった。 堅調な銀行株は三菱UFJフィナンシャル・グループが4.4%高、千葉興 業銀行が4.4%高と、東証プライム市場の値上がり率ランキング上位に入った 。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが269銘柄(14%)、値下がりは152 3銘柄(82%)、変わらずは46銘柄(2%)だった。 <10:10> 軟調、一時400円超安 値がさの半導体株安が重し 日経平均は、前営業日比で380円ほど安い2万5700円台前半で推移している。 一時400円超安に下落した。値がさの半導体株が軟調なことに加え、年末と比べ為替が 円高に振れているため、輸出関連への売りが目立つ。 市場関係者は「米国の主要3指数が下げたことに加え、円高/ドル安が進行している ことが相場の重しとなっている」(国内証券のストラテジスト)と話した。指数寄与度の 高いファーストリテイリングの下落は、日経平均を45円程度、下押ししている 。 一方、日銀による金融政策の追加修正への思惑から銀行関連は堅調に推移。三菱UF Jフィナンシャル・グループは約2.8%高としっかりで、東京プライム市場の 値上がり率ランキングに入っている。 <09:10> 日経平均は反落スタート、米景気懸念や円高が重し 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比259円57銭安の2万5834 円93銭と、反落してスタートした。前日の米国市場で米国や中国の景気懸念から株安と なったことを嫌気する動きが先行した。 米ハイテク株安を受けてグロース(成長)株に軟調な銘柄が目立つ。昨年末に比べ為 替が円高に振れており、輸出関連株の重しになっている。セクター別の値上がりは銀行株 のみ。 主力株はトヨタ自動車が軟調、ソニーグループは小高い。半導体関 連は東京エレクトロンが軟調。指数寄与度の高いファーストリテイリング<9983. T>はさえない。ソフトバンクグループは軟調となっている。三菱UFJフィナン シャル・グループはしっかり。 <08:26> 寄り前の板状況、コムシスHLDGが買い優勢 横浜ゴムは売り優 勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 コムシスHLDG 22% 2,81 2,81 2,81 2,31 5 5 5 5 2 ニッコンHLDG 21% 2,85 2,85 2,85 2,35 2 2 2 2 3 オカムラ 21% 1,72 1,72 1,72 1,42 3 3 3 3 4 TKC 19% 4,30 4,30 4,30 3,60 5 5 5 5 5 プレス工業 19% 501 500 501 422 6 飯田グループHLDG 11% 2,22 2,22 2,22 2,00 1 0 1 1 7 セーレン 10% 2,68 2,68 2,68 2,43 0 0 0 1 8 ソラスト 9% 789 788 789 724 9 丸全昭和運輸 9% 3,30 3,30 3,30 3,03 5 5 5 5 10 荏原実業 9% 2,39 2,39 2,39 2,20 7 7 7 4 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 横浜ゴム -24% 1,56 1,56 1,56 2,05 5 5 5 8 2 ジャムコ -16% 1,15 1,15 1,15 1,37 2 1 2 1 3 スタンレー電気 -14% 2,16 2,16 2,16 2,52 7 7 7 9 4 栗田工業 -13% 4,76 4,76 4,77 5,46 8 5 0 0 5 プロトコーポレーション <4298. -11% 1,10 1,10 1,10 1,23 T> 4 3 4 9 6 フジテック -10% 2,70 2,70 2,70 2,99 3 2 3 7 7 ネクソン -10% 2,68 2,68 2,68 2,96 1 0 1 2 8 セイコーグループ -10% 2,81 2,81 2,81 3,10 0 0 0 5 9 G―7HLDG -9% 1,49 1,49 1,49 1,65 7 7 7 4 10 山九 -9% 4,39 4,39 4,39 4,83 0 0 0 0 (
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