[東京 6日 ロイター] - <13:42> 後場の日経平均は上げ幅拡大、2万6000円回復 円安が支え 後場の日経平均は、前引け時点より上げ幅をやや拡大している。一時、前営業日比で 200円超高となり、心理的節目の2万6000円を回復した。その後は、2万6000 円を挟んだ値動きとなっている。 為替が対ドルで円安に振れていることから、輸出関連銘柄が幅広く買われている。市 場では、「3連休前の買い戻しの動きだろう。2万6000円より下だと割安感もあり買 いやすい」(国内証券会社のマーケットストラテジスト)との声が聞かれた。 個別では、値がさの東京エレクトロンやソフトバンクグループ、第 一三共がしっかり。3銘柄で指数を約70円程度押し上げている。トヨタ自動車 やマツダなどの自動車関連も堅調となっている。 <11:45> 前場の日経平均は続伸、自律反発期待の買い 半導体切り返す 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比154円34銭高の2万5975円1 4銭と、続伸した。米国の金融引き締め長期化への懸念から安く始まったが、割安感から 値がさ株を中心に押し目買いが入り、プラスに転じた。値がさの半導体株は朝方に弱かっ たが、プラスに切り返した。 日経平均は安く寄り付き、一時100円安に下落したが、プラスに転じてからは15 0円超高に上昇した。半導体関連などの値がさ株が下げ幅を縮めたりプラスに転じ、指数 の回復を支援した。ドル/円が円安方向に振れ、自動車や機械など輸出関連株が堅調。前 日まで軟調だった海運株もしっかりだった。 株価収益率(PER)が割安感の意識される13倍台を割り込んで12倍付近に低下 していたほか、2万7000円付近を通る25日移動平均線からの下方乖離(かいり)率 が4%を超えて売られ過ぎが意識された。自律反発を期待した買いが入ったとみられ「持 続力は不透明」(国内証券のストラテジスト)との声も根強い。 米国市場では、前日に公表された雇用指標が強く、金融引き締め長期化への懸念から 株価は下落。きょうは米雇用統計の発表を控えており、上値追いに慎重な声もある。一方 、「日本株はもともと安いため、米株に比べ調整余地が大きくない。米景気減速なら日本 株にマイナスだが、雇用指標が強いことは日本株にとってさほど懸念することではない」 (しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用本部長)との見方が聞かれた。 TOPIXは0.34%高の1875.24ポイントで午前の取引を終了した。東証 プライム市場の売買代金は1兆2237億7500万円だった。東証33業種では、値上 がりは海運業や鉱業、非鉄金属など19業種で、値下がりは不動産業やその他製品、電気 ・ガス業など14業種だった。 東京エレクトロンやソニーグループがしっかり。ソフトバンクグル ープは堅調だった。一方、任天堂は軟調だった。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが963銘柄(52%)、値下がりは764 銘柄(41%)、変わらずは110銘柄(5%)だった。 <10:25> 日経平均はプラス転換、半導体株の下げ縮小や上昇が支援 日経平均は安く寄り付いた後に下げ渋り、一時プラスに転換した。その後も、徐々に 上げ幅を拡大している。朝方弱かった東京エレクトロンなど半導体関連株がプラ ス転換したり、マイナス幅を縮めており、指数の回復を支援している。 市場では「前日の米市場を考えると非常に底堅い」(国内証券のストラテジスト)と の声が聞かれる。2万7000円付近を通る25日移動平均線からの下方乖離(かいり) 率が4%を超えて売られ過ぎが意識されており「自律反発の範囲内だろう。どの程度、持 続力があるかがポイント」(別の国内証券のストラテジスト)との声が聞かれた。 <09:05> 日経平均は小幅反落スタート、米引き締め長期化を警戒 下げ渋り も 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比80円72銭安の2万5740円 08銭と、反落してスタートした。前日公表された米雇用指標が強く、金融引き締め長期 化への懸念から米株は下落し、東京市場でも売りが先行した。寄り付き後は、下げ渋る動 きとなっている。 東京エレクトロンなど半導体関連が総じて弱い。トヨタ自動車やソ ニーグループは小高い。指数寄与度の高いファーストリテイリング、ソ フトバンクグループも小高い。 <08:22> 寄り前の板状況、セントラル硝子が買い優勢 朝日工業社は売り優 勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 セントラル硝子 12% 3,05 3,05 3,05 2,73 0 0 0 3 2 グローリー 11% 2,41 2,41 2,41 2,16 4 4 4 6 3 トーエネック 11% 3,77 3,77 3,77 3,41 5 5 5 0 4 アイネット 9% 1,40 1,39 1,40 1,28 0 9 0 8 5 第一カッター興業 8% 1,09 1,09 1,09 1,01 5 4 5 0 6 カーリットHLDG 8% 788 787 788 728 7 イーレックス 8% 2,24 2,24 2,24 2,08 9 9 9 6 8 セーレン 7% 2,48 2,47 2,48 2,31 0 9 0 7 9 オエノンHLDG 7% 258 257 258 241 10 TDCソフト 6% 1,49 1,48 1,49 1,40 0 9 0 8 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 朝日工業社 -12% 1,76 1,76 1,76 2,00 0 0 0 7 2 東邦HLDG -11% 1,89 1,89 1,89 2,12 5 4 5 5 3 ニチレイ -10% 2,52 2,51 2,52 2,78 0 9 0 8 4 トモニHLDG -6% 344 343 344 367 5 T&D HLDG -6% 1,79 1,79 1,79 1,90 5 5 5 9 6 パーソルHLDG -6% 2,66 2,66 2,66 2,82 6 5 6 1 7 アグロ カネショウ -5% 1,41 1,41 1,41 1,49 6 5 6 6 8 秋田銀行 -5% 1,82 1,82 1,82 1,92 0 0 0 0 9 北越工業 -5% 1,23 1,23 1,23 1,29 4 4 4 6 10 I−PEX -5% 1,13 1,13 1,13 1,18 2 2 2 8 (
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