[東京 13日 ロイター] - <15:45> 新興株はマザーズが続落、利益確定売りが重し 5日線は維持 新興株式市場は、マザーズ総合は0.96%安の736.78ポイントと、続落した 。東証グロース市場指数は前営業日比0.95%安の932.86ポイントだった。週の 前半に上昇しており、米消費者物価指数(CPI)の発表を経て利益確定売りが優勢にな った。マザーズは5日移動平均線(736.08ポイント=13日)を終値で維持し「大 きく崩れているわけではない」(国内証券のアナリスト)との声も聞かれた。 個別では決算を手掛かりにティーケーピーが売られたほか、GA tech nologiesやビジョナルは軟調だった。一方、M&A総合研究所 が堅調。決算を発表したFIXERや自社株買いを発表したTORIC Oはストップ高。 <13:40> 後場の日経平均はやや下げ縮小、銀行株が堅調 不動産さえない 後場の日経平均は前引け時点に比べ下げ幅を小幅ながら縮小しているが、上値は重い 。時間外取引の米株先物が小安く推移しており、投資家心理の重しとなっている。 値がさのファーストリテイリングが指数を押し下げ、東京エレクトロン<803 5.T>が下値を支える「綱引き」(国内証券のストラテジスト)が続いている。足元でファ ーストリテイリングが180円ほど指数を押し下げ、東京エレクトロンとアドバンテスト が70円ほど指数を支援している。 日銀による金融政策の追加修正への思惑から銀行株が引き続き物色され、前引け時点 に比べて東証33業種の銀行業は上げ幅を拡大している。一方、不動産業は下げ幅を拡大 。このほかのセクターでは、鉄鋼が上げ幅を拡大している一方、空運業が上げ幅を縮小し ている。 円高は輸出関連株の重しになっており、マツダや三菱自動車工業な どの下げが目立つ。 <11:42> 前場の日経平均は6日ぶり反落、値がさ株や輸出株が下げ主導 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比306円41銭安の2万6143円4 1銭と6日ぶりに反落した。前日に決算を発表した値がさのファーストリテイリング<998 3.T>が7%超安と大幅下落したほか、米インフレの鈍化が示されたことで円高が進行し輸 出株が軟調で指数の重しとなった。 日経平均は約60円安と小反落して寄り付いた後は下げ幅を拡大し、一時350円超 安の2万6090円84銭まで下落した。 来週の日銀決定会合を前に、追加の金融政策修正への思惑から前日に続き銀行関連が 買われた。また、前日の米国市場でナスダック総合株価指数が5日連続で続伸したことか ら、半導体関連銘柄が上昇。一方、為替の円高進行を受けて自動車などの輸出関連銘柄は 売られた。 ニッセイ基礎研究所の井出真吾チーフ株式ストラテジストは「円高となっているので 輸出関連が広く売られたが、さすがに売られ過ぎであるため後場にかけては下げ幅を縮め るだろう」とみている。ただ「週末を前に、あまり積極的にポジションを取れない」(井 出氏)という。 TOPIXは0.16%安の1905.15ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆8460億4200万円だった。東証33業種では、銀行業や 鉄鋼など12業種が値上がりした。一方、精密機器や輸送用機器など21業種は値下がり した。 個別では、値がさの東京エレクトロンが3.7%高と堅調で、日経平均の下 値を支えた。銀行株は軒並み買われ、みずほフィナンシャルグループや三菱UF Jフィナンシャル・グループなどの大手行が連日で昨年来高値を更新した。一方 、トヨタ自動車は1.9%安と軟調だった。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが790銘柄(43%)、値下がりが963 銘柄(52%)、変わらずが84銘柄(4%)だった。 <10:42> 日経平均は下げ幅拡大、300円超安 ファーストリテの下落が重し 日経平均は下げ幅を拡大し、前営業日比300円超安の2万6100円台前半で推移 している。値がさのファーストリテイリングが8%安と大幅に下落し、1銘柄で 指数を200円程度押し下げている。市場では「前日発表の決算が失望させられる内容だ ったため売りが出ている」(国内証券・ストラテジスト)という。 一方、半導体関連銘柄は堅調で、東京エレクトロンやアドバンテスト<6857. T>が堅調に推移している。 <09:08> 寄り付きの日経平均は反落、円高が重し 自動車株が軟調 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比58円04銭安の2万6391円 78銭と反落してスタートした。米インフレの鈍化で為替が円高に振れていることが重し となり、自動車など輸出株を中心に売りが先行している。一方、半導体関連銘柄は堅調。 個別では、主力のトヨタ自動車が1%安、三菱自動車が3%安、日 産自動車が1%安。 値がさの東京エレクトロンは2%高となっている一方で、ファーストリテイ リングが4%安と軟調に推移している。 東証33業種では、鉄鋼、鉱業、小売業など16業種が値上がり。輸送用機器、精密 機器、非鉄金属など17業種は値下がりしている。 <08:20> 寄り前の板状況、トランザクションは買い優勢 PRTIMESは 売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 トランザクション 25% 1,49 1,49 1,49 1,19 7 7 7 7 2 マクニカHLDG 22% 3,91 3,90 3,91 3,21 0 5 0 0 3 進和 13% 2,23 2,23 2,23 1,97 0 0 1 6 4 トーセイ 11% 1,50 1,49 1,50 1,35 0 9 0 4 5 テノ.HLDG 10% 635 627 627 579 6 いちご 9% 308 307 308 281 7 大崎電気工業 9% 579 578 579 530 8 オオバ 7% 691 690 691 648 9 東亞合成 7% 1,18 1,18 1,18 1,11 7 6 7 3 10 アルプス物流 7% 1,19 1,19 1,19 1,12 5 5 5 2 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 PR TIMES -20% 1,97 1,97 1,97 2,47 1 1 1 1 2 ニッコンHLDG -19% 1,86 1,86 1,86 2,29 4 3 4 4 3 HOYA -14% 11,5 11,5 11,5 13,4 00 00 05 05 4 SHIFT -12% 21,8 21,8 21,8 24,8 45 80 80 40 5 インターアクション -12% 1,40 1,40 1,40 1,59 6 6 7 8 6 IKHLDG -11% 342 341 342 383 7 東邦HLDG -10% 1,85 1,85 1,85 2,05 1 0 1 8 8 PALTAC -10% 4,11 4,11 4,11 4,57 3 0 5 0 9 ネクソン -10% 2,72 2,72 2,72 3,02 3 2 3 5 10 第一三共 -10% 3,64 3,63 3,64 4,04 1 9 0 4 (
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